「チケットレストラン」を福利厚生として導入している企業は3,000社以上。導入企業での利用率98%・継続率99%・従業員満足度93%を誇る人気の食の福利厚生サービスです。「チケットレストラン」のような食事補助は福利厚生の中でも従業員の満足度が高く、導入を考えている担当者の方も多いのではないでしょうか?
そこで、導入した企業の声をもとに「チケットレストラン」を導入するメリット、デメリットをまとめました。
チケットレストランとは?その仕組みをチェック
「チケットレストラン」は、株式会社エデンレッドジャパンが提供している食事補助の福利厚生サービスです。一定の利用条件で企業が食事代の半額を負担し、従業員は実質半額でランチを楽しめます。
- 導入実績3,000社以上
- 利用率98%
- 継続率99%
- 従業員満足度93%
- 加盟店25万店舗以上
企業は従業員食堂などに比べてコストを抑えて食事補助を導入でき、条件を満たすと福利厚生費を損金算入して経費として計上することも可能です。導入企業数は、大企業からベンチャー企業・中小企業まで3,000社を超えています。
利用者にはiD(アイディー)付きの専用ICカードが支給され、支払いはタッチ決済で行います。加盟店は全国25万店舗以上。街のレストラン、カフェチェーン、コンビニエンスストアも対象です。リモートワークと相性がよい「 Uber Eats 」でも利用できます。「 Uber Eats 」経由では、モスバーガーやスターバックスなども利用対象です。その利便性の高さから、従業員満足度は93%と非常に人気があります。
関連記事:「チケットレストラン」の仕組みを分かりやすく解説!選ばれる理由も
チケットレストランを導入するメリット
「チケットレストラン」を導入した企業の声をもとに、その特徴を紹介します。
1.ランチの選択肢が増える
従業員食堂・仕出弁当・据え置き型の食事補助では、限られた選択肢の中からその日食べるものを選ぶことになります。「パターンが決まっていて飽きてしまう」という声をよく耳にします。
「チケットレストラン」であれば、街のレストランやカフェ、コンビニで利用可能です。その日の気分で食べたいものを自由に選択できるため、飽きずにランチを楽しめます。また、「炭水化物を控えたい」「野菜を多く摂りたい」といった一人ひとりのニーズに合わせて利用できるのもメリットです。
関連記事:「チケットレストラン」はコンビニでも使える!企業向け完全ガイド
2.場所・時間帯を問わず利用できる
企業によっては、本社と支社、工場・出向先とさまざまな勤務形態があり、本社と工場に従業員食堂はあるが支社や出向先にはないなど、拠点ごとにも昼食事情が違っています。また、宅配や仕出し弁当は時間指定が必要な場合が多く、タイミングを逃して利用できないことがあります。
「チケットレストラン」は、加盟店の営業時間内であれば24時間いつでも利用でき、加盟店のネットワークは全国に渡ります。拠点が複数ある企業や出張の多い企業でも、利用可能です。
関連記事:チケットレストランの加盟店は全国25万店舗以上!使えるお店を確認
3.どのような企業サイズでも導入できる
従業員数の規模によっては、従業員食堂の設置コストが高すぎて導入を躊躇することもあるかと思います。また、オフィス設置型の食事補助には最低利用人数などの条件が提示されることも多いです。
その点「チケットレストラン」は従業員1人からでも利用でき、気軽にはじめられます。また、月に1度ICカードにチャージする仕組みなので、総務や人事担当者の事務処理の負荷も少ないです。
そのため、ベンチャーや中小企業の福利厚生として導入しやすいメリットがあります。カフェでも利用ができるので、コーヒーブレイクで従業員同士の交流を深めることもできます。
4.使い方が簡単、アプリで残高管理ができる
カード1枚を持って外出先での支払いが可能な「チケットレストラン」は、使い方がシンプルです。近くにどのような加盟店があるかは、チケットレストランアプリや加盟店検索でチェックできます。
加盟店で「チケットレストラン」を利用する旨を申し出る必要はありません。会計時に「iD(アイディー)」での支払いを伝えて専用のICカードでタッチ決済すればよく、すぐに使いこなせるようになります。アプリでは、残高や使用した履歴もチェックでき便利です。
5.福利厚生費として経費計上ができる
エデンレッドジャパンの「チケットレストラン」は、以下2つの条件を満たすことで福利厚生費として経費計上が可能です。
(1)役員や使用人が食事の価額の半分以上を負担していること。
(2)次の金額が1か月当たり3,500円(消費税および地方消費税の額を除きます。)以下であること。
(食事の価額)-(役員や使用人が負担している金額)
福利厚生費(=経費)となることで、企業は会計処理で損金計上できるというメリットがあります。
関連記事:【税理士監修】チケットレストランの非課税メリット!非課税管理も簡単クリア
6.福利厚生で実質手取りがアップする
食事補助の費用が福利厚生費となることは、従業員にとってもメリットです。同額の食事補助を給与として上乗せされた場合、所得税の負担があります。一方、福利厚生費として支給された場合は非課税となり、所得税の負担が増えません。つまり、実質的な手取りが多くなります。
7.賃上げの代替になる
給与を直接上げる賃上げだけでなく、福利厚生を活用した手取り増加という選択肢となる点も魅力の一つです。
「チケットレストラン」は福利厚生費として経費計上でき、従業員にとっては一定の利用条件下において所得税の非課税枠活用ができるため、給与アップと同様の効果を従業員に提供できます。
エデンレッドジャパンでは、このような実質的な手取りアップや暮らしの負担を軽減するような福利厚生の導入による仕組みを「第3の賃上げ」と定義しました。賃上げと組み合わせて活用することで、より効果的に従業員の収入をサポートできる選択肢となることから、多くの企業から注目を集めています。
8.年収の壁がある従業員にも提供できる
いわゆる「年収の壁」により、手取り収入が減らないように年収に配慮して働く従業員にも利益還元できるのがメリットです。
「チケットレストラン」は給与ではない方法で還元する仕組みにより、従業員の所得税負担を増やしません。パートやアルバイトなどの雇用形態で、年収を計算して働いている従業員は給与が増えることを単純に喜ばないケースがありますが、「チケットレストラン」ならば喜ばれます。
関連記事:【税理士監修】年収の壁は今後どうなる?企業にできる対策も確認
9.人材採用力を高められる
福利厚生の存在は、人材採用でアピールポイントになります。近年、学生は福利厚生に注目する傾向が見られます。
2023年4月にマイナビが実施した「2024年卒大学生活動実態調査 (4月)」では、学生の63.4%が福利厚生に対して「勤務地・仕事内容・給料と同じくらい関心がある」と回答しました。
また、翌年のマイナビ「2025年卒大学生活動実態調査(4月)」では、大手企業の選考に参加した理由として、51.5%が福利厚生の手厚さを理由として挙げました。
魅力的な福利厚生は他社との差別化につながり、自社の採用力を高めます。
出典:マイナビ キャリアリサーチlab|2024年卒大学生活動実態調査(4月)
出典:マイナビ キャリアリサーチlab|2025年卒大学生活動実態調査 (4月)
関連記事:【2025年最新】チケットレストランとは?採用・定着・健康経営を支える「食の福利厚生」
チケットレストランを導入するデメリット
導入しやすいメリットがある一方で、いくつかのデメリットもあります。
1.社内設置型の食事サービスではない
宅配弁当やオフィス据え置き型の食事は、サービス提供側が自社まで食事を運んでくれるため、席を立ってすぐに食事ができます。「チケットレストラン」の場合、コンビニや飲食店への外出、または Uber Eats などのデリバリーサービスでの注文・受け取りが必要です。
「今すぐ手元で食べたい」というニーズに対しては社内設置型サービスの方が便利に感じられるかもしれません。ただし、外出することで気分転換にもなるというメリットもあります。
2.利用は加盟店のみ
お気に入りのお店があっても、そのお店が加盟店でなければ「チケットレストラン」を利用することはできません。ただし加盟店ネットワークの強化は進行中です。今後利用できるようになる可能性は大いにあります。
以下のように加盟店は続々と増えています。
| 加盟時期 | 加盟店舗 |
| 2023年3月 | コンビニエンスストア「デイリーヤマザキ」直営店394店舗 |
| 2023年3月 | 「 Uber Eats 」加盟店 18万店舗 |
| 2023年4月 | ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」210店舗を含む「ロイヤルグループ」全241店舗 |
| 2023年5月 | 「中国ラーメン 揚州商人」31店舗 |
| 2023年7月 | 「丸の内 タニタ食堂」 |
| 2023年11月 | 「松屋」を代表とする株式会社「松屋フーズ」全8ブランド1,220店舗 |
| 2024年6月 | サンマルクカフェ全国146店舗 |
| 2024年10月 | 「Soup Stock Tokyo」全国30店舗 |
| 2025年5月 | 「魚べい」を手がけるGenki Global Dining Concepts全国192店舗 |
チケットレストラン3つの導入事例
導入の決め手や導入効果を、実際の企業の声から紹介します。
事例1.利用率10%から82%以上へ大幅改善
従業員約75名の「SKソリューション株式会社」では、パッケージ型の福利厚生サービスを導入していましたが、利用率はわずか10%程度。働く場所や働き方にかかわらず全従業員が平等に利用でき、利用率の高いサービスを探していました。
コンビニなど普段利用するお店でも使いやすく、利用率98%という実績を持つ「チケットレストラン」は同社のニーズに合致。導入後の利用率は82%以上へと大きく向上しました。ランチ代の負担が減ったことで、健康を意識したドリンクやサラダを購入する従業員も増え、健康経営にも寄与しています。
参考:https://www.sk-solution.co.jp/
導入事例ページ
事例2.小規模クリニックで食事補助を実現
2023年7月より「チケットレストラン」を導入した「医療法人社団順栄会 浜田戸部整形外科」は、従業員約30名の地域密着型の医療機関です。
規模の大きな病院には職員食堂があるのが一般的ですが、小規模クリニックではスペースの確保が難しく、同クリニックでも食事補助の提供が課題でした。
「チケットレストラン」は院内にスペースを必要とせず、全国25万店舗以上の加盟店を食堂代わりに利用できます。導入後は「物価高騰の中でも少し贅沢なランチを楽しめる」と職員から好評で、継続率は100%を記録しています。
事例3.扶養控除内のパート従業員へ利益を還元
従業員を第一に考え、パート従業員の給料アップの方法を模索していた「株式会社サニクロ」。扶養控除内で勤務するパート従業員にとって、給料アップは必ずしも利益にならないという課題がありました。
「チケットレストラン」は給料ではない形で還元できる仕組みです。税負担を増やさずに従業員へ実質的な金銭サポートができる点が導入の決め手となりました。
チケットレストランに関するよくある質問
チケットレストランにまつわる質問を紹介します。
Q1. 毎月使い切れなかった金額はどうなりますか?
A.チャージされた金額は翌月以降に繰り越されます。使い切る必要はありませんので、自分のペースで利用できます。残高は「チケットレストラン」のアプリでいつでも確認できるため、計画的な利用が可能です。
Q2. 加盟店以外のお店で使うとどうなりますか?
A.「チケットレストラン」は加盟店でのみ利用できるサービスです。加盟店以外で使用しようとしても決済できません。利用前にアプリや専用サイトで加盟店かどうかを確認しましょう。
Q3. タバコやお酒の購入にも使えますか?
A.「チケットレストラン」は勤務中の食事補助を目的とした福利厚生サービスのため、食事や飲料の購入に利用できます。タバコや酒類など食事に該当しない商品の購入には利用できません。
Q4. 1日に利用できる上限はありますか?
A.「チケットレストラン」の1日あたりの利用上限は2,500円です。これは勤務中の食事代として社会通念上妥当と認められる金額として設定されています。日々のランチや軽食、飲み物であれば、上限を気にせず利用できます。
企業の魅力アップを支えるチケットレストラン
「チケットレストラン」は従業員1人から導入できる食事補助の福利厚生サービスです。街中が社員食堂となるため、ランチの選択肢が広がり、健康管理もしやすくなります。
福利厚生を活用した「第3の賃上げ」としても注目を集めており、すでに導入している企業における利用率は98%、従業員満足度は93%。この数字が、その実用性を物語っています。
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エデンレッドジャパンブログ編集部
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