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2025年4月値上げ一覧をチェック!年明けから春先までの値上げ動向も

2025年4月値上げ一覧をチェック!年明けから春先までの値上げ動向も

2025.01.04

2025年4月値上げ一覧を見ると、酒類を中心に多くの品目で値上げされる予定です。具体的にどのような品目が値上げの対象となっているのかをチェックしましょう。併せて2025年4月までに行われる値上げ一覧も紹介します。

2025年4月値上げ一覧

2025年4月には酒類や飲料を中心に多くの品目の値上げが発表されています。食品以外にも家電や建築資材など、暮らしに関わるものが値上げされる予定です。値上げが発表されている品目について、具体的に見ていきましょう。

企業名

値上げ品目

値上げ率

サントリー

ビール類:サントリー生ビール・金麦 など
RTD:-196・こだわり酒場のレモンサワー など
国産ワイン:デリカメゾン・SUNTORY FROM FARM〈品種シリーズ〉 など
ノンアルコール飲料:オールフリー・のんある酒場 レモンサワー ノンアルコール など

4~11%

アサヒ

ビール類:スーパードライ・スタイルフリー・クリアアサヒ など
RTD:贅沢搾り・GINON など
輸入洋酒:ブッシュミルズ・ボルス など
輸入ワイン:アルパカ
その他樽詰酒類:樽ハイ倶楽部・樽詰めハイボール
ノンアルコール飲料:ドライゼロ・スタイルバランス など

5~8%

キリン

ビール類:キリン一番搾り生ビール・淡麗グリーンラベル・本麒麟 など
RTD:キリン 氷結®・本搾り ™ など
その他樽詰商品:樽詰サワー など
ノンアルコール飲料:キリン グリーンズフリー など

5~12%

サッポロ

ビール類:サッポロ生ビール黒ラベル・ヱビスビール・サッポロ GOLD STAR など
酒類テイスト飲料:サッポロ プレミアムアルコールフリー など
RTD:サッポロ 濃いめのレモンサワー・サッポロ 男梅サワー など
その他樽詰酒類:サッポロ 氷彩サワー・樽詰スパークリングワイン ポールスター・デュワーズ樽詰ハイボール
輸入ワイン:[イエローテイル]・テタンジェ など
焼酎:甲乙混和芋焼酎 こくいも

1~17%

パナソニック

換気送風機気:住宅用換気送風機気・部材・空室家電・非住宅用換気送風機気
パッケージエアコン:オフィス・店舗用エアコン、設備用エアコン、別売部材

5~55%

リクシル

住宅サッシ・ドア
エクステリア
ビル・フロント・マンションドア

5~15%

参考:
サントリー|ビール類・RTD・国産ワイン等の価格改定について
アサヒ|ビール類・RTD・輸入洋酒・輸入ワイン・その他樽詰酒類・ノンアルコール飲料などの価格改定について
キリン|ビール類・RTD・その他樽詰商品・ノンアルコール飲料 一部商品の価格改定について
サッポロ|ビール類・酒類テイスト飲料・RTD その他樽詰酒類・輸入ワイン・焼酎などの 一部商品の価格改定について
パナソニック|換気送風機器とパッケージエアコンの価格改定のお知らせ
リクシル|<LIXIL>2025年4月価格改定情報のご案内

関連記事:【2024年】10月に値上げする商品一覧|値上げの原因や企業ができる対策を紹介

4月までにもある!値上げ一覧

2025年の値上げは1~3月にも行われます。ここでは4月までに値上げが予定されている品目を一覧で見ていきましょう。

企業名

値上げ品目

値上げ率

山崎製パン

食パン:ロイヤルブレッド・超芳醇・ダブルソフト など
菓子パン:薄皮つぶあんぱん(4個入)・ミニスナックゴールド・カレーパン・チョコチップスナック(5本入)など
和菓子:串だんご・豆大福 など
洋菓子:ショコラトルテケーキ(2個入)・イチゴスペシャル など

平均5.6%

フジパン

食パン・食卓・菓子パン・惣菜パン・和洋菓子 など

平均4.7%

敷島製パン(パスコ)

パン・菓子商品

1~5%

明治

明治チューブでバター1/3 シリーズ

4~5%

江崎グリコ

菓子類:ポッキー各種・カプリコ各種 ・GABA各種 など87品
加工食品類:カレー職人常備用各種、バランス食堂各種 12品
チルド食品・飲料:カフェオーレ各種・プッチンプリン各種など 19品
アイスクリーム類:SUNAO各種・パピコ各種・ジャイアントコーン各種 など77品
ベビー用食品類:アイクレオ各種・1歳からの幼児食 28品
スポーツサプリメント類:パワープロダクション各種 24品

2~32%

森永製菓

菓子 30品
食品 11品
健康 24品

5~45%

ニッスイ

家庭用冷凍食品:米飯類・食卓惣菜類・弁当惣菜類・冷凍野菜など33品
業務用冷凍食品:米飯類・水産揚げ物類・中華類・冷凍野菜など125品
家庭用常温食品:缶詰・びん詰・レトルト食品など47品

3~30%

マルハニチロ

家庭用食品:缶詰・カップゼリー・冷凍食品ほか138品

1~15%

味の素AGF

スティック:「ブレンディ®」スティック・「ちょっと贅沢な珈琲店®」スティックコーヒーなど45品
インスタントコーヒー:ブレンディ®・マキシム®など35品
スティックブラック:「ブレンディ®」スティックブラック・「マキシム®」スティックなど30品
レギュラー・コーヒー:森彦の時間®・煎など30品
パーソナルタイプドリップコーヒー:ちょっと贅沢な珈琲店®・ブレンディ®など25品
ポーションタイプ濃縮コーヒー/ティー:ブレンディ®など9品種

15~30%

日清製粉ウェルナ

小麦粉製品
ミックス・その他製品
乾麵製品
パスタソース製品
冷凍食品

1~9%

参考:
山崎製パン|製品価格一部改定のお知らせ
フジパン|価格改定のお知らせ
敷島製パン(パスコ)|商品価格改定のお知らせ
明治|価格改定のお知らせ
グリコ|一部商品の価格改定のお知らせ~2025年2月1日の出荷分以降、順次実施~
森永|森永製菓商品 価格改定のお知らせ
ニッスイ|ニッスイ家庭用冷凍食品・業務用冷凍食品・家庭用常温食品の出荷価格改定
マルハニチロ|家庭用食品 価格改定のお知らせ
味の素AGF|家庭用一部商品価格・容量改定のお知らせ
日清製粉ウェルナ|家庭用製品の価格改定について

2025年の値上げ動向

2025年の値上げ一覧を見ると、家計に関わる多くの商品の値上げが予定されていると分かります。この情報を踏まえて、帝国データバンクの「「食品主要 195 社」価格改定動向調査―2024年12月/2025年」を元に、2025年の値上げ動向を見ていきましょう。

参考:帝国データバンク|「食品主要 195 社」価格改定動向調査―2024年12月/2025年

関連記事:日本の物価高騰いつまで?なぜ?原因と2024年以降の経済展望

2025年の始まりは値上げラッシュ

帝国データバンクの「「食品主要 195 社」価格改定動向調査―2024年12月/2025年」によると、2024年11月29日時点で分かっている食品主要195社の値上げ商品は3,933品目です。

昨年同時期に発表された値上げ商品は1,596品目であったことから、2025年は値上げラッシュになることが予想されています。

値上げ後に安価なプライベートブランドの需要が高まることや、購入数が減ることなどから、2024年の値上げは2022・2023年と比べると控えられてきました。

企業努力により値上げを抑えきれなくなりつつあることから、2025年の値上げラッシュにつながっていると考えられます。

値上げの理由は原材料高・物流費の上昇が多い

2025年の値上げの理由を見ていきましょう。

値上げの理由

回答の割合

原材料高

94.6%

物流費

89.9%

包装・資材

63.4%

人件費

47.9%

エネルギー

35.0%

円安

20.7%

値上げの理由は2023・2024年に続き「原材料高」が最も多くなっています。これまでより割合が上昇したのは「物流費」です。

2024年4月から時間外労働の上限規制が物流業界にも適用されたことで、労働時間に明確な上限が設けられました。物流企業が労働力不足を長時間労働で補うこれまでのやり方を転換し、従業員や事業を守るために行った運送料の値上げが、さまざまな商品の値上げに影響しています。

また「人件費」も2024年の26.5%から47.9%へ大きく割合が上がっています。春闘により賃上げの動きが広がったことや、2年連続の大幅な最低賃金引き上げが、値上げにつながっていると考えられるでしょう。

関連記事:物流の2024年問題をわかりやすく解説!深刻な3課題と対応策

値上げが多いのは酒類・パン・加工食品

2025年に値上げされる3,933品目の内訳も見ていきましょう。

食品分野

値上げ品目数

値上げ率

酒類・飲料

1,251

22%

パン

1,227

5%

加工食品

1,040

16%

調味料

207

17%

菓子

197

19%

乳製品

11

9%

原材料

0

特に多いのは「酒類・飲料」「パン」「加工食品」です。特に「酒類・飲料」は値上げ率も22%と高く、値上げによる影響が大きいことが予想されます。「パン」は2022・2023年と同水準の値上げが行われる見込みです。

また「加工食品」の値上げは、2024年8月ごろからの米の値上げを反映した商品もあります。

関連記事:米の値上げはいつからいつまで?米不足の理由、米価格高騰の実態、企業の対策も

2025年の値上げラッシュに「チケットレストラン」で対策を

エデンレッドジャパンの実施した「ビジネスパーソンのランチ実態調査2024」によると、約80%のビジネスパーソンが「家計が苦しい」と回答しています。食費の節約を意識している人が多く、3人に1人が2023年よりランチ代を減らし、4人に1人はランチを欠食することもあるそうです。

2025年の値上げにより、この状況がさらに深刻さを増すことも考えられるでしょう。従業員がバランスのよい食事をとり、仕事に集中できる環境を整えるには、エデンレッドジャパンの提供している食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」が役立ちます。

実質的な手取りアップにもつながる福利厚生サービスを、値上げ対策として導入してみてはいかがでしょうか。

関連記事:歴史的賃上げでも…8割以上が「お小遣いが増えていない」!「ビジネスパーソンのランチ実態調査2024」

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