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ウェルビーイング調査|推進成功の鍵は経営戦略、最大の課題は効果の可視化

ウェルビーイング調査|推進成功の鍵は経営戦略、最大の課題は効果の可視化

2026.01.28

ウェルビーイング推進は企業規模や取り組み姿勢によって大きな差が生まれています。HR総研が実施した調査から、重視企業、実施企業ともに増加する傾向がわかりました。経営戦略として位置づけている企業とそうでない企業では、浸透度に約7倍の開きがあります。ウェルビーイング推進が進んでいる企業の特徴を知り、成功のポイントをつかみましょう。

ウェルビーイング推進の実態

HR総研(ProFuture株式会社)が2025年10月に実施した調査によると、ウェルビーイングを「重視している」「やや重視している」と回答した企業は48%に上り、2024年調査の42%から6ポイント増加しました。この結果は、企業におけるウェルビーイングの重要性の認識が年々高まっていることを示しています。

一方で、意識と実行にはギャップが存在します。実際に「実施している」企業は33%に留まり、「実施に向けて準備中・検討中」が33%、「実施する予定はない」が34%という内訳です。

ただし、前年(28%)と比較して「実施している」企業の割合は33%へと5ポイント増加しており、ウェルビーイングへの取り組みが準備段階から実践フェーズへと移行する傾向が見て取れます。

関連記事:【2025年最新】ウェルビーイング経営とは?定義から実践方法まで徹底解説

企業規模で大きく異なる実施状況

ウェルビーイング調査の実施状況は、企業規模によって大きな差が見られます。

主なポイント:

  • 大企業(1,001名以上):67%が実施しており、さらに25%が準備・検討中です。実施率は前年より16ポイント増加しており、推進が最も加速しています。
  • 中堅企業(301〜1,000名):27%が実施済み、35%が準備・検討中です。前年からは7ポイント増加しています。
  • 中小企業(300名以下):18%の実施に留まっていますが、36%が準備・検討中です。前年からの増加は1ポイントと緩やかです。

全体として、企業規模が大きくなるほどウェルビーイング調査の実施率が高く、特に大企業での取り組みが急速に進んでいることがわかります。

企業規模による格差はあるものの、中堅・中小企業でも実施率は前年より上がっており、大企業から始まったウェルビーイングの波が広がりつつあります。

ウェルビーイング 調査1出典:ProFuture株式会社/HR総研|ウェルビーイングとAI時代の働き方に関するアンケート 結果報告【ウェルビーイング編】

企業がウェルビーイングを推進する理由

ウェルビーイング推進の主な目的の上位項目は、「社員のエンゲージメント向上」(63%)、「社員のモチベーション向上」(62%)、「社員の幸福感の向上」(58%)、「企業価値の向上」(58%)であり、従業員の満足度と企業の成長を両立させることを目指しています。実際に、「会社全体の生産性向上」(49%)や「優秀な人材の確保」(45%)といった、経営に直結する成果を重視する企業も増加傾向にあります。

ウェルビーイング 調査2出典:ProFuture株式会社/HR総研|ウェルビーイングとAI時代の働き方に関するアンケート 結果報告【ウェルビーイング編】

実施施策は「健康経営」と「働きやすい職場環境づくり」が主流

企業が具体的にどのような施策を実施しているかを見ると、最も多いのは「健康経営の推進」で52%です。

次いで、「長時間労働の是正」(50%)、「多様な働き方の推進」(50%)、「社内コミュニケーションの活性化」(48%)と続き、これらは「働きやすい環境づくり」や「円滑な組織運営」を目指した取り組みが中心となっています。

その他、「福利厚生の充実」(37%)や「パーパス経営の推進」(37%)も一定数実施されています。

ウェルビーイング 調査3

出典:ProFuture株式会社/HR総研|ウェルビーイングとAI時代の働き方に関するアンケート 結果報告【ウェルビーイング編】

関連記事:【健康経営とウェルビーイングの違い】重要性や指標を解説!施策例と成功企業事例も

経営戦略への位置づけが浸透度を左右

ここからは、施策の成功に向けてどうすべきかを探ります。

ウェルビーイング施策を組織全体に浸透させるためには、単なる福利厚生としてではなく、経営戦略の中核として位置づけることが決定的に重要です。

調査結果から、以下の3点が明らかになりました。

企業規模による戦略的位置づけの格差

従業員1,001名以上の大企業では65%がウェルビーイングを経営戦略に位置づけているのに対し、中堅企業(301〜1,000名)では34%、中小企業(300名以下)では26%にとどまります。この差は約2倍です。

ウェルビーイング浸透度も企業規模に比例

大企業では58%が社内に浸透していると回答していますが、中堅企業(301〜1,000名)では25%、中小企業では28%にとどまり、大企業との間に大きな開きがあります。

経営戦略・経営方針への位置づけが浸透度に影響

ウェルビーイングを経営戦略に「位置づけている」企業では、75%という高い割合で社内浸透が確認されました。一方、「位置づけていない」企業では、浸透度はわずか11%に過ぎず、両者には約7倍の開きがあります。

この結果は、経営層がウェルビーイングを最優先事項として明確にコミットし、トップダウンでメッセージを発信することが、施策の成否と組織全体への浸透に不可欠であることを強く示しています。

ウェルビーイング浸透度で異なる目的と施策

調査では、ウェルビーイングの浸透状況別に、目的や施策の違いも明らかになりました。

浸透企業の目的は「幸福感」を重視

ウェルビーイング施策が浸透している企業は、「社員の幸福感の向上」を目的としている割合が69%と最も高く、その次に「エンゲージメント向上」「モチベーション向上」が続きます。

一方、浸透していない企業は、「社員の幸福感の向上」を目的とする割合が37%と低く、「モチベーション向上」「優秀な人材の確保」を重視しています。

この違いから、施策が浸透している企業は、従業員一人ひとりの幸福そのものを最優先の目的としており、ウェルビーイングの本質的な価値を理解し、長期的な視点で取り組んでいることがわかります。

施策内容にも明確な差

ウェルビーイングが浸透している企業と浸透していない企業では、実施している施策に大きな違いがあります。

【浸透している企業が特に力を入れている施策】

  • 健康経営の推進:72% (浸透していない企業は30%)
  • 多様な働き方の推進: 63% (浸透していない企業は40%)
  • 長時間労働の是正: 59% (浸透していない企業は35%)
  • 社内コミュニケーション活性化: 57%(浸透していない企業は37%)
  • パーパス経営の推進:43%(浸透していない企業は16%)
  • ダイバーシティ&インクルージョンの推進:43%(浸透していない企業は19%)

すべての施策で、浸透している企業は浸透していない企業に比べ20〜40ポイント以上高い実施率です。

このことから、ウェルビーイングが浸透している企業は、幅広い具体的な施策を実行し、従業員が実際に「効果がある」と感じられる環境を整えていることがわかります。

ウェルビーイング推進を阻む課題

ウェルビーイングの社内浸透を阻む要因は何でしょうか。調査では、浸透状況別に課題を尋ねています。

効果の可視化が最大の課題

最大の課題として挙げられたのが「効果の可視化方法がわからない」です。浸透していない企業では42%が課題として挙げました。浸透している企業では35%で、7ポイントの差があります。

ウェルビーイングは、売上や利益のように数値で測りにくいものです。効果が可視化され明確にならないと、経営層の継続的な支援や現場の協力も得られにくくなります。

管理職層の理解・協力が得られにくい

2番目に多い課題は「管理職層の理解・協力が得られにくい」です。浸透していない企業では37%が課題として挙げました。

ウェルビーイング施策は「福利厚生」のように捉えられがちで、短期的な成果への貢献が見えにくい性質があります。そのため、管理職の優先順位が低くなっている可能性があります。

しかし、施策が浸透している企業では管理職の理解について課題を挙げる割合が非常に低く、わずか6%にとどまりました。浸透していない企業と比較すると、6倍以上の差があります。管理職の理解と協力がウェルビーイング施策成功の鍵を握っているのです。

実践に関するノウハウ不足

3番目の課題は「実践に関するノウハウがない」です。浸透していない企業では33%がこれを挙げています。浸透している企業では7%にとどまり、約5倍の差があります。

制度を作っても使われない、施策を導入しても参加率が低い、といった悩みを抱える企業は少なくありません。長期的に施策を実施し続けることで、少しずつ改善されていくことを念頭に置いて、施策の意図や使い方を十分に周知する必要があります。

その他の課題

「効果が得られにくい」(30%)、「担当者がウェルビーイングを的確に理解していない」(30%)、「経営層のコミットメントが得られにくい」(28%)なども、浸透していない企業で3割前後が課題として挙げています。

これらの課題は互いに連動しています。効果を可視化できないから経営層の理解が得られず、ノウハウも蓄積されない。結果として施策が形骸化し、さらに効果が出ないという悪循環に陥るリスクがあります。

ウェルビーイング浸透企業の特徴

では、ウェルビーイングの社内浸透に成功している企業には、どのような特徴があるのでしょうか。調査結果から、複数の共通点が見えてきます。

経営戦略として明確に位置づけ

最も顕著な特徴は、経営戦略・経営方針への位置づけです。

前述の通り、ウェルビーイングを経営戦略に「位置づけられている」企業では75%が浸透していると回答した一方、「位置づけられていない(予定含む)」企業では11%にとどまりました。

経営層がウェルビーイングを経営上の優先事項として明確に位置づけることが、組織全体への浸透に影響していると考えられます。「人に投資する」という視点で、健康で幸福度の高い人材が持続的な組織作りにつながることを社内外を含めて経営層が語り、取り組みを本気で伝えていく必要があります。

従業員の幸福そのものが目的

ウェルビーイングが浸透している企業は、「社員の幸福感の向上」を最も重要な目的としています(69%)。浸透していない企業(37%)と比べると、この意識の違いが明白です。

浸透している企業は、採用力強化や生産性向上といった経営成果だけでなく、従業員一人ひとりの幸せそのものを、本当に目指すゴールとしています。これは、ウェルビーイングの本当の価値を理解し、長く続けていく考えがあることを示しています。

従業員の幸福度を高めるポイントは、いきなり施策を始めるのではなく、まず従業員が何に困っているか、何を望んでいるかをよく調べることです。そして、すべての人に同じ施策ではなく、働く場所や状況(リモートワーク、夜勤、外勤など)に合わせて、公平に選べるようにすることが、施策を浸透させるための鍵となります。

効果が期待できる施策を幅広く実施

浸透している企業では、複数の施策を組み合わせて実施しています。

「健康経営の推進」72%、「多様な働き方の推進」63%、「長時間労働の是正」59%、「社内コミュニケーション活性化」57%など、いずれも浸透していない企業(それぞれ30%、40%、35%、30%)を大きく上回りました。

一つの施策ではなく、従業員の心身の健康、働きやすい環境、組織内のコミュニケーションといった複数の側面からの包括的なアプローチがウェルビーイング推進成功に貢献していることがわかります。

実効性の高い施策として注目される食事補助

では、効果測定がしやすく、具体的な成果が見える施策にはどのようなものがあるでしょうか。

ウェルビーイング推進において、実効性が高く効果を測定しやすい施策として、食事補助が注目されています。HR総研の調査でも「健康経営の推進」は実施施策として52%の企業が選択しており、ウェルビーイング施策の中核を担っています。

チケットレストラン」は、福利厚生としての食事補助を少ない負担でトライしたい企業にとって魅力的な選択肢です。4000社以上の企業で導入され、従業員利用率97%、継続率96%という高い実績を誇ります。

チケットレストランの3つの特長

ランチが充実する「チケットレストラン」の主な特長を紹介します。

全国25万店舗以上で公平に利用できる

大手コンビニエンスストアや全国チェーンの飲食店など、幅広い店舗で利用可能です。オフィス勤務者だけでなく、在宅勤務者、外勤者、夜勤者など、勤務環境を問わず公平に利用できる点が特長です。いつでも、どこでも利用でき、働き方の多様性に対応できます。

食事補助の非課税枠を活用し、実質的な手取り増加を実現

一定の利用条件を満たした食事補助は非課税として扱われ、従業員に所得税がかかりません。給料を上げるのとは違い、従業員の負担が増えず、手取りを増やすことができます。

また、企業が負担した食事補助分は福利厚生費として経費計上することが可能です。コストに対するパフォーマンスが高く、企業側も従業員側も喜びます。

関連記事:【2026年版】食事補助とは?福利厚生に導入するメリットと支給の流れ

利用状況の可視化が容易

チケットレストラン」は、企業が専用のICカードへ一定額をチャージし、従業員が利用時にタッチ決済で支払う方式を採用しています。管理者向けのポータルサイトでは、以下の情報をチェックできます。

  • 利用状況の月別レポート:チャージ合計金額、合計利用額、ユーザー利用率など
  • 月別利用率:月別のチャージされた全ユーザーの利用率
  • 1ユーザーあたりの平均利用回数
  • 1利用あたりの平均金額

画面上はもちろんのこと、CSV形式のデータ出力にも対応しており、効果測定が容易です。現在、「チケットレストラン」の従業員利用率は97%です。自社で導入後どの程度利用されるか、管理者向けポータルで確認できます。

出典:エデンレッドジャパン|[新機能:管理者向けポータル]利用状況ダッシュボードの提供を開始

チケットレストラン導入企業の声

実際の導入企業からは、「従業員満足度の向上につながった」「福利厚生の公平性が改善された」「採用活動で他社との差別化になった」といった声が寄せられています。

  • 「事業を支えるドライバーのために」という想いで導入開始し、ドライバーの満足度向上に貢献共進運輸株式会社
  • 健康で前向きに長く働いてもらうための必需品(株式会社ほねごり
  • いつでもどこでも利用できるが、北海道全域を走る乗務員に好評(ホッコウ物流株式会社
  • 人材不足の建設業界の中でも、安心して働ける環境づくり他社を一歩リード株式会社ミサキ

また、最短2週間で導入できる手軽さも、スピード感を持って施策を展開したい企業にとっては魅力です。

ウェルビーイング推進を成功させるために

ウェルビーイングを重視し、その取り組みに着手する企業は増加しています。ウェルビーイング施策を成功させるためには、企業の重要な戦略として位置づけること、従業員の幸福を心から願うこと、そして長期的な視点で複数のアプローチを続けることの3点が重要です。

従業員が健康で幸せに働ける環境は、企業の持続的な成長を支えます。具体的な施策としては、食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」のような食事のサポートがおすすめです。月1回のチャージのみで運用しやすく、ランチ負担の軽減を喜ぶ様子をサービス利用率などのデータで随時把握できます。運用、効果測定を含め、ウェルビーイング推進に寄与します。

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出典:ProFuture株式会社/HR総研|ウェルビーイングとAI時代の働き方に関するアンケート 結果報告【ウェルビーイング編】

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エデンレッドジャパンブログ編集部

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