株式会社ほねごり
「300年続く企業を作りたい」という社長の強い想いのもと2014年に設立された株式会社ほねごり（以下ほねごり）。今では業界トップクラスになるまでに事業を急成長させています。
その成功要因は「同僚を信頼し助け合う従業員」が、社長の想いと療術業界を盛り上げていくという想いで働いているからだと言います。同社は従業員を一番に考えているため、ほねごりで働いてみたいと思われるような好待遇な給与や福利厚生の充実、働きやすい職場環境を整えたりしながら独自の人事施策に取り組んでいます。福利厚生の拡充になぜチケットレストランを導入したのか、またその効果をお伺いしました。
「ほねごりを通して、柔道整復師、鍼灸師という素晴らしい職業をもっとたくさんの人に知ってもらいたい」と話す管理本部 人事総務部 部長 山﨑圭介様。
御社の事業内容と山崎様の業務内容を教えてください。
山崎：神奈川県、東京都、埼玉県内で約50店舗の鍼灸接骨院とトレーニングジムを運営しています。弊社のバリューの一つである「心と体のパワースポット」であり続けるために、全従業員が一丸となって日々業務に取り組んでいます。
弊社の強みは、従業員の約５割が20代で構成されているため職場はいつも活気に溢れていることです。また接骨院に柔道整復師、鍼灸師が常駐していることは珍しいのですが、弊社の接骨院では柔道整復師、鍼灸師が常駐していることです。私は管理本部・人事総務部の部長として、勤怠管理、給与・賞与手続きなどを含めた従業員の入社から退職までの手続き業務を行っています。
チケットレストランを導入したきっかけを教えてください。
山崎：コロナ禍に個人の健康意識が高まったことから多くの方が弊社の接骨院にきてくださり、その結果、ありがたいことに事業が一気に成長したんですね。その事業で得た利益を日々頑張ってくれている従業員のために何か新しい福利厚生で還元して、生活が豊かになるといいよねという意見が役員内で上がったのがきっかけでした。
その当時、人事施策において抱えていた課題はありましたか。
山崎：従業員の健康維持に関わる施策や福利厚生を拡充する必要がありました。弊社は健康産業に携わっていますので、従業員に心身ともに健康で働いてもらうことを最重要事項としています。なぜなら従業員が健康でなければ、患者様のために最適なサービスをご提供することはできませんから。
もう一つは優秀な人材を確保し、いかに長く一緒に働いてもらえるかということでした。人材確保については弊社のみならず業界全体の課題でありますので、他社との差別化を図るにはどのような施策を講じればよいか試行錯誤をしていました。
チケットレストランの導入に至った決め手や理由を教えてください。
いつも笑顔が絶えないほねごりの職場。若い世代の柔道整復師、鍼灸師から伝わるパワーが患者様にとって「心と体のパワースポット」に。
山崎：大きな決め手は、社内アンケートから「食事補助があると非常に助かる」という声が多く上がったことでした。弊社では福利厚生を導入する際には、レジャー施設の優待割引のような利用頻度が個人によって左右されるものよりも、従業員に日常的に利用してもらえるものを基準に導入しています。従業員のニーズと弊社の福利厚生における考え方が合致したため、役員会議で食事補助サービスの比較検討をしました。弊社社長の阿部がチケットレストランのホームページを見た瞬間に「とてもいいね、導入しましょう！」と、もうびっくりするほど即決で、それから約１ヶ月後に導入しました。
そのほか、人事施策における課題を解消してくれるサービスであると確信したことです。まず、金銭面をサポートすることで食費を節約することなく食事をとってもらうようになるので、健康を維持しながら働いてもらえます。また、物価高の影響で特に若い世代は食費を節約する傾向にあるので、食事補助を提供していることを新卒者にアピールすることで弊社に応募してくれるきっかけになるのではないかと考えました。これらは結果的に、持続的な事業成長につながっていきます。
さらに、所得税を非課税で運用できるため、企業側だけではなく従業員側にも税制優遇を得られることも導入理由の一つでした。同じ利益を還元するのにも、賃上げよりチケットレストランを支給するほうが従業員の実質手取りをアップすることができるのがいいですよね。
チケットレストランの導入後、どのような効果がありましたか。
山崎：従業員の満足度やモチベーションが向上したことです。従業員のリクエストから導入したこと、従業員にとってチケットレストランは日常生活に欠かせない必需品となっていることが大きな要因だと考えています。そのエピソードとして、新卒入社の若い従業員はチケットレストランを会社からお小遣いを貰っているという感覚でいるので、支給日にはとっても嬉しい表情を見せるんですよ。またチケットレストランを通じて「会社は私たちのことを大切に想ってくれている」というメッセージを受け取ってくれていて、それが「もっと仕事を頑張ろう！」というモチベーションにつながっているようです。
また、しっかり食事をとってもらうようになっているので、健康意識だけではなく労働生産性も向上しています。例えば、採用担当は学生のランチタイムに採用活動を行うのでゆっくりとランチ休憩をとることが難しいのですが、今ではチケットレストランで同僚と外食をしたり、持参したおにぎりに総菜を１～２品追加したりするなどして意識的に食事をとるようになっています。これが心身ともに気分転換になり労働生産性向上につながっています。
鍼灸師としての経験から「女性の鍼灸師の方がより長く働きやすくなるような環境を作っていきたい」という想いで日々の採用業務に携わるヒューマンリソース部 採用担当の高橋千夏様。
高橋：私は採用担当なので、職場見学時に福利厚生の充実度を会社の魅力の一つとしてアピールしています。特にチケットレストランの説明時にはみんな興味をもって聞いてくれますね。他社と比較しても弊社の福利厚生は充実しているので、その点が学生たちの間で話題となり弊社の認知度が広がった一因であると思います。チケットレストランを含む福利厚生の充実や弊社ならではの人事施策がうまく寄与し、2024年に比べ2025年の新卒採用者数が２倍になりました。
「とても活気のあるほねごりで働いたら自分の生活も少しずつ変化していくんだろうな」と職場見学時に感じたという管理本部 人事総務部の恩田梨瑛様。その時の印象は今も変わっておらず「思っていた以上にエネルギッシュな職場です」とも。
恩田：従業員同士のコミュニケーションがより活発になりました。以前は物価高の影響で外食を控える傾向で、特にお小遣い制の同僚には外食しようと声をかけづらい雰囲気だったんです。ただ今では「チケットレストランがあるから少し贅沢しようよ！」と言いながら同僚と外食することが増えました。
最後に、チケットレストランの導入を検討されている企業に向けて、メッセージをいただきました。
弊社のように複数の店舗があり職種によって休憩時間がまちまちな企業にとっては、いつでもどこでも利用できるチケットレストランはより親和性が高い福利厚生だと思います。また性別や年齢、職位などを問わずすべての従業員が利用できるという公平性もチケットレストランの魅力です。万人に愛され、従業員の食生活をサポートする縁の下の力持ちのチケットレストラン。食事補助を検討されているようでしたら、ぜひおすすめします。
事業で得た利益を日々一生懸命頑張っている従業員のために生活をサポートする福利厚生で還元したい、従業員に元気に働いてもらいたいという想いからチケットレストランを導入した株式会社ほねごり。
従業員の満足度やモチベーションの向上、健康意識の高まり、コミュニケーションの活性化などさまざまな効果を得ています。そして若い世代の人材確保に難しさを感じている企業が多いなか、同社ではチケットレストランを含む福利厚生の充実度を求職者にアピールしたり、独自の人事施策を講じることで2025年の新卒者採用者数を2024年と比べて約２倍にすることに成功しています。チケットレストランが株式会社ほねごりの継続的な事業成長の一助となっています。
チケットレストランは、企業や組織のさまざまな課題への解決をお手伝いします。
賃上げと合わせて何か人事施策をお考えの場合には、ぜひエデンレッドジャパンまでお問合せください。
