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WELBOXとは?福利厚生サービスの内容、使い方、導入メリットを紹介

公開日: 2026.07.16

更新日: 2026.07.16

WELBOXは、株式会社イーウェルが提供するパッケージ型の福利厚生サービスです。宿泊、健康、育児・介護、自己啓発、レジャーなどを会員価格で利用でき、従業員の満足度向上や福利厚生の充実に役立ちます。本記事では、WELBOXの内容、使い方、人気メニューに加え、日々の食事代を直接支援したい場合の選択肢まで解説します。

WELBOXとは?

株式会社イーウェルが提供する福利厚生パッケージサービスが「WELBOX」です。企業がWELBOXと契約すると、従業員とその家族(2親等以内)が、全国約175万件のメニュー提携施設でサービスを会員価格で利用できるようになります。

トヨタ自動車や三菱商事など約1,000団体・500万人以上が利用しており、導入団体の継続率は96%です。ジャンルは宿泊施設、健康・フィットネス、育児・介護、自己啓発、グルメ、リラクゼーション・美容、レジャー・エンタメ、日常生活などの分野があります。専用サイトは青色を基調とした、視認性の高い構成となっており、あらゆる年代の従業員にとって直感的に操作しやすいデザインが採用されています。

出典:株式会社イーウェル|福利厚生サービス「WELBOX」

WELBOX料金の目安

利用料金は従業員規模によって異なり、従業員数が増えると費用が下がる傾向があります。

従業員規模 月額運用費(1人あたり・税別)
99名以下 600円
100〜999名 500円
1,000名以上 400円

WELBOXとカフェテリアプランとの違い

WELBOX運営元のイーウェルでは、企業が従業員に一定のポイントを付与し、企業が設計した範囲で従業員が使いたいメニューを選ぶ「カフェテリアプラン」も提供しています。定額でメニューが使い放題になるのがWELBOX、従業員に利用して欲しいメニューをお得に提供する設計で企業の予算の総額管理もできるのがカフェテリアプランです。

関連記事:カフェテリアプランとは?メリット・デメリットと費用をわかりやすく説明

WELBOX導入までの流れ

導入までの流れは、契約締結後、サービス設定、従業員向け説明会を経て、最短3か月程度が目安とされています。全社への周知まで含めて運用を任せられる分、準備期間はやや長めに見ておくとよさそうです。

WELBOXへのログイン方法

WELBOXを利用する際は、配布される利用案内に基づき、企業から付与されたIDとパスワードを入力し、専用サイトやスマホアプリへアクセスします。現在地周辺の提携施設を地図上でスピーディーに探せる機能もあり、外出先で急にサービスを使いたい時でも、すぐに優待内容を検索できます。

WELBOXのサポート体制

サポート体制が整っており、困ったときは以下の方法で解決できます。

  • 24時間365日対応のAIチャットボット
  • 充実したFAQサイト
  • コールセンター

専用コールセンターは、平日・休日を問わず21時まで対応。日本語のほか英語・中国語・韓国語の多言語対応も用意されています。

WELBOXの人気メニュー

WELBOXの優待メニューは、宿泊施設約43,000件、飲食店約76,000店舗、ショッピング商品約280,000アイテムと幅広く用意されています。中でも従業員の利用が多いジャンルを紹介します。

映画

大手シネコンでの映画鑑賞は、通常2,000円が1,500円で利用可能です。コンビニ端末での即時発券や、スマホ画面を提示するだけのデジタルチケットに対応する映画館が増えており、当日思い立ってからでも会員価格で鑑賞できます。

宿泊施設

会員特別価格で利用できる宿泊施設は全国に43,000軒あります。週に一度のスーパーセールでは、超特価で利用できる宿泊施設が見つかることもあります。高級旅館・ラグジュアリーホテルも利用対象です。

ジム・フィットネス

大手スポーツクラブと提携しており、月会費は初回3か月半額で利用できます。

レジャー

遊園地の入園料+乗り物乗り放題チケットが70%オフで利用できるプランなどがあります。

エンタメ

ミュージカル公演チケットS席が40%オフで利用できるお得なプランがあります。

eラーニング

資格取得講座やリスキリング関連メニューが約2,000件あり、そのうち無料で受けられる講座は約600件です。

WELBOX導入のメリット

立場ごとにWELBOXのメリットを見ていきましょう。

企業にとってのメリット

企業にとっては、施設ごとに個別契約を結ぶ必要がなく、全国どの拠点の従業員にも同じ水準の福利厚生を届けられる点が利点です。全国展開のチェーン店から地元の店舗まで、飲食店は全国約76,000軒以上をカバー。地方の拠点でも十分にサービス利用機会があります。

地域ごとに提携施設を継続的に開拓しているため、その地域ならではの使い方も可能です。利用状況はダッシュボードで確認でき、社内での周知施策の効果測定にも使えます。

従業員にとってのメリット

お得なサービスが受けられることはもちろん、利用額の1%がポイント(WELコイン)として貯まり、貯まったポイントは宿泊予約の割引や、提携する他社ポイントへの交換に使用可能です。

前述のとおり、AIチャットボットといったサポート体制が整っているため、宿泊予約など、すぐに解決したいトラブルにもスムーズに対応してもらえます。

従業員に加えて、家族も利用可能です。WELBOXの家族利用は配偶者や子ども、両親、祖父母まで2親等以内の親族が対象。従業員本人だけでなく、遠方に住む家族にも同じ会員価格の優待を届けられる点は、他の福利厚生サービスと比べて手厚い設計といえます。

内定者も使える「WELBOX for Freshers」

入社前の内定者から利用できる特別プラン「WELBOX for Freshers」も、WELBOXならではのサービスです。新社会人になるための準備をサポートする内容で、スーツ購入から卒業旅行まで、入社までにやっておきたいことを会員特典付きで利用できます。会員本人だけでなく、両親・兄弟姉妹・祖父母など2親等以内の家族も対象です。WELBOX導入企業であれば追加費用なく利用できます。

出典:イーウェル|2025.09.29 採用力強化へ向けた福利厚生の有効活用について ~2026年卒内定者向けWELBOX「WELBOX for Freshers」の提供を開始

WELBOX導入前に知っておきたい注意点

優待メニューは自発的に探す方式で、従業員本人が申し込まなければなりません。社内での周知が不十分だったり、探すのを後回しにしてしまったりすると、利用率が伸びにくいという課題があります。

また、WELBOXの優待メニューは個人での利用が中心のため、出社回帰や社内コミュニケーション促進を目的とした対面の接点を生み出す効果は得にくいといえます。

WELBOXが向いている企業・向いていない企業

家族構成が幅広く、従業員ごとにニーズが分散している企業に向いています。ジャンルが多いほど、それぞれの従業員が自分に合ったメニューを見つけやすいためです。

反対に、住宅補助や食事補助のように、特定の生活支援に絞って効果を測定したい場合は、後述する「チケットレストラン」のような特化型のサービスのほうが目的とする効果が得やすくなります。

WELBOXに類似する福利厚生サービス一覧

WELBOX以外にも、パッケージ型の福利厚生サービスはいくつかあります。WELBOXを含めて、代表的なサービスを一覧で紹介します。

サービス名(運営企業) 特徴 WELBOXとの違い
WELBOX(イーウェル) ・宿泊・健康・育児介護など約175万件のメニュー

・月額利用料は400〜600円/人
・導入まで最短3か月
・4か国語対応
・独自のポイント制度
・定期的なセール

-
ベネフィット・ステーション(ベネフィット・ワン) ・140万件以上のメニュー

・二親等以内の家族も利用可能
・Netflix等の優待プランもあり
・給与天引き決済サービス

・給与天引きで決済できる
福利厚生倶楽部(リロクラブ)

・全国350万種以上のサービスを優待価格で利用可能
・2親等以内の家族も利用可能
・エリア別の会報誌で地域間格差を軽減

・エリア別の会報誌がある
福利アプリ(Leafea) ・全国100,000店舗以上、50カテゴリのサービスを利用可能

・掲載企業への仲介料を取らない分、割引率が高い
・料金は月額330円/人〜利用可能

・月額330円〜と低コスト
トクトクHQ(HQ) ・Amazonビジネス連携で対象商品を全国どこでも割引価格で購入可能

・AIが従業員ごとに合うクーポンを提案
・月額180円/人

・AIによる個別提案がある
ライフサポート倶楽部(リソルライフサポート) ・料金プランは500円〜/人より設定

・2親等以内の家族も利用可能
・利用がなかった補助金は返金
・メルマガ配信等で利用促進

・直営の福利厚生施設がある
セゾンフクリコ(クレディセゾン) ・中小企業向けで全国25,000以上の施設が最大66%OFF

・利用料は月額385円(税込)から
・2親等以内の家族まで利用可能
・日本語以外にも対応

・中小企業向けに特化

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福利厚生のトレンド「非課税」を使うなら食事補助

WELBOXを始めとする福利厚生パッケージサービスは、一般的に飲食店の割引優待が含まれています。これは外食時の割引であり、日々のランチ代そのものを企業が補助する仕組みではありません。

食事代の補助は、要件を満たせば非課税で運用できる福利厚生です。非課税枠を活用すれば、給与で支給する場合と比較して、従業員の手取りを増やす効果も見込めます

関連記事:【税理士監修】所得税が非課税になる手当を一覧で確認!非課税となる要件も解説

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非課税の食事補助には「チケットレストラン」

非課税で食事補助を提供するなら、要件を満たすよう設計された食事補助特化型サービスを導入するとスムーズです。例えば、食事専用のICカードを使った「チケットレストラン」があります。全国25万店舗以上のコンビニや飲食店で利用できるサービスで、固定費0円で最短契約締結後2週間で導入できます。企業と従業員が半額ずつ負担してチャージした電子マネーを支払いにあてる仕組みのため、食事補助の非課税枠を最大限活用できるのが特徴です。

関連記事:「チケットレストラン」の仕組みを分かりやすく解説!選ばれる理由も

導入事例はこちら

イーウェルの「カフェテリアプラン」でも提供開始

さらに、イーウェルおよびベネフィット・ワンの「カフェテリアプラン」を利用している企業では、両者の福利厚生サービスを通じて「チケットレストラン」を利用できます。次に紹介する非課税枠拡大という歴史的な一歩をチャンスに変える形で、各社の運用ノウハウと国内最大規模の食事補助が融合しました。

関連記事:株式会社エデンレッドジャパンのプレスリリース |~42年ぶり「食事補助」歴史的改正を受け、福利厚生・外食大手がタッグ~ エデンレッドジャパン、業界大手ベネフィット・ワン、イーウェルと連携強化で「食事補助」の全国展開を加速

非課税上限は月額7,500円へ引き上げ(2026年4月施行)

食事補助の非課税制度は、2026年4月、42年ぶりに上限が3,500円(税別)から7,500円(税別)へ引き上げられました。この機会に、制度を活用する動きが広がっています。

食事補助を非課税とするための要件は以下です。

  • 従業員が食事代の半額以上を負担していること
  • 企業からの補助額が月額7,500円(税別)以下であること

もし上限を上回ってしまった場合、超過分にとどまらず、企業が負担した補助額すべてが課税対象の給与として見なされるリスクがあるため、注意が必要です。

出典:国税庁|No.2594 食事を支給したとき

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WELBOXや福利厚生でよくある質問(FAQ)

福利厚生についての理解で参考になるFAQを紹介します。

Q. WELBOXはどんな福利厚生サービス?

A. 株式会社イーウェルが運営する「WELBOX」は、幅広いメニューを凝縮したパッケージ型の福利厚生サービスです。旅行やヘルスケア、ライフサポートからスキルアップまで、幅広いサービスを優待価格で利用できます。

Q. WELBOXは従業員の家族も利用できますか?

A. 2親等以内の家族まで利用できます。遠方に住んでいても利用可能です。

Q. WELBOXの利用補助はいくらですか?

A.企業が支払う月額運用費は、従業員99名以下で1人あたり600円、100〜999名で500円、1,000名以上で400円です。月額運用費にプラスして補助金を追加設定でき、未利用分は返却される設計も可能です。

Q. WELBOXの利用率を上げるにはどう運用すればよい?

A. 利用率を高めるポイントは、導入時の周知です。ログイン方法や人気メニュー、利用手順を丁寧に案内しましょう。オプションで利用促進キャンペーンを実施できます。

福利厚生で従業員がより働きやすい環境へ

WELBOXは、幅広いジャンルの優待をまとめて利用できるパッケージ型の福利厚生サービスです。従業員の日常生活を充実させたり、幅広い世代の好むサービスを網羅的に提供したい場合に向いています。

一方で、日々の食事代を直接補助し非課税で運用する仕組みは含まれていません。福利厚生を設計する際は、幅広さを重視するのか、日常的な支出への支援を重視するのか、目的に応じてサービスを選ぶ、あるいは組み合わせる視点を持ち合わせるとよいでしょう。

食事補助を非課税で始めるなら、導入企業4000社以上、利用者30万人が利用する「チケットレストラン」が候補の一つになります。食事を通して従業員の生活負担を軽減し、働き続けやすい環境を整えられます。

関連ページ:食事補助を福利厚生で導入するならチケットレストラン

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