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【2026年卒】内々定承諾の決め手は「福利厚生」企業がとるべき対策は?

【2026年卒】内々定承諾の決め手は「福利厚生」企業がとるべき対策は?

2025.10.30

内々定段階で「福利厚生」を重視する学生が増えています。マイナビの調査では、26卒の内々定承諾理由1位が「福利厚生」となり、福利厚生を通じた企業のサポート体制が採用成果を左右することが明らかとなりました。本記事では、最新の調査結果をもとに、福利厚生を生かした採用・フォロー施策のポイントを解説します。

学生が「福利厚生」で企業を選ぶ時代へ

就職活動で「福利厚生」を重視する学生が増えています。ここでは、マイナビの調査をもとに、その実態を解説します。

参考:2026年卒 大学生キャリア意向調査7月<入社予定先の決定と不安> | マイナビキャリアリサーチLab

26卒学生の4割が「福利厚生」を承諾理由に

内々定承諾理由

出典:2026年卒 大学生キャリア意向調査7月<入社予定先の決定と不安> | マイナビキャリアリサーチLab

マイナビが2025年7月におこなった「2026年卒 大学生キャリア意向調査7月<就職活動・進路決定>」によると、26卒の学生が内々定を承諾した決め手として、もっとも多く挙げられたのが「福利厚生の充実(37.9%)」でした。次いで「希望する勤務地で働ける(31.1%)」、「給与や賞与が高い(29.1%)」と続きます。

同年3月の調査では、1位が「給与」で「福利厚生」は3位でした。しかし、最終的な決め手としては、福利厚生が給与を上回ったことになります。

学生の不安を和らげるのは「人事との対話」

入社予定先への不安と解消

出典:2026年卒 大学生キャリア意向調査7月<入社予定先の決定と不安> | マイナビキャリアリサーチLab

同調査によると、入社予定企業を決めたあとに「本当にこの会社でいいのか」と不安になった経験がある学生は56.7%にのぼります。このうち約7割にあたる67.5%が「不安は解消した」と回答しており、解消した理由としてもっとも多かったのが「人事担当者と直接会って話し合った」からでした。

この結果から分かるのは、「学生の多くが入社予定企業を決めたあとで不安や迷いを感じたものの、人事との対話を通じて安心を得られた」という事実です。

なお、福利厚生は、従業員を大切にする企業姿勢の分かりやすい指標でもあります。充実した福利厚生を整備し、制度内容を丁寧に説明することは、内々定承諾だけでなく、入社前の不安の解消にも効果的です。

入社前から福利厚生を体験できる取り組みも

近年、入社前の段階で内定者に福利厚生制度を体験させる企業が増えています。

具体的には、従業員向けの福利厚生サービスの一部を内定者にも開放し、入社前から利用できるようにする取り組みです。新生活の準備に役立つ各種割引サービスや、ビジネスマナーを学べるeラーニングなどを提供することで、入社準備をサポートしながら、企業への理解を深めてもらうことができます。

こうした「体験を通じた理解」は、制度の説明を聞くだけでは得られない安心感や企業への信頼感につながります。入社前からの福利厚生の開放は、内定者の不安を軽減し、エンゲージメントを高める有効な施策です。

関連記事:内定者の意識調査でわかる若手の本音|内定辞退・早期離職を防ぐ取り組みとは

学生に響く「福利厚生」とは|「実感」できる制度が鍵

学生の企業選択で重要な役割を担う福利厚生ですが、では、実際に学生が魅力を感じる福利厚生とはどのようなものなのでしょうか。3つのタイプに分けて解説します。

日常利用型|食事補助や住宅補助など

学生にとって魅力的な福利厚生として、まず挙げられるのが、食事補助や家賃補助といった「日常利用型」の福利厚生です。

どんなに充実した福利厚生も、利用されなければ意味がありません。かけたコストも無駄となり、施策としては失敗です。

その点、食事補助をはじめとする日々実感できる福利厚生は、利用率だけでなく従業員へのアピール度も高く、帰属意識やエンゲージメントの向上に寄与します。従業員にメリットがあるのはもちろんのこと、企業にとっても費用対効果の高い福利厚生といえます。

3,000社以上が導入する食の福利厚生「チケットレストラン」

エデンレッドジャパンの「チケットレストラン」は、食事補助の福利厚生として日本一の実績を持つサービスです。

チケットレストラン」を導入した企業の従業員は、企業との折半により、全国25万店舗を超える加盟店での食事を実質半額で利用できます。

加盟店のジャンルはコンビニ・ファミレス・三大牛丼チェーン店・カフェなど幅広く、利用する時間や場所も問いません。こうした利便性が高く評価され、中小企業を中心に、すでに3,000社を超える企業に導入されています。

▼「チケットレストラン」公式サイトは「こちら

関連記事:「チケットレストラン」は勤務時間外・休日も利用できる?導入メリットも解説

学習・成長支援型|eラーニングや資格取得補助など

学習・キャリア支援の福利厚生も、学生から注目されている福利厚生のひとつです。

内定者向けに開放する福利厚生として、eラーニングや資格取得補助を用意する企業は少なくありません。これは、企業が即戦力を求めているのと同時に、近年の学生の成長意欲やキャリア志向を受けてのものでもあります。

特に、入社後に役立つ基礎スキルやビジネスマナーを学べるコンテンツは、「自分の成長を会社が支えてくれる」という企業へのポジティブな印象につながるため効果的です。

ウェルビーイング型|健康・メンタルケアなど

「健康」や「快適な生活」を支援するウェルビーイング型の福利厚生も、学生の強い関心を集める代表的な施策です。

近年、健康経営やESG経営の広がりを背景に、従業員の心身のケアを重視する企業が増加しています。中でも、食事補助や家事代行サービスの利用補助・メンタルサポート制度などは、「従業員を長期的に支える仕組み」として高く評価されています。

学生にとっても、こうした制度は「この会社なら安心して働ける」という安心感につながる重要な施策です。福利厚生を通じて企業の価値観や文化を伝えることは、採用ブランディングや離職防止の観点からも重視すべき要素となっています。

関連記事:早期離職の理由は?従業員が転職を考え始めるきっかけとは

「内々定×福利厚生」が企業にもたらすメリット

福利厚生を内々定段階で「見せる・体験させる」ことで、企業が得られるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

承諾率がアップする

内々定承諾率を左右するのは、学生が感じる「安心感」です。前述のとおり、マイナビの調査では、内々定承諾理由の1位が「福利厚生の充実」(37.9%)でした。

近年の学生は、「安心して働ける環境」を重視しています。さらに、承諾後に辞退を検討する学生も一定数存在しますが、生活支援型の福利厚生はその抑止力として機能します。

内々定の段階から充実した福利厚生制度を見せる、もしくは体験させることは、承諾率を高めると同時に入社までの辞退を防ぐ上でも重要な施策です。福利厚生は、いまや「入社後の特典」のみならず「内々定者をつなぎとめる資産」としても活用されているのです。

早期オンボーディングが実現する

内々定段階で福利厚生を見せる・体験させることは、入社前から企業文化を共有する「早期オンボーディング」にもつながります。

福利厚生の利用を通じて、内定者は自然に先輩従業員や職場と関わり、組織の雰囲気や価値観を肌で感じることができます。この過程で「この会社の考え方が自分に合っている」と実感できれば、離職の大きな原因となる「入社後のギャップ」を防ぐことも可能です。

制度の利用体験そのものが企業文化を伝える有効な施策です。こうした体験を通じて内定者は組織になじみやすくなり、定着率の向上にも寄与します。

関連記事:採用に役立つおすすめの福利厚生をチェック!導入時の注意点も解説

内々定と福利厚生にまつわるよくある質問

ここでは、内々定段階での福利厚生の扱いについて、多く寄せられる疑問に答えます。

Q1. 内定者に福利厚生を開放すべき?

近年は内定者にも一部の制度を開放する企業が増えています。

正式入社前から制度を体験できる機会を提供することで、内定者の安心感と企業への信頼を高める効果が期待できます。

Q2. 学生から福利厚生について質問されたら?

前向きに受け止めましょう。

福利厚生への関心は「働く環境を真剣に考えている証」です。提供されている福利厚生を具体的に説明することで、学生の入社意欲をより高める効果が期待できます。

なお、質問を歓迎する姿勢を示すことも重要です。その際、内定者向けに利用できる制度を具体的に紹介できれば、より効果的です。

Q3. 福利厚生の説明はいつおこなうのが効果的?

内々定通知から内定承諾までのタイミングが最適です。

この時期に制度の内容や利用体験を紹介すると、入社までのあいだに生じがちな学生の不安を軽減し、入社意欲の定着につながります。

「体験できる制度」でつなぐ内々定フォロー

マイナビの調査によると、内々定承諾の決め手1位は「福利厚生」(37.9%)でした。学生は制度そのものよりも、「従業員をどう支えているか」という企業の姿勢を重視しています。

内定時点で福利厚生を開放する企業も増え、採用活動における福利厚生の重要度がますます高まっています。

その点「チケットレストラン」のような日常生活の中で実感できる福利厚生は、従業員がメリットを感じやすく、帰属意識やエンゲージメントの向上に寄与する制度です。内々定者の辞退を防ぎ、入社後の順応をスムーズに進める施策のひとつとして、ぜひ導入を検討されてはいかがでしょうか。

関連記事:チケットレストランの魅力を徹底解説!ランチ費用の負担軽減◎賃上げ支援も

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エデンレッドジャパンブログ編集部

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