福利厚生としてのウォーターサーバーとは
日本宅配水&サーバー協会が実施した「水分補給に関するアンケート」によると、「職場にウォーターサーバーが設置されている」と回答した人の割合は22.8%でした。
また、TOHOBIZNEXの「アクアクララ東邦のウォーターサーバーの利用について」によると、導入企業では利用率が70%と高く、設置すれば一定の利用が見込める点も特徴です。
ウォーターサーバーをオフィスに設置すると、従業員は水分補給をしたり、お茶をいれたりしやすくなります。「飲みたい」と思ったときに冷水をすぐに用意できるウォーターサーバーは、暑い季節の熱中症対策としても役立つ福利厚生です。
参考
:日本宅配水&サーバー協会|水分補給に関するアンケート結果(2025年)
:TOHOBIZNEX|【アンケート結果】アクアクララ東邦のウォーターサーバーの利用について
ウォーターサーバーのメリット・デメリット
水分補給に便利なウォーターサーバーについて、メリット・デメリットも見ていきましょう。
メリットは手軽さと低コスト
ウォーターサーバーのメリットは導入のしやすさです。大がかりな設備や制度設計が不要なため、短期間で導入できます。加えて、初期費用が無料や低額で済むケースも多く、月額数千円程度から運用できる点も魅力です。
また、オフィス内で手軽に水分補給ができる環境を整えることで、従業員の健康維持や集中力向上にもつながります。働きやすさにつながることから、生産性にも影響を及ぼす福利厚生です。
デメリットは満足度の限界
一方で、福利厚生としての効果には限界があります。オフィスに設置して使うため、利用できる従業員が限定されるためです。外勤や現場勤務の従業員が多い企業では、ウォーターサーバーの恩恵を受けにくいケースがあります。
また、ウォーターサーバーは「あると便利」「あると嬉しい」と感じられる一方で、従業員の満足度を大きく押し上げるほどのインパクトは生まれにくい施策です。採用や定着における差別化要素にはなりにくいといえます。
従業員満足度を高めて、採用や定着の課題解消に向けた効果を重視する場合、ウォーターサーバーのみでは不十分かもしれません。
ウォーターサーバーのコストと費用対効果
ウォーターサーバーの費用は、月額3,000〜1万円程度が一般的です。比較的低コストで導入できるため、福利厚生の第一歩として検討しやすい施策といえます。
ただし、福利厚生は低コストであればよいというわけではありません。採用や定着・従業員満足度の向上など、期待した効果が出なければ、コストがかかっただけになってしまうためです。
ウォーターサーバーは費用負担を低く抑えられる分、従業員満足度や採用力への影響は限定的になりやすい傾向があります。
従業員満足度アップにはウォーターサーバーだけでは不十分な可能性
導入している企業は増加傾向で、設置すると利用率も高いウォーターサーバーですが、従業員満足度アップには不十分な可能性もあります。理由は主に以下の2点です。
- オフィスにいるときしか使えないため
- 生活コストの削減効果が小さいため
ウォーターサーバーを使えるのは、オフィスにいる従業員のみです。リモートワークで働く従業員や、常駐先で働く従業員、毎日異なる現場で働く従業員などは、利用できません。
また、ウォーターサーバーの利用でペットボトルの水を購入する代金を節約できたとしても、1日あたり100円ほどのため、従業員が節約を実感しにくいのも、効果につながりにくい理由です。
従業員満足度を高める目的で福利厚生を導入するには、働く場所によらず利用でき、生活コストの削減効果を従業員が実感しやすいことが重要になります。
従業員満足度アップにつながる食事補助
従業員満足度アップにつながる福利厚生を導入するには、従業員が「ほしい」と感じている制度を整えるとよいでしょう。
例えば、労働政策研究・研修機構の実施した「企業における福利厚生施策の実態に関する調査」では、従業員に対して制度の有無を調査し、「ある」と回答した人を対象に利用の有無を質問しています。
この結果を集計した、利用率が上位10位までの福利厚生は以下の通りです。日常的に利用しやすい福利厚生や、健康管理に関する福利厚生が多くランクインしています。
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福利厚生
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利用率
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食堂
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58.9%
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食事手当
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53.4%
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社員旅行の実施、補助
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47.3%
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診療所、健康管理センター等医療施設
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43.4%
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運動会等のレクリエーション活動の実施
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39.3%
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社内預金制度
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39.5%
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外部飲食店で利用できる食券等の配布
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38.4%
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ノー残業デー等の設置
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38.1%
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人間ドック受診の補助
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37.6%
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有給休暇の日数の上乗せ(GW、夏期特別休暇など)
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37.4%
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利用率が半数を超えているのは、食堂や食事手当といった食事に関する福利厚生です。
また「従業員の福利厚生ニーズに関する実態調査」によると、日々の生活に必須である食事に関する福利厚生は、従業員からの認知度や人気が高いのが特徴です。
中でも食事補助は人気で、社員食堂や置き型社食よりも「導入してほしい」という声が多くなっています。勤務先に導入されていない人の7割にあたる49.0%が、導入を希望しているという調査結果でした。
食事補助であれば利用場所が限定されないため、オフィス以外の場所で働く従業員も利用しやすいでしょう。加えて、食事を実質半額で購入できるため、従業員が効果を実感しやすいのも特徴です。
ウォーターサーバーと食事補助の違いを見ていくと、どちらも手間やコストの面で導入しやすく、従業員が毎日のように利用できる福利厚生です。ただし、利用しやすい従業員が限られるという点で、ウォーターサーバーよりも食事補助の方が使い勝手がよいといえるでしょう。
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ウォーターサーバー
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食事補助
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導入のしやすさ
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◎
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◎
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コスト
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◎
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◎
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利用頻度
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◎
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◎
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利用しやすい従業員
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△
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◎
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満足度
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△
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◎
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結果として、より満足度の高い福利厚生を導入したいと考えるときには、食事補助が有効な選択肢となります。ここでは、食事補助の特徴をチェックしましょう。
参考:労働政策研究・研修機構|企業における福利厚生施策の実態に関する調査
日常的な利用が満足度につながる
食事補助を導入すると、従業員は日々の暮らしの中で福利厚生を利用できるようになります。その中で、企業が従業員を大切にする姿勢を実感していくことが、従業員満足度の向上につながります。
関連記事:従業員満足度(ES)向上はどう目指す?取り組みの成功事例も紹介
実質的な賃上げにつながる
食事補助は以下の要件を満たして導入すると、従業員が納める所得税を増やすことなく支給できます。
- 従業員が食事代の半額以上を負担していること
- 「食事代-従業員の負担額」が月7,500円(税抜)以下であること
従業員の食費の負担を減らせることや、所得税の非課税枠を利用できることから、実質的な賃上げにつながる福利厚生です。
関連記事:第3の賃上げとは?企業が押さえるべき仕組みと、メリット・デメリットを解説
参考:国税庁|No.2594 食事を支給したとき
採用や定着にプラスに働く
充実した待遇で従業員満足度の高い企業は、採用がスムーズに進みやすく、定着率も高い傾向です。福利厚生として食事補助を整えることは、採用や定着の課題解決につながる施策の1つといえます。
関連記事:食事補助が離職率低下につながる理由や実際の導入事例をチェック
手間やコストを抑えて食事補助を導入できるチケットレストラン
食事補助を自社で独自に導入するには、手間とコストがかかります。所得税の非課税枠を活用するためには、要件に沿った実施ができているか判断するための専門知識も必要です。
このような手間やコストを抑えつつ、制度を整えるには、エデンレッドジャパンの提供する食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」 が役立ちます。
導入企業4000社以上、利用者30万人のサービスで、「iD」に対応している、全国の加盟店25万店舗以上で食事の購入が可能です。
「チケットレストラン」のサービスの詳細や、実質的な賃上げに関しては、こちらの「資料請求」からお問い合わせください。
関連記事:導入実績4,000社以上!チケットレストラン導入によるメリット・デメリット
価値ある福利厚生を導入するなら満足度が重要
福利厚生は導入すること自体が目的になると、成果につながりません。
ウォーターサーバーは、手軽に導入できる福利厚生ではありますが、従業員満足度や採用力の向上を目指すのであれば、それだけでは不十分な場合もあります。
より効果的な福利厚生を導入したいと考えるなら、勤務場所を問わず利用しやすく、従業員が節約効果を実感しやすい食事補助が有効です。
食事補助を手間とコストを抑えつつ導入するには、食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」が役立ちます。採用や定着の課題解決に向けて、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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