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医療業界の福利厚生ランキング10選!働きやすさで選ばれる病院の福利厚生も紹介

医療業界の福利厚生ランキング10選!働きやすさで選ばれる病院の福利厚生も紹介

2024.09.30

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医療業界は、人々の健康と生命を守る重要な役割を担う一方で、従事者の労働環境の厳しさが指摘されています。2024年4月より医師の働き方改革が施行され、労働時間の規制が強化されましたが、その影響は医療業界全体でカバーする必要があり、医師・看護師・医療従事者それぞれの負担が増えたことも念頭におかなければなりません。
そのため医療機関では、職員の働きやすさや満足度を高めるために、さまざまな福利厚生制度を導入しています。本記事では、医療業界における福利厚生の重要性を探るとともに、業界内で人気の福利厚生をランキングで紹介します。

医療業界の福利厚生とは?

ランキングに先立って、福利厚生とは何か、医療業界においてその内容や目的が業界特有の理由により、どのような違いがあるのかを解説します。

そもそも福利厚生とは?目的を確認

福利厚生とは、企業や組織が従業員の生活を支援し、働きやすい環境を整えるために提供する制度やサービスのことを指します。主な目的は、「従業員の生活の質の向上」、「仕事へのモチベーション向上」、その先にある「優秀な人材の確保・定着」「労働生産性の向上」です。活き活きとやる気に満ちて活躍する従業員を増やすための取り組みが中心であり、結果として活気ある魅力的な企業を周囲にアピールすることにもなるため「企業イメージの向上」にも貢献します。

医療業界特有の福利厚生の特徴

医療業界では、一般的な福利厚生に加えて、業界特有の制度が多く見られます。たとえば、以下のような福利厚生があります。

  • 医療費の補助や無料化
  • 充実した研修制度
  • 多様な食事補助
  • メンタルヘルスケアの重視
  • 柔軟な勤務体制
  • 子育て支援の充実

メンタルや子育て支援、食事補助などが重視されるのは、医療従事者の高ストレス環境や不規則な勤務形態、専門性の高さなどを考慮する必要があるためです。

医療業界の福利厚生ランキング10選

ここからは、医療業界で見られる福利厚生を10選紹介します。具体的な事例とともに、それぞれの特徴を確認しましょう。

関連記事:病院の福利厚生とは?医師・看護師・薬剤師に向けて導入するメリットと19種類の福利厚生を解説

1.医療費補助・無料制度

医療業界では、以下のような医療費補助・無料制度があります。

  • 全額補助型:職員とその家族の医療費を全額補助する
  • グループ内無料型:医療グループ内の全施設で職員の医療費を無料にする
  • 高率補助型:入院費の一定割合以上を補助する

医療費の補助や無料化は、医療従事者にとって大きな魅力です。特に全額補助型の制度を持つ病院では、職員本人だけでなく、その家族の医療費まで全額補助する手厚いサポートを提供しています。

事例:東京西洲会病院(東京)

医療法人徳洲会に所属する東京西洲会病院では、徳洲会健保に加入の職員およびその家族について、外来・入院にかかわらず、徳洲会グループ病院で受診した月額3,000円以上の診療費用が補助される医療費補助があります。ほかにも、自施設利用の入院の場合、室料差額が減免、空きがある場合は特室へのアップグレードが可能など、手厚い制度で職員とその家族をサポートします。

出典:医療法人徳洲会東京西洲会病院看護部|その他福利厚生

2.充実した休暇制度

長時間労働や不規則な労働時間とうまく付き合っていかなければならない医療業界では、休暇制度の充実も欠かせません。

年間120日以上の休暇があったり、有給取得率90%以上といった具体的な数値の達成を目指すケースがあります。夏季・冬季休暇に加え、誕生日休暇などの特別な休暇を導入している病院もあるようです。一定期間の勤続年数を経過するとリフレッシュ休暇を付与するような独自の福利厚生も見られ、職員の心身のリフレッシュと長期的なキャリア継続を支援します。

事例:亀田総合病院(千葉)

亀田グループに属する亀田総合病院では、年間休日110日を基本とし、年次有給休暇が最高20日、ほか慶弔休暇・災害休暇・産前産後休暇・介護休暇があるなど休暇制度が充実しており、ワークライフバランスを重視した働き方をサポートします。

亀田総合病院の中核として機能している亀田メディカルセンターは、Newsweekが毎年発表するよい病院の世界ランキング「World's Best Hospitals 2024」にて、2024年に45位(昨年47位)にランクインしており、世界的にも評価の高い病院です。

出典:亀田グループ求人サイト|福利厚生

3. 食事補助

医療従事者、特に長時間勤務や夜勤の多い職員にとって、質の良い食事の提供は非常に重要です。以下は、食事補助に関する先進的な取り組みを行っている食事補助の福利厚生の事例です。

  • 職員食堂
  • 食事代補助
  • 置き型の食事サービス

これらの食事補助制度は、単に空腹を満たすだけでなく、職員の健康管理、満足度向上、そして業務効率の改善にも貢献しています。24時間体制で働く医療現場において、適切な食事サポートは非常に重要な福利厚生の一つと言えるでしょう。

事例:浜田戸部整形外科(神奈川)

神奈川にある職員数30名程度(2023年7月時点)、小規模のクリニックである浜田戸部整形外科では、規模が小さくても職員への食事補助を実現するための解決策として、食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」を導入しています。「街の飲食店が社員食堂になる」、「非課税を活用してランチが実質半額になる」のがサービスの大きな魅力です。コンビニでも使え、飲み物やお菓子も購入できるなど利便性の高い食の福利厚生サービスで、職員の食事と健康をサポートをしています。

導入事例:医療法人社団順栄会 浜田戸部整形外科様

関連記事:「チケットレストラン」の仕組みを分かりやすく解説!選ばれる理由も

サービス紹介:オフィスおかん、Office de yasai(置き食)

食事補助の福利厚生は、パッケージ型の福利厚生サービスが豊富です。なかでも、1品100円で管理栄養士監修のお惣菜が食べられる置き型社食「オフィスおかん」は職場に冷蔵庫(または冷凍庫)を置くだけでよく、24時間できます。

おなじく職場に冷蔵庫(または冷凍庫)を設置するサービス「OFFICE DE YASAI」の場合、無添加や国産にこだわった健康的な食事が1品100円〜購入できます。どちらのサービスも株式会社KOMPEITOが運営しているので、職員の性別や好みで選択してみてもよいでしょう。

参考:オフィスおかん
参考:OFFICE DE YASAI

4.研修・スキルアップ支援

DX化は人手不足が叫ばれる医療業界でも喫緊の課題です。専門職においてのスキルアップに加え、職員全体のリスキリングも必要となることから、専門資格取得のための資格取得支援制度やキャリア開発のためのメンター制度などが見られます。

事例:南港病院(大阪)

認知症ケアやプライマリーケア(身近にあり、なんでも相談にのり、なんでも診てくれる総合的な医療)で知られる大阪府の南港病院では、実務能力の増進を目的とした研修・知識の習得・技術の習得のためのセミナーや勉強会の参加費用を予算の範囲内で病院負担する福利厚生があります。さらに、介護士の資格の一つ「介護初任者研修」を取得するための講座を病院が開設しているなど、働く人の将来をサポートするシステムがあり、頑張る職員をバックアップします。

出典:南港病院グループ採用サイト|福利厚生

5.子育て支援

女性が多く活躍する看護の職場では、子育てとの両立を支援する福利厚生が求められます。令和7年4月1日からは改正後の育児・介護休業法への対応も必須となるなど、子育て支援の重要性は多くの企業の課題です。医療業界では、夜勤や病児対応など、以下のような支援があります。

  • 24時間保育:院内に24時間利用可能な保育所を完備
  • 病児対応:病児保育サービスを提供
  • 経済的支援:ベビーシッター費用の補助や子どもの学費支援制度を整備

出典:厚生労働省|育児・介護休業法について トピックス 育児・介護休業法が改正されました ~令和7年4月1日から段階的に施行~

事例:東京都立松沢病院(東京)

安全で質の高い精神科医療を幅広く提供する急性期病院を掲げている東京都立松沢病院は、急性期の患者さんへの対応に力を入れている病院です。民間の病院と比較して待遇の水準が高く「院内保育室」が用意されています。開設日は、平日と第2・第4の土曜日です。保育時間も7:30〜19:30で週に2回は24時間保育があるなど、夜勤にも対応しやすい環境が整備されています。

出典:東京都立松沢病院看護部|松沢病院の働きやすさ

サービス紹介:ポピンズシッター(派遣型ベビーシッター)

ポピンズシッター」は、企業の福利厚生チケットや自治体の助成対象になっている派遣型のベビーシッターサービスです。スマホで簡単に予約できるため、ちょっとした休憩時間に申し込みできます。看護師が多く活躍していたり、保育所を完備できていない病院の福利厚生におすすめです。

参考:ポピンズシッター

6.住宅手当・寮の提供

職員の生活支援に直結する住宅関係の福利厚生は、医療業界でも多く提供されています。大規模病院の場合、単身者向けの職員寮に加え、家族向けの住宅手当を充実させることで、さまざまなライフステージの職員をサポートするケースも見られます。代表的な住宅手当は以下のとおりです。

  • 寮完備型:職員寮を完備
  • 家賃補助型:家賃における一定割合(上限あり)を補助

事例:金田病院(岡山)

地域に根差した医療として、急性期から回復期、慢性期へとつなぐ地域医療提携を提供している岡山の金田病院では、働きやすい職場作りの一つとして独身職員への病院の借り上げ住宅を用意しています。一般のアパートを1室借り上げする形であり、採用が難しい看護師・薬剤師の場合、0円での入居が可能です。

出典:社会医療法人緑荘会金田病院|福利厚生

7.退職金・年金制度

退職金・年金制度は、医療従事者に長期的な経済的安定性を提供し、将来への不安を軽減できます。スタッフの長期的なキャリア形成を促すとともに、高度な専門性を持つ医療人材の定着率向上に貢献するため、病院経営の安定化と医療サービスの質の維持向上にも寄与するでしょう。

後ほど紹介する恵寿総合病院(石川)は「日本一働きやすい病院アワード2024」大賞を受賞しており、働きやすさの理由として、「企業型確定拠出年金制度」や「つみたてNISA制度」など豊富な資産形成制度が挙げられます。

8.福利厚生施設(ジム、カフェテリア等)

心身の健康の促進や気分転換に、ジムやマッサージルーム、カフェテリアは有効です。ワークライフバランスの向上・健康経営の観点でも効果が見込めるため、以下のような福利厚生施設を併設する医療機関も増えています。

  • 24時間利用可能な院内ジムや仮眠室
  • 保養所
  • カフェテリア、マッサージルームなど

事例:大垣市民病院(岐阜)

岐阜県西濃地域の基幹病院として、急性期・超急性期医療を提供する大垣市民病院では、2020年より、登録するだけで気軽に利用できる院内ジムを設置しています。

出典:大垣市民病院看護部|福利厚生

サービス紹介:chocoZAPステーション(ジム)

chocoZAPステーション」は、お仕事の帰りやすきま時間に全国1,500店舗以上のchocoZAP店舗で気軽に運動する機会を提供できる福利厚生サービスです。運動でのリフレッシュで、健康増進の後押しができ、ワークライフバランスの向上にも寄与します。エステ、ネイル、ホワイトニングにマッサージチェアなど充実したサービスでタイパも抜群、忙しい医療業界の職員にぴったりです。

参考:chocoZAPステーション

9.メンタルヘルスケア

高ストレス環境下で働く医療従事者の心理的負担を軽減し、バーンアウトを予防する効果があることからメンタルヘルスケアの重要性は高いです。また、スタッフの精神的健康を守ることは、医療サービスの質の維持向上に直結するため、病院経営の観点からも重要な投資と認識されています。

事例:神奈川県立精神医療センター(神奈川)

精神科救急や専門医療など、地域で対応の困難な患者の治療・社会復帰支援を担うセンター機能の充実に努める神奈川県立精神医療センターは、職員のメンタルヘルスケアも重視しています。各院内にはカウンセリングルームが設けられており、臨床心理士による定期的なカウンセリングが受けられます。

出典:独立行政法人神奈川県立病院機構 神奈川県立精神医療センター|福利厚生

10.ワークライフバランス支援

多くの医療機関では、スタッフの仕事と私生活の調和を図るためのワークライフバランス支援を福利厚生の重要な柱として導入しています。福利厚生としては、以下のような制度が導入されています。

  • フレックスタイム制度やテレワーク
  • ジョブシェアリング制度や副業・兼業許可制度
  • 時間単位の有給休暇制度

事例:小金井中央病院(栃木)

大病院レベルの良質な医療と、開業医の温かさを兼ね備えた病院を目指すと掲げる小金井病院では、職員のプライベートと仕事のバランスが良い状態であってこそ、仕事に対し十分な能力を発揮できると考えています。そのための施策として、医療法人小金井中央病院一般事業主行動計画をホームページ上に掲げ、以下について具体的な計画が公開されており、ワークライフバランスの向上を目指していることがわかります。

  • 新入職員の早期退職の防止、定着率の向上
  • 全職員の年次有給休暇の推進
  • 所定外労働の削減のための措置の実施

出典:医療法人小金井中央病院|福利厚生・ワークライフバランス

番外編:その他のユニークな福利厚生

近年、医療機関では従来の福利厚生に加えて、より革新的でユニークな制度を導入する動きが見られます。たとえば、家事代行サービスや社内起業支援制度、充実した介護支援制度といった、スタッフの自己実現やイノベーション促進、ライフイベントに寄り添った支援です。自己実現のための機会を提供することで、医療従事者のモチベーション向上と組織の活性化を図っています。

サービス紹介:ベアーズ(家事代行)

仕事に育児に介護に、日々邁進する職員を応援するために、家事の負担を軽減できる福利厚生が注目されています。家事代行No.1の「ベアーズ」は、2021年より法人会員向けの福利厚生の提供を開始しました。「家事を外注できる」ことでストレス軽減にもつながり「癒し」の機会の提供にもなるなど、職員とその家族のためのサポートが福利厚生で実現できます。

参考:ベアーズ

「日本一働きやすい病院アワード2024」大賞|恵寿総合病院(石川)の福利厚生をチェック

日本の医療現場では、看護師の約8割が離職を考えるほど厳しい労働環境が課題です。この状況を改善するため、「ナースライフバランス研究室」が主催する「日本一働きやすい病院アワード2024」が開催されました。全国から14の医療機関がノミネートされ、看護師が働きやすく、やりがいを持って働ける環境作りに取り組む病院が表彰されています。

そこで大賞を受賞した恵寿総合病院(社会医療法人財団菫仙会)の福利厚生は、医療業界の人事担当者にとって貴重な学びの機会を提供しています。ここからは同病院の先進的な取り組みを分析し、医療現場の働きやすさ向上につながるポイントを探りましょう。

出典:PR TIMES|ナースまつり2024にて「日本一働きやすい病院アワード2024」大賞は恵寿総合病院が受賞!
出典:NHK NEWS WEB|公立病院の看護師など 約8割“職場 辞めたい” 労働組合の調査

1. 資産形成支援による長期的な安心感の醸成

恵寿総合病院では、企業型確定拠出年金制度やつみたてNISA制度の導入、資産形成セミナーの開催など、職員の将来を見据えた支援を行っています。これらの取り組みは、職員に長期的な経済的安定感を提供し、定着率向上を促すでしょう。

2. 人生の節目に寄り添う、きめ細やかな祝金・補助金制度

職員の人生の重要な瞬間に寄り添う制度が充実しています。結婚や出産、資格取得時のお祝い金制度、分娩費用の割引などです。職員の人生の節目を組織全体で祝福する文化を醸成し、経済的サポートを通じて仕事と私生活の両立を支援します。結果として、組織への帰属意識と信頼関係が強化されるでしょう。職員のライフイベントに合わせた支援制度を通じて、ワークライフバランスの向上を図ることが可能です。

3. 心身のリフレッシュと自己実現の支援する柔軟な休暇制度

フリープラン休暇制度や有給休暇の取得促進など、柔軟な休暇制度が豊富です。これらの制度は、心身のリフレッシュによるバーンアウト防止と生産性向上、自己実現や家族との時間確保によるモチベーション向上、そして休暇を取りやすい文化の醸成による職場の雰囲気改善につながります。

4. 予防医学の実践による健康管理支援

無料の健康診断や歯科検診、24時間の健康相談サービスなど、職員の健康管理を総合的にサポートしています。結果として、予防医学の実践による職員の健康維持と医療費削減、メンタルヘルスケアの充実によるストレス関連の離職防止、そして病院自身が健康経営を実践することによる社会的信頼の獲得につながるでしょう。

出典:社会医療法人財団 菫仙会|福利厚生

「日本一働きやすい病院アワード2024」ワクワク賞|桜十字病院(熊本)の福利厚生をチェック

同アワードにおいて、看護師がワクワクしながら働いている病院に贈られる「ワクワク病院賞」は、桜十字病院が受賞しました。同病院は、「質の高い医療・介護を提供できるのも、スタッフあってのこと」という理念のもと、スタッフがやりがいを持ち、安心して働ける環境作りに注力しているのが特徴です。その特徴的な福利厚生制度は、医療業界の人事担当者にとって参考になる点が多くあります。

1. 生活基盤のサポート

桜十字病院では、スタッフの日常生活を総合的にサポートする福利厚生を提供しています。

社員食堂では、1食350円で栄養バランスの取れた食事を摂ることが可能です。地元熊本県産の素材を使用し、ビュッフェ形式で品数豊富な食事を提供することで、スタッフの健康管理と経済的負担の軽減を同時に実現しています。

介護職専用の社員寮は、遠方から入職したスタッフの生活をサポートし、職務に専念できる環境です。さらに、無料駐車場の提供やマイカー通勤のサポート制度など、通勤に関する支援も整っています。

これらの制度は、スタッフの生活基盤を安定させることで、仕事に集中できる環境を整え、結果として質の高い医療サービスの提供につながっていると考えられます。

2. ワークライフバランスの推進

桜十字病院は、スタッフのワークライフバランスを重視した制度を設けています。病院敷地内にある「わんぱく保育園」は、0歳児から年中児までを預かり、病児保育にも対応可能です。子育て中の看護師が安心して働ける環境を整えています。

また、職員間の交流を促進するコミュニケーションアップ制度など、仕事以外での職員間の交流が充実していることも見逃せません。これらの取り組みは、スタッフのリフレッシュと相互理解を深め、職場の活性化につながっています。

3. 自己研鑽と健康増進の支援

桜十字病院は、スタッフの自己研鑽と健康増進をサポートする制度も充実しています。スタッフの継続的な学習を経済的に支援する医療専門書の割引販売は、あると嬉しい実用的な支援です。また、フィルカフェやシェアルーム、ライブラリーなどの施設をスタッフも利用可能にすることで、リラックスしながら学習や情報交換ができる環境が整備されています。

健康面では、院内のリハビリジムである「Let'sリハ!」のナイトジムを職員価格で利用可能です。スタッフの健康増進も支援します。

出典:桜十字病院 RECRUIT SITE|WELFARE

福利厚生を充実させて職員の定着を促進

医療業界の福利厚生は、従業員の健康と安全を守り、モチベーションを高め、優秀な人材を確保・定着させるための重要な要素です。本記事で紹介した医療業界の福利厚生や導入事例は、医療機関が今後の福利厚生を見直す際の参考になるでしょう。

福利厚生の見直しにあたって、導入しやすさとその効果が肝心です。記事でも紹介した食の福利厚生「チケットレストラン」は、小規模のクリニックでも導入しやすく、導入期間も1か月程度、運用も負担がほとんど増えません。全国にある25万店舗以上の加盟店で利用できる利便性の高さから、従業員満足度は93%を記録しており、導入企業は3,000社を超えています。ぜひ、「チケットレストラン」を次の福利厚生の選択候補に加えてみませんか。

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