1on1ミーティングでは、週1~月1回のペースで面談を行います。定期的に上司と部下が面談を行うことで、関係性の構築や職場の心理的安全性向上にもつながる取り組みです。効果的に1on1ミーティングを行うには、どのような手順で何に注意して実施すればよいのでしょうか?
1on1ミーティングとは
1on1ミーティングとは、上司と部下が定期的に行う面談のことです。週1回から月1回の頻度で、30~60分のミーティングを実施します。
この面談は直属の上司が行うのが一般的ですが、部門長やメンター、場合によっては経営者が実施することもあります。組織の規模や目的に応じて、適切な人が実施するとよいでしょう。
1on1ミーティングはシリコンバレーの企業が、コミュニケーション不足の解消を目的として始めたのがきっかけとされています。現在では多くの企業で導入され、従業員のエンゲージメント向上や組織力強化などの目的達成に向けて実施されている取り組みです。
関連記事:1on1ミーティングのやり方は?成果につなげるポイントや評価面談との違いを解説
評価面談は業務や目標設定、フィードバックが目的
評価面談とは、業務や設定した目標の進捗確認を主な目的とする面談のことです。1on1ミーティングが部下の成長を目的としているのに対し、評価面談は具体的な業務成果や目標達成度の測定を目的に行います。
人事評価のサイクルに合わせて年1~2回の頻度で実施するのも、評価面談と1on1ミーティングとの違いです。
また面談で扱うテーマも、1on1ミーティングでは悩み相談やキャリア相談などさまざまで、自由度が高い傾向があります。評価面談は人事評価につながる面談のため、進捗や評価といった業務に直結する内容について取り上げるのが一般的です。
1on1ミーティングの目的
1on1ミーティングを実施する目的は企業によってさまざまです。ここでは代表的な目的について見ていきましょう。
部下の成長サポート
1on1ミーティングの目的の1つは、部下の成長サポートです。面談を通じて、上司は部下が目標実現や課題解決に向けて自主的に考え行動することを促します。
業務に関する課題やキャリアプランなどの相談に加えて、プライベートの悩みについても相談できる機会とすることで、部下が抱える課題の早期発見と、解決に向けたサポートにつながるのもポイントです。
このような面談を定期的に行うことで、上司と部下が良好なコミュニケーションを取れるようになれば、部下の仕事への意欲向上や、成長への意識の高まりが期待できます。
信頼関係の構築
上司と部下の信頼関係を構築することも1on1ミーティングの目的です。日常業務内では時間的制約や周囲への配慮から言いにくいことも、個別の場であれば率直に話し合えます。
面談では、上司から部下へ一方的に伝える・教えるのではなく、部下から上司への意見を積極的に吸い上げることも重要です。部下の視点から見た職場の課題や改善提案を知ることで、組織全体の風通しの良さにもつながります。
お互いに本音で話せる機会を定期的に持つことで相互理解が深まるため、普段の業務でも円滑なコミュニケーションが取りやすくなるでしょう。
従業員のモチベーション向上
1on1ミーティングは、従業員のモチベーション向上も目的としています。上司が部下に対して適切なフィードバックを行うことで、部下の仕事への興味・関心・達成感などの内発的動機付けを強化できます。
部下の努力や成果について、個別の時間で丁寧に評価することで、部下は自分の仕事が認められていることを実感し、成長意欲を高められるでしょう。
また部下の興味や関心のある分野について話し合うことで、業務への取り組み方や将来のキャリア形成に対する前向きな姿勢を育むことも可能です。
課題の発見とフォロー
課題の早期発見とフォローも、1on1ミーティングの重要な目的です。定期的な面談を通じて、上司は部下の小さな変化や気になる点を察知しやすくなります。
離職予兆やメンタル不調の兆候、チーム内での人間関係の摩擦など、通常の業務では表面化しにくい課題を未然に発見できるのがメリットです。これらの課題は放置すると深刻化する可能性があるため、早期の対応が欠かせません。
課題を早い段階で把握することで、適切なサポートや環境調整を行い、従業員の離職防止やチーム全体のパフォーマンス向上につなげられます。
結束力の向上
組織全体の結束力向上も、1on1ミーティングが果たす役割の一つです。定期的な個別面談を通じて、従業員一人ひとりに寄り添うことで、組織への帰属意識を育むことができます。
上司が部下の価値観や考え方を理解し、個々の特性に合わせたコミュニケーションを行うことで、従業員は組織の一員として受け入れられているという実感を得られるでしょう。この実感が、企業に対する愛着や忠誠心の向上につながります。
従業員の帰属意識が高まることで、チーム内での協力体制が強化され、組織全体の一体感も増していくでしょう。
1on1ミーティングの効果
リクルートマネジメントソリューションズの実施した「1on1ミーティング導入の実態調査」によると、30%以上の企業があげた1on1ミーティングの効果は以下の通りです。
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1on1ミーティングの効果 |
回答の割合 |
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上司と部下のコミュニケーション機会が増えた |
60.1% |
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部下のコンディションの把握ができている |
46.5% |
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上司と部下が本音で話せる関係になっている |
40.2% |
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部下の成長が見られる |
30.3% |
この調査結果を元に、1on1ミーティングの効果を見ていきましょう。
参考:リクルートマネジメントソリューションズ|【調査発表】1on1ミーティング導入の実態調査
上司と部下のコミュニケーションが増える
1on1ミーティングを定期的に行うと、上司と部下は互いにコミュニケーションをとりやすくなります。日常業務の中でも気軽に質問したり相談したりできるでしょう。意思疎通を取りやすくなるため、スムーズに業務を進めやすくなることも期待できます。
関連記事:職場コミュニケーションの活性化に役立つ取り組みや事例をチェック
部下のコンディションを把握できる
1on1ミーティングでは、仕事に関することはもちろん、プライベートについても話すことがあります。上司は部下の状態を全体的に把握できるようになるため、コンディションが優れているかどうかも判断しやすくなるでしょう。
そのときの状態に合わせて、適切に業務を配分しやすくなります。
上司と部下が本音で話せる
仕事を進める上では本音で話すことも重要です。1on1ミーティングを定期的に実施していると、上司と部下であってもフランクに会話をしやすい関係性ができていきます。
お互いの考えや仕事に対する思いも理解できるようになるため、本音でコミュニケーションを取れる関係性の構築が可能です。
部下が成長する
1on1ミーティングは部下の成長のために必要なサポートを提供する場です。部下が携わっている仕事を客観的に見られるよう、フィードバックや振り返りを実施することで、部下が自ら問題点に気が付いたり目標達成に必要な行動を取ったりできるようになります。
1on1ミーティングのメリット
部下の成長や上司と部下のコミュニケーション促進につながる1on1ミーティングには、どのようなメリットがあるのでしょうか。1on1ミーティングのメリットをチェックしましょう。
心理的安全性の向上につながる
心理的安全性とは、従業員一人ひとりが、社内で不安なく発言したり能力を発揮したりできる状態のことです。これを実現するには「自分を受け入れてもらえている」という実感がなければいけません。
1on1ミーティングでは、上司は部下の話の聞き手になることが重要です。部下が何をどのように考えているのかを、否定することなく引き出していく中で、部下は「自分を受け入れてもらえている」という実感を得られます。
定期的に実施する1on1ミーティングでこの感覚を育むことで、職場全体に相手を受け入れる雰囲気ができていくでしょう。
関連記事:心理的安全性を高める方法|人間関係のストレスがない職場づくりのメリット
信頼関係を構築できる
上司と部下が対等な立場で会話できる1on1ミーティングは、両者の信頼関係を構築するきっかけとなります。業務に関する話題だけでなく、家族や体調、趣味といったプライベートな内容についても気軽に話し合うことで、お互いへの理解が深まるためです。
このような定期的なコミュニケーションの習慣が生まれると、日常的な業務においても部下から自発的に報告・連絡・相談を行いやすい環境が整うと期待できます。
円滑なコミュニケーションが取れるようになることで、上司にとってもマネジメント業務をスムーズに進めやすくなるでしょう。
部下の希望に合うキャリアのサポートができる
1on1ミーティングを継続的に行うと、部下の適性や可能性を引き出すキャリアサポートにつながります。定期的な目標設定と振り返りを通して、部下は自分自身の強みや課題に気付きやすくなるためです。
また目標を達成した場合はもちろん、達成できなかった場合であっても学びの機会となります。いつも同じパターンでつまずくなら、1on1ミーティングでの振り返りで、行動のくせや傾向を部下自身が把握できるようサポートするとよいでしょう。
キャリアに関する部下の希望をヒアリングすれば、適材適所の人員配置にもつながります。
VUCA時代に対応しやすくなる
IT技術の急速な進歩やコロナ禍などの影響で、物事が変化するスピードが早く、未来予測が困難になってきています。
このような状況を表すのが、「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」の頭文字を取って名付けられたVUCA(ブーカ)時代です。
VUCA時代には臨機応変に変化へ対応できる力が求められます。1on1ミーティングは1週間から1カ月に1度という短いサイクルで実施するため、VUCA時代の素早い変化をキャッチしやすいのが特徴です。
短期間で定期的に状況確認を行うことで、何らかの変化が生じた際にもスピーディーに対応しやすいでしょう。
評価への部下の納得感が増す
定期的な1on1ミーティングの実施により、部下は自分に対する客観的な評価とその理由を把握できます。
自信を持って取り組んだ業務の評価が思ったほど高くないことや、反対にあまり自信のなかった業務で予想以上に高い評価を得ていることに気付く場合もあるでしょう。このような評価により、自分の得手不得手を知ることにもつながります。
自分への評価内容や評価に至った経緯を日頃から理解しているため、人事部門による正式な評価への納得感が増すでしょう。また評価の透明性が高まるため、部下のモチベーション向上にもつながります。
人材確保につながる
1on1ミーティングを通じて構築される信頼関係は、部下の働く意欲を大きく向上させます。上司が部下の適性を理解し適切な業務を任せることで、部下は仕事にやりがいを感じやすくなるためです。
部下からの提案に対して上司が改善策を講じる姿を見ることで、「自分の声が職場をよくしている」という実感も得られるでしょう。こうした成功体験の積み重ねが、部下の主体性や行動力をさらに伸ばしていきます。
高いモチベーションを持つ従業員は「この職場で成長したい」「将来は信頼される上司になりたい」と考える傾向があります。結果として働き続ける選択をする人材が増え、企業の離職率改善が期待できるでしょう。
1on1ミーティングの実施方法
自社で1on1ミーティングを取り入れるときに、どのような手順で実施すればよいか分かるよう、実施方法を順を追って確認します。
テーマや日時を決める
1on1ミーティングでは部下が話す内容を決めるのが基本ですが、初回や慣れていない段階では「何を相談すればよいのか分からない」と戸惑う部下も少なくありません。
このような場合は、事前にミーティングの目的を共有して、話し合うテーマを一緒に決めておくとスムーズに進行できます。
日時の設定は、部下の業務スケジュールを確認した上で、負担にならないタイミングを選びましょう。スケジュール管理ツールやカレンダー共有サービスを活用すれば、調整しやすくなります。
1on1ミーティングを実施する
設定したテーマに基づいて1on1ミーティングを進める際は、部下の成長支援が目的であることを念頭に置きましょう。上司が一方的にアドバイスを与えるのではなく、部下が自ら考えて答えを見つけられるよう、傾聴の姿勢を大切にします。
ミーティングでの対話を意味のあるものにするため、話し合いで終わらせずに次のステップを明確にすることも重要です。目標達成や課題解決に向けた具体的なアクションプランを設定し、実行期限を決めておくとよいでしょう。
1on1ミーティングの内容を振り返る
1on1ミーティングの終了時には、話し合った内容を振り返りましょう。例えば部下がどのような行動をいつまでに実行するか、上司としてどのようなサポートを提供するか、などを明確にしておきます。
振り返りをするときには、部下が前向きに取り組めるよう、ポジティブな声掛けを行うのもポイントです。「今日は有意義な話ができました、一緒に頑張りましょう」といった励ましの一言を添えることで、部下のモチベーション向上につながります。
次回の1on1ミーティングの日時を決める
1度の1on1ミーティングだけでは、目標達成や課題解決を完了するのは難しいでしょう。最終的な成果を目指すためには、継続的な取り組みが重要です。
定期的に1on1ミーティングを開催できるよう、終了前に次回の日時を決めておきましょう。例えば「1週間後の同じ時間帯はいかがですか」というように、具体的な日時を指定して決めておきます。
あらかじめ次回の予定を決めておけば、お互いのスケジュールを確保しやすくなり、無理なく1on1ミーティングの継続が可能です。
有意義な1on1ミーティングにするポイント
1on1ミーティングを有意義なものにするにはポイントがあります。代表的なポイントを3つ見ていきましょう。
部下の考えを引き出す
1on1ミーティングは、部下が自分自身で答えを導き出す場です。部下と上司の発話の割合は7:3を目安にするとよいでしょう。
部下の悩みを聞いていると「こうすればすぐに解決するよ」とアドバイスしたくなるかもしれません。しかし、すぐに答えを提示してしまうと、部下の成長を促すという1on1ミーティングの目的は達成できなくなってしまいます。
上司の役目は、部下が自分で答えや解決策を導き出すための誘導をすることです。そのためには「どうしたらできそうだと思う?」といった問いかけを行いましょう。
部下が自分で答えを探し始めることで、自発的に考える力を養えるようサポートできます。
上司はまず聞き役に徹する
1on1ミーティングで最も重要なのは、上司が聞き役に徹することです。部下が意見を話し始めたときに否定的な反応を示すと、部下は萎縮してしまい率直な考えを伝えられなくなるかもしれません。
上司として指導したい気持ちが湧いてくるかもしれませんが、話の途中で口を挟むのは逆効果です。「こうしたらいい」「〇〇さんに聞けば分かると思う」など、アドバイスをすぐにするのではなく、部下が自ら答えを見つけられるようサポートしましょう。
必要なのは部下の話を最後まで聞く「傾聴」の姿勢です。上司が聞き役に回ることで、部下は心理的な安全性を感じ、より深い議論が可能になります。
1on1ミーティングシートで無駄なく進める
1on1ミーティングをより効率的に進めるには、ミーティングシートの活用がおすすめです。事前に部下がシート上にテーマを記入し、上司が内容を確認しておくことで、目的を明確にしてから1on1ミーティングを始められます。
ミーティングシートがあれば、話が横道にそれたときにも、元の内容に軌道修正しやすくなりますし、重要な内容の聞き漏らしも防げるでしょう。また話し合った内容をその場でメモしておけば、後日の振り返りにも役立ちます。
ミーティングシートに決まった形式はありません。インターネット上で公開されている無料のテンプレートを参考に、自社の特徴に合わせてカスタマイズするとよいでしょう。
1on1ミーティングの注意点
1on1ミーティングを実施するときには注意点があります。ここでは、雑談で終わりにしない、信頼関係ができたつもりにならない、コミュニケーションスキルの低い上司では逆効果になること、効果が出るには時間がかかること、部下の行動を促すことについて解説します。
雑談で終わらないようにする
定期的にミーティングを実施していると、部下から「今週は特に話すことがありません」と言われることもあるでしょう。このような状況が続くと、ミーティング自体が形骸化してしまう恐れがあります。
部下は「話すことがない」と感じていても、実際には何らかの課題や関心事を抱えているかもしれません。1on1ミーティングの時間を有効活用するには、あらかじめテーマ一覧を準備しておくとよいでしょう。
例えば「最近の業務で気になること」「スキルアップしたい分野」などのテーマを用意しておくと、部下も話しやすくなり、建設的な議論につなげやすくなります。
信頼関係ができたつもりにならないようにする
「1on1ミーティングを実施しているから信頼関係ができているはず」と思い込んでいると、実際には部下との関係が築けていないというケースもあります。1on1ミーティングを実施するときはもちろん、日頃のコミュニケーションも大切にしましょう。
1on1ミーティングで上司に求められるのは傾聴の姿勢であり、評価や指導の場ではないことも理解しておかなければいけません。部下の意見を批判したり、自分ばかり話し続けたりしていると、かえって部下の信頼を失ってしまう可能性があります。
部下の成長を促し、自発的に考え行動できるようになることを目指す場であることを、上司が十分に理解した上で実施することが欠かせません。
コミュニケーションスキルの低い上司では逆効果になることもある
1on1ミーティングでは、部下の成長度合いが上司のコミュニケーションスキルに左右される点も注意が必要です。部下のやる気を引き出し、的確な質問を投げかけられる上司であれば、部下は高いモチベーションを維持しながら目標達成に取り組めるでしょう。
一方、コミュニケーション能力が不足している上司の場合、十分なサポートを提供できず、逆効果になってしまう可能性もあります。このような状況を防ぐため、上司向けの研修やセミナーを実施し、必要なスキルを向上させる工夫が必要です。
また上司と部下の相性によっては効果が出にくいケースもあるため、チーム内の先輩がミーティングを担当するといった柔軟な対応も検討しましょう。
期待する効果が出るには時間がかかる
1on1ミーティングは部下の主体的な成長を促す取り組みであり、一朝一夕に期待している効果が出るものではありません。定期的な実施とフィードバックを行いながら継続することが大切です。
また実施には相応の時間も必要になります。例えば週1回30分のミーティングを5人の部下と行う場合、合計で2時間半の時間を確保しなければいけません。上司の負担が大きくなる点も課題といえるでしょう。
即効性のある取り組みではないため、部下によってはなかなか変化が表れず、もどかしい思いをすることもあります。成果につなげるためには、1on1ミーティング支援ツールの導入や、じっくり時間をかけて行う取り組みであることを組織全体で理解することが重要です。
部下が具体的に行動できるよう促す
1on1ミーティングの効果を最大化するには、話し合いだけで終わらせないことがポイントです。現状を変えていくには、目標設定や課題の整理を行った上で、具体的な行動を起こさなければいけません。
ミーティングで明確になった目標や課題に対して「何から始めるか」を部下と一緒に検討しましょう。
特に大きな目標に取り組む際は、次回までの行動を細かく分割することが重要です。無理のない範囲で実行できる小さなステップを設定すれば、部下は着実に前進していけます。
小さなステップの積み重ねが、最終的に大きな成果へとつながっていくでしょう。上司には部下が迷わず行動できるよう、具体的で実現可能な次の一手を示すことが求められます。
1on1ミーティングのテーマ例
1on1ミーティングのテーマがなかなか決まらないなら、以下にあげるテーマ例を参考に進めるとよいでしょう。部下が相談したいことや抱えている悩みに合わせてテーマを選べば、有意義な1on1ミーティングを実施できるでしょう。
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相談や悩みの方向性 |
具体的なテーマ |
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業務に関する相談や悩み |
・これからチャレンジしたいこと |
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モチベーションに関する相談や悩み |
・業務で悩んでいることやストレスに感じていること |
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心身の健康に関する相談や悩み |
・体調の変化の有無 |
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目標設定に関する相談や悩み |
・担当している業務への自己評価 |
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今後のキャリアに関する相談や悩み |
・今後希望する業務 |
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企業の方針に関する相談や悩み |
・企業の方針に対する疑問 |
この他に、プライベートに関するテーマを取り上げてもよいでしょう。上司と部下はお互いに「考えていることが分からない」と感じていることもあります。
「週末に何をしているか」「趣味は何か」「最近はまっているものは何か」などについて話すことで、意外な共通点が見つかるかもしれません。
人材確保には福利厚生の拡充も有効
1on1ミーティングは部下のモチベーションを高く保つことにつながり、離職率低下に役立ちます。人手不足が業種を問わず進行している中、人材確保に取り組むなら、福利厚生の拡充を実施するとよいでしょう。
福利厚生で従業員の待遇改善を行い、働きやすさが向上すれば、長く働き続けたいと考える従業員の増加が期待できます。また福利厚生を拡充するときには、従業員が求めている制度を導入するのがポイントです。
関連記事:【令和の面白い福利厚生40選】ユニークな制度で採用力アップ◎
従業員満足度93%の「チケットレストラン」がおすすめ
従業員が求めている福利厚生を導入して人材確保につなげるには、エデンレッドジャパンの提供している食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」がおすすめです。
従業員満足度93%と、導入した企業で働く多くの従業員が「あってよかった」と満足している制度のため、人材確保の効果を十分期待できます。
例えば株式会社sumarchでは「チケットレストラン」をはじめとする充実した福利厚生サービスを整備した結果、転職を検討していた従業員が考え直す結果につながった事例があります。
詳細な導入事例はこちら:株式会社sumarch
「チケットレストラン」は実質的な手取りアップにも有効
歴史的な賃上げが行われた2024年に続いて、2025年も大幅な賃上げが行われています。ただしこの間、従業員が受け取る名目賃金から、物価上昇分を除いた実質賃金は下がり続けている状況です。
受け取る給与の金額が上がっていても、実質賃金が下がっていれば、従業員の生活水準も下がります。このような状況で企業が従業員をサポートするためにも、食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」が有効です。
「チケットレストラン」は一定の利用条件下であれば、所得税の非課税枠を活用できるため、従業員の実質的な手取り額アップを実現できます。従業員の税負担はそのままに、手取りアップができる方法です。
「チケットレストラン」の詳しい内容は、こちらの「資料請求」までお問い合わせください。
関連記事:“福利厚生”で実質手取りアップと高いエンゲージメントの実現を「#第3の賃上げアクション」プロジェクト
1on1ミーティングで目的を達成しよう
1on1ミーティングは、部下の成長サポートや信頼関係の構築・モチベーションの向上などを目的に行う面談です。定期的に行うことで、従業員一人ひとりが「受け入れられている」と感じやすくなるため、職場の心理的安全性向上にもつながります。
またモチベーション向上により「この職場で長く働き続けたい」という従業員が増えて、離職率が低下することも期待できるでしょう。
人材確保に取り組むときには、福利厚生の拡充も有効です。例えば食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」を導入すれば、待遇改善による離職率低下が期待できます。人材確保に向けて導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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エデンレッドジャパンブログ編集部
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