「チケットレストラン」は基本的にドラッグストアでは使えません
「チケットレストラン」は、ドラッグストアでの利用は基本的にできません。
これは、「チケットレストラン」が所得税法上の「食事補助」として非課税扱いを受けるための要件として、利用対象が「勤務時間中に飲食される物」に厳格に限定されているためです。ドラッグストアの主力商品である医薬品・化粧品・日用品は、利用対象外となります。
一方で、「チケットレストラン」は、全国25万店舗以上のコンビニや飲食店で利用可能です。以下、利用可能店舗や利用メリット、使用方法など、「チケットレストラン」の魅力を分かりやすく紹介します。
株式会社エデンレッドジャパン｜メディアで話題の食の福利厚生 - チケットレストラン
「チケットレストラン」が使える店舗一覧
「チケットレストラン」は全国25万店舗以上の加盟店で利用可能です。ドラッグストアでは使えませんが、コンビニエンスストア、飲食チェーン、カフェなど、幅広い業態の店舗が加盟しています。ここでは、具体的な利用可能店舗を紹介します。
コンビニエンスストア
「チケットレストラン」は、主要なコンビニエンスストアチェーンで利用できます。以下の店舗が対応しています。
- セブン‐イレブン
- ファミリーマート
- ローソン、ナチュラルローソン
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ（直営店）
- NewDays、 NewDays KIOSK
コンビニは店舗数が多い上に24時間営業の店舗が多く、時間や場所を選ばず利用しやすいのが最大のメリットです。お弁当、おにぎり、サンドイッチ、パン類などの食事類、お茶やコーヒーなどの飲料、お菓子やデザートなど、幅広い飲食物が購入できます。
参考：ファミリーマート｜電子食事カード／チケットレストラン タッチ｜サービス
参考：ローソン公式サイト｜Ticket Restaurant® Touch（チケットレストラン タッチ）
参考：「デイリーヤマザキ」直営店394店舗加盟のお知らせ
飲食チェーン店
「チケットレストラン」は、全国展開する飲食チェーン店でも幅広く利用できます。主な加盟店は以下の通りです。
牛丼・丼チェーン
ファミリーレストラン
- ガスト
- デニーズ
- ジョナサン
- バーミヤン
- ロイヤルホスト
カフェ
- ドトールコーヒーショップ
- エクセルシオール カフェ
- カフェ・ド・クリエ
- 上島珈琲店
その他
- CoCo壱番屋
- リンガーハット
- 魚べい
- Soup Stock Tokyo
これらの店舗では、店頭でICカードを使って直接決済できます。従業員同士でのランチミーティングや、営業の合間の食事にも活用できるため、コミュニケーション活性化にもつながります。
参考：「Soup Stock Tokyo」全国30店舗で、食事補助サービス「チケットレストラン」を導入開始｜株式会社エデンレッドジャパンのプレスリリース
Uber Eats経由で利用範囲が拡大
2023年3月から Uber Japan と業務提携したことで、「チケットレストラン」の利用可能店舗は飛躍的に拡大しました。「チケットレストラン」公式アプリで Uber Eats バウチャーを購入すれば、以下のような店舗も利用できます。
- マクドナルド
- スターバックス
- ケンタッキーフライドチキン
利用方法は、チケットレストラン公式アプリでバウチャーを購入後、 Uber Eats アプリで注文し、支払い方法として購入したバウチャーを選択するだけです。
オフィスへの配達も可能なため、外出が難しい従業員や在宅勤務者にも対応できます。バウチャーの有効期限は購入から3か月間となっています。
関連記事：チケットレストラン× Uber Eats ウーバーイーツが便利！使い方と魅力をチェック
「チケットレストラン」の導入メリット
「チケットレストラン」の最大の特徴は、一定の条件を満たすことにより、所得税法上の非課税枠を活用できる点です。ここでは、非課税の仕組みと具体的な効果を解説します。
非課税枠を活用できる
「チケットレストラン」は、以下の2つの条件を満たすことで非課税扱いとなります。
- 従業員が食事代の半額以上を負担すること
- 企業の補助額が従業員1人あたり月3,500円（税抜き）以内であること
この条件を満たした場合、企業が負担する月3,500円は従業員の給与所得に含まれず、課税対象外となります。企業側も、福利厚生費として損金算入できるため、法人税の軽減につながります。
参考：国税庁｜No.2594 食事を支給したとき
従業員の獲得・定着につながる
採用市場において、福利厚生の充実は、求職者が企業を選ぶ際の大きな判断材料になります。中でも「チケットレストラン」をはじめとする食事補助は、「日常的に恩恵を受けられる制度」として注目されやすく、他社との差別化にも有効です。
求人情報に制度の内容を記載することで、従業員ファーストの企業姿勢を印象づけることができるほか、既存従業員の定着率向上や企業としてのブランディング効果も期待できます。
このように、「チケットレストラン」をはじめとする食事補助の福利厚生は、獲得と定着の両面から人材戦略を支える魅力的な施策です。
関連記事：チケットレストランの魅力を徹底解説！ランチ費用の負担軽減◎賃上げ支援も
「チケットレストラン」の利用方法と注意点
「チケットレストラン」の利用方法は非常にシンプルです。ここでは、基本的な利用手順と、利用時の注意点を解説します。
基本的な利用手順
「チケットレストラン」の利用は、以下3つのステップで完了します。
利用手順
- 加盟店で商品を選ぶ
- レジで「iD（アイディー）で支払います」と伝える
- 専用ICカードを端末にタッチする
「タントン♪」という確認音が鳴れば決済完了です。音が鳴らない場合は、残高不足または有効期限切れの可能性があります。
専用アプリ「MyEdenred」の活用
- 利用可能店舗の検索（GPS機能で周辺店舗を表示）
- 残高のリアルタイム確認
- 利用履歴の確認
- カードの利用停止（紛失時）
アプリはiOS・Androidの両方に対応しており、事前にインストールしておくと便利です。GPS機能を使った周辺店舗検索のほか、店舗名での検索も可能です。PCブラウザ版の加盟店検索では、Google Mapを使ったルート検索機能も利用できます。
参考：チケットレストラン加盟店マップをリニューアルしました
利用時の注意点
「チケットレストラン」を利用する際は、以下の点に注意が必要です。
購入できないもの
- アルコール類(ビール、日本酒、ワイン、チューハイなど)
- タバコ
- 食品以外（日用品、雑誌、医薬品、化粧品など）
その他の制限
- 利用できるのは契約者本人のみ（家族は利用不可）
- 就業時間内に飲食される物に限定
- 残高の有効期限はチャージから1年後の月末まで
- 現金への払い戻しは不可
また、会計時に「チケットレストランで支払います」と伝えても、店員に認識されない可能性があるため、「iDで支払います」と伝えることが重要です。
退職後も残高があれば有効期限まで利用できますが、追加チャージはできません。使い切った後は、カードを自身で破棄する必要があります。
参考：ご利用者様向けFAQ｜チケットレストランタッチ 従業員様向けFAQ
参考：チケットレストランは退職後どうなる？残高の扱いや必要な手続きを確認
チケットレストランで実現する従業員満足度の高い福利厚生
「チケットレストラン」はドラッグストアでは利用できませんが、全国25万店舗以上のコンビニや飲食店で利用可能です。国税庁が定める条件を満たすことで、企業は月3,500円まで非課税で食事補助を提供でき、従業員の実質的な手取りアップにつながります。
導入企業3,000社以上、利用率98%、継続率99%、また従業員満足度が93％という高い実績があります。新たな福利厚生を検討するのなら、ぜひ「チケットレストラン」を選択肢に加えてはいかがでしょうか。
「チケットレストラン」のお問い合わせは「こちら」
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