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【2025最新】内々定段階から福利厚生が使える企業が急増|内々定フォローの新常識

【2025最新】内々定段階から福利厚生が使える企業が急増|内々定フォローの新常識

2025.10.31

内々定段階から福利厚生を開放する企業が増えています。就活の早期化により、内々定から入社までの期間が長期化する中、「いかに辞退を防ぐか」が採用戦略の最重要課題になりました。本記事では、辞退防止に効果的な内々定者向け福利厚生の設計ポイントと、導入時の実務的な留意点を解説します。

内々定でも「福利厚生が使える」企業が増加中

採用競争の激化にともない、内々定の段階から福利厚生を利用できる企業が増えています。まずは、企業が入社前の学生にも制度を開放する理由と背景にある動き、注目される取り組みを見ていきましょう。

導入企業は前年比約10%増、背景に「早期接点」と「辞退防止」の動き

福利厚生サービス大手のリロクラブによると、内定者向け福利厚生サービスを導入する企業は毎年約10%ずつ増加しています。(AERA DIGITAL|2024年11月11日

この背景にあるのが、採用活動の早期化です。内々定から入社までの空白期が長くなると、学生の心に迷いや不安が生じやすくなり、内定辞退のリスクが高まります。そこで各企業は「内々定者との接点を早期に持つ」ことを重視し、入社までの不安を解消する仕組みづくりを進めているのです。

入社前から福利厚生制度を体験できる環境を整えることにより「この会社は自分を支えてくれる」という安心感や帰属意識を育み、結果として最終承諾率の向上が期待できます。内々定者との信頼関係づくりは、採用の競争力を左右する重要な要素となっているのです。

参照:内々定でも福利厚生が使える企業急増中 ホテル宿泊、飛行機代割引…専門家が指摘する「入社後の危険性」とは | AERA DIGITAL(アエラデジタル)
参照:内定者福利厚生倶楽部

スーツ購入・eラーニングなど「学生でも使える福利厚生」が拡大

内々定者が利用できる福利厚生には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

福利厚生サービス大手のリロクラブでは、宿泊施設や飲食店、スーツ・家電購入、引っ越し支援などのメニューを「内定者福利厚生倶楽部」として入社の6カ月前から利用可能です。eラーニングやSNS機能も備え、生活と学びの両面で内定者を支援しています。

また、イーウェルが提供する「WELBOX for Freshers」では、内定者向けの福利厚生としてスーツや引っ越し、eラーニング講座や健康支援メニューなどを提供しています。

入社準備からスキルアップまで、福利厚生を通じて幅広くカバーされていることが分かります。

参考:ウェルビーイングな社会へ「イーウェル」|ニュースリリース詳細

学生が「給与」よりも「福利厚生」を選ぶのはなぜ?

学生が企業を選ぶ基準は、年収やネームバリューから「安心して働ける環境」へと移行しています。ここでは、マイナビの調査をもとに、福利厚生が重視される実態と企業が取るべき対応を解説します。

参考:2026年卒 大学生キャリア意向調査7月<入社予定先の決定と不安> | マイナビキャリアリサーチLab

内々定承諾理由の1位は「福利厚生の充実」

内々定承諾理由

出典:2026年卒 大学生キャリア意向調査7月<入社予定先の決定と不安> | マイナビキャリアリサーチLab

マイナビが2025年7月に行った「2026年卒 大学生キャリア意向調査7月<就職活動・進路決定>」によると、内々定を承諾した理由としてもっとも多かったのは「福利厚生の充実(37.9%)」でした。

3月時点の調査では「給与や賞与が高い(29.1%)」が上位でしたが、最終的には福利厚生が逆転しています。この結果は、学生が最終的に企業を選ぶ指標として「安心して長く働ける職場環境」を選んでいることを示しています。

関連記事:内定者の意識調査でわかる若手の本音|内定辞退・早期離職を防ぐ取り組みとは

「安心できる仕組み」と「人事の対話」が学生の信頼を生む

入社予定先への不安と解消

出典:2026年卒 大学生キャリア意向調査7月<入社予定先の決定と不安> | マイナビキャリアリサーチLab

同調査によれば、入社予定企業について不安を感じたことがある学生は56.7%にのぼります。そのうち67.5%が「人事担当者と直接会話することで不安が解消した」と回答しました。

就活が早期化し、内々定から入社までの空白期間が長くなる中、学生が不安を募らせてしまうのは自然なことです。人事担当者との会話は、入社予定企業への理解を深めるこのうえない機会といえます。

なお、福利厚生は、企業が従業員をどう支えるかを示す「安心の象徴」です。制度を丁寧に説明し、対話を重ねることで、学生は入社前の不安を解消し、より具体的に入社後の生活をイメージできるようになります。

内々定者に福利厚生を開放する企業側のメリット

福利厚生を開放することでメリットを得られるのは学生だけではありません。ここでは、企業が得られるメリットを2つの視点で整理します。

辞退防止効果

内々定から入社までの期間は、学生が他社からの誘いに迷いやすい時期です。この間に接点が途切れると辞退リスクが高まり、フォロー不足が採用コストの増大につながります。

福利厚生を開放することは、「この会社は入社前から自分を支えてくれている」という信頼を形成し、企業への愛着を深める有効な手段です。

福利厚生は、単なる「入社後の特典」ではなく企業と学生との関係性を強化する「内々定者をつなぎとめる資産」としても活用されているのです。

早期オンボーディング

福利厚生には、学生が企業文化を自然に理解する「早期オンボーディング」の効果も期待できます。

福利厚生の利用を通じて、学生は企業の価値観や働き方への理解を深めることができます。この過程で「この会社の考え方が自分に合っている」と実感できれば、離職の大きな原因となる「入社後のギャップ」を防ぐことも可能です。

内々定の段階から「自分が働く姿」をイメージできる仕組みづくりは、早期離職防止と生産性向上の第一歩です。

関連記事:採用に役立つおすすめの福利厚生をチェック!導入時の注意点も解説

「学生に響く福利厚生」とは?

学生が魅力を感じる福利厚生は、制度の多さよりも「実感できるかどうか」が鍵です。ここでは、学生が魅力を感じる福利厚生を3つのジャンルに分類し、それぞれの特徴と効果を見ていきましょう。

日常利用型|食事・住宅・通勤など

学生にとって魅力的な福利厚生として、まず挙げられるのが、食事補助や家賃補助といった「日常利用型」の福利厚生です。

福利厚生は、利用されなければ意味がありません。学生の辞退防止効果やオンボーディング効果が得られないのはもちろんのこと、かけたコストも無駄になってしまいます。

その点、食事補助をはじめとする日々実感できる福利厚生は、利用率だけでなく従業員へのアピール度も高く、帰属意識やエンゲージメントの向上に寄与します。従業員にメリットがあるだけでなく、企業にとっても費用対効果の高い福利厚生といえます。

3,000社以上が導入する食の福利厚生「チケットレストラン」

エデンレッドジャパンの「チケットレストラン」は、食事補助の福利厚生として日本一の実績を持つサービスです。

チケットレストラン」を導入した企業の従業員は、企業との折半により、全国25万店舗を超える加盟店での食事を実質半額で利用できます。

加盟店のジャンルはコンビニ・ファミレス・三大牛丼チェーン店・カフェなど幅広く、利用する時間や場所も問いません。こうした利便性が高く評価され、中小企業を中心に、すでに3,000社を超える企業に導入されています。

▼「チケットレストラン」のお問い合わせは「こちら

関連記事:【2025年最新】チケットレストランとは?採用・定着・健康経営を支える「食の福利厚生」

学習支援型|eラーニング・資格取得補助など

学習・キャリア支援の福利厚生も、学生から注目されている福利厚生のひとつです。

リロクラブやイーウェルの例からも分かるように、内定者向けに開放する福利厚生として、eラーニングを用意する企業は少なくありません。これは、企業が即戦力を求めているのと同時に、近年の学生の成長意欲やキャリア志向を受けてのものでもあります。

eラーニング・資格取得補助などは、「自分の成長を会社が支えてくれる」という企業へのポジティブな印象につながる点で「学生に響く」福利厚生といえます。

ウェルビーイング型|健康支援・メンタルケアなど

「健康」や「快適な生活」を支援するウェルビーイング型の福利厚生も、学生の強い関心を集める代表的な施策です。

近年、健康経営やESG経営の広がりを背景に、従業員の心身のケアを重視する企業が増加しています。中でも、家事代行サービスの利用補助・メンタルサポート制度などは、「従業員を長期的に支える仕組み」として高く評価されています。

学生にとっても、こうした制度は「この会社なら安心して働ける」という安心感につながる重要な施策です。福利厚生を通じて企業の価値観や文化を伝えることは、採用ブランディングや離職防止の観点からも重視すべき要素となっています。

関連記事:早期離職の理由は?従業員が転職を考え始めるきっかけとは

内々定と福利厚生に関するよくある質問

ここでは、内々定者への福利厚生の提供を検討する企業から多く寄せられる質問を紹介します。

Q1. 内々定者にも福利厚生を開放してよい?

問題ありません。

福利厚生の目的が「学生支援」であれば、内々定段階での開放も可能です。

導入時には、利用範囲や時期を明確に定め、選考や評価には一切影響しないことを伝えるのが重要です。学生が安心して使える環境を整備しましょう。

Q2. どのタイミングで制度を案内するのが効果的?

もっとも効果的なのは、内々定通知から承諾までの時期です。

この時期に不安を感じる学生が多く、福利厚生の説明を通じて安心感を与えることで承諾率が高まります。

制度の案内を「企業理解の機会」として採用スケジュールに加えておくと安心です。

Q3. 開放する福利厚生の内容は?

学生が「実感」できる制度が効果的です。

たとえば、食事補助や学習支援、健康サポートなど、生活や成長に直結する内容は安心感につながります。

特典の多さよりも、利用しやすく明確な設計を意識することで、内々定段階からの信頼を得られます。

選ばれるのは「入社前から支える企業」

内々定段階から福利厚生を開放する動きは、学生の「安心して働ける環境」を重視する価値観に応える施策として広がっています。制度を「見せる」から「体験させる」へ移行することで、内々定承諾率や入社後の定着率を高める効果が期待できます。

中でも、「チケットレストラン」のような日常で実感できる制度は、学生の信頼を育む有効な手段です。

より優秀な学生に選ばれる企業の人事戦略として、福利厚生を通じた入社前からの丁寧なサポートを検討してはいかがでしょうか。

関連記事:チケットレストランの魅力を徹底解説!ランチ費用の負担軽減◎賃上げ支援も

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エデンレッドジャパンブログ編集部

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