福利厚生がいい会社をランキングで紹介します。ランキング上位の会社はどのような取り組みを行っているのでしょうか?自社の福利厚生を充実させるために役立つ、ユニークな福利厚生や従業員に喜ばれる福利厚生もチェックしていきます。
福利厚生がいい会社ランキング
東洋経済が『CSR企業総覧』2026年版の掲載データをもとに作成した「有給休暇の取得率が高い会社トップ400」の掲載データをもとに、上位10社を紹介します。福利厚生がいい会社の一つの指標として、2024年度までの3年平均有給休暇取得率が高いランキングを見ていきましょう。
| 順位 | 会社名 | 有給休暇3年平均取得率 |
| 1 | クボタ | 107.1% |
| 2 | テイ・エス テック | 103.5% |
| 3 | コプロ・ホールディングス | 102.2% |
| 4 | 関西電力 | 99.4% |
| 5 | 豊田自動織機 | 98.2% |
| 6 | ヤマトホールディングス | 97.9% |
| 7 | サイバーステップホールディングス | 97.7% |
| 8 | ゆうちょ銀行 | 97.4% |
| 8 | エクセディ | 97.4% |
| 10 | かんぽ生命保険 | 96.8% |
出典:東洋経済オンライン|有給休暇の取得率が高い会社トップ400《完全版》5位豊田自動織機、4位関西電力、ではトップ3は?
クボタ(1位)、テイ・エス テック(2位)、コプロ・ホールディングス(3位)の上位3社はいずれも3年平均で有給取得率が100%を超えており、付与された日数を上回る消化が定着しています。取得率が100%を超えるということは、今年度の付与分に加えて前年度からの繰り越し分も消化できていることを意味します。制度があるだけでなく、実際に休みやすい環境とバックアップ体制が根付いている証と言えるでしょう。
また、上位10社のうちテイ・エス テック(2位)、豊田自動織機(5位)、エクセディ(8位)は自動車関連を中心とした輸送用機器業界の企業です。工場の年間稼働カレンダーをあらかじめ設定し、繁忙期と閑散期のメリハリをつけるなどの工夫で、有給休暇の計画的な消化が定着しやすい環境が整っていると言えます。
有給休暇取得率は、福利厚生の充実度を測る指標の一つです。ランキング上位の企業は、人材確保の面でも採用市場での評価が高まっています。
関連記事:調査をもとに企業の福利厚生の実態を解説。人気の福利厚生は?
【大手企業】福利厚生がいい会社を紹介
大手企業で、福利厚生のよさで定評のある会社をピックアップして紹介します。
クボタ:有給取得率3年連続トップ
有給休暇3年平均取得率107.1%で3年連続首位のクボタは、スーパーフレックスタイム制や在宅勤務・遠隔地勤務制度など柔軟な働き方を推進しています。管理栄養士が常駐する社内食堂や独自の選択型福利厚生制度「フィットプラン(※)」など、働く環境と生活の両面から従業員をサポートしています。
※年間付与ポイント以内で、生活支援(育児、介護他) ・自己啓発(PCや書籍購入)・健康維持(スポーツ施設利用) ・レクリエーション(宿泊費)など多様なメニューを利用できる制度。
出典:クボタ|WORKSTYLEクボタの働きやすさ ~働き方・福利厚生
本田技研工業(Honda):住宅支援と育児・介護サポートが充実
ホンダには、日本でもトップクラスと自負する水準の福利厚生が揃っています。社宅・独身寮・住宅手当など居住支援の選択肢が広く、転勤時も生活負担を軽減する仕組みが整っています。
育児手当(満18歳未満の扶養家族が対象)・介護手当はともに月2万円支給、子どもが満3歳まで育児休職が可能です。カフェテリアプランで育児・介護・健康増進など多彩なメニューから選べる点も特徴です。
出典:Honda|福利厚生
関西電力:選択型福利厚生で個人のライフスタイルを支援
有給休暇3年平均取得率99.4%の関西電力は、カフェテリアプランで保養所・フィットネスクラブ・ベビーシッターなど多彩なメニューから従業員が自由に選択できる制度があります。
住宅支援(家賃補助・提携住宅融資制度・住宅相談)から19種類と充実の専門部活動まで、公私ともに充実した環境づくりに力を入れています。
資生堂:育児・介護サポートの手厚さ
資生堂は子どもが満3歳まで育児休業を取得できる(法定は原則1歳まで)など、法律を上回る制度が充実しています。2024年には男性従業員の育児休業取得率100%を達成。卵子凍結費用補助や介護補助など、ライフイベントに応じた支援が整っている点が特徴です。
Google:世界水準の福利厚生プログラム
Googleは医療・歯科・眼科保険やメンタルヘルス支援、オンサイトのウェルネスセンターなど健康面のサポートが充実しています。年4週間はどこからでも勤務可能なハイブリッドワーク制度や、不妊治療・育児・介護への支援、オフィス内での食事提供やフィットネスセンターなど、働く環境の整備が世界水準です。
出典:Google の福利厚生 - Google Careers
ユニークな福利厚生のある会社を紹介【中堅〜中小企業中心】
福利厚生は会社の特色が現れる部分でもあります。自社らしい福利厚生で従業員をサポートしている5社をチェックしましょう。
サイバーエージェント:macalon(マカロン)パッケージ
サイバーエージェントでは、女性活躍促進制度「macalon(マカロン)パッケージ」を提供しています。2014年から導入されている同パッケージは、9つの制度から構成されており、社内でも広く認知され活用されているそうです。
| 福利厚生制度 | 内容 |
| エフ休 | 月1回取得できる女性特有の体調不良時の特別休暇 |
| 妊活休暇 | 月1回取得できる不妊治療のための特別休暇 |
| 妊活コンシェル | 月1回30分利用できる専門家の個別カウンセリング |
| 卵子凍結補助 | 卵子凍結に関する費用の一部を1人40万円まで補助する制度 |
| キッズ在宅 | 子どもの看病や通院のときに利用できる在宅勤務制度 |
| キッズデイ休暇 | 学校行事や記念日に取得できる年2回の特別休暇 |
| 認可外保育園補助 | 認可保育園と認可外保育園の保育料の差額分を負担する制度 |
| おちか区ランチ | 同じ市区町村内に住むママ従業員同士のランチ代を1人あたり3,000円補助 |
| パパママ報 | パパママ従業員の働き方を伝える社内報 |
妊娠・出産・育児による変化があっても働き続けられるよう、充実したサポートが用意されています。
フロンティア:奨学金補助制度・ネイル手当制度
従業員一人ひとりの個性や、それぞれの挑戦を大切にしているフロンティアでは、安心して働け、毎日の仕事を楽しめ、美しく輝き続けることを考えた福利厚生を整えています。以下では、特にユニークな制度を紹介します。
| 福利厚生制度 | 内容 |
| 奨学金補助制度 | 若手従業員の負担軽減のため、奨学金返済をしている従業員に対して返済額を負担(要件・上限あり)。 |
| リファラル制度(友達紹介) | 紹介した方が入社した場合にお礼金を支給。ランチ会社説明会も実施。 |
| ネイル手当制度 | 月に一回、提携ネイルサロンが無料で利用可。 |
| コミュニケーション補助制度 | 社内コミュニケーション活性化のためのランチや懇親会費用の補助。 |
アプティ:100円ランチ
IT・マーケティング・セールスを活用し、モビリティ革命の加速を促進するアプティは、食事に関する福利厚生が充実しています。100円ランチをはじめ、食事や従業員の自己研鑽を応援するための、テレ東BIZの法人契約などがあります。
| 福利厚生制度 | 内容 |
| 100円ランチ | お弁当を100円で食べられる制度 |
| フリードリンク | 緑茶・ウーロン茶・紅茶・コーヒーなどが無料 |
| おかし無料 | 毎日15時から食べられる無料のおかしあり。 |
| テレ東BIZ視聴 | テレ東BIZの法人契約 |
| 企業型確定拠出年金 | 2026年2月開始予定で、老後の資金作りをサポート |
ゆめみ:野菜支給制度・オンラインピル診療サービス
ゆめみはデジタルメディアやWebサービスなどの立ち上げと成長をサポートする企業です。「本人の健康>家族との生活>仕事」という優先順位を明文化しており、従業員が安心して働ける環境づくりを重視しています。
その取り組みの一つが「野菜支給制度」です。三軒茶屋で有機野菜や自然栽培の野菜を扱う三茶ファームと提携し、「ひとり暮らしセット」「サラダセット」「変わり野菜セット」などから選べる野菜セットを提供しています。2024年8月からは、女性従業員向けのオンラインピル診療サービスの導入など、食と健康の両面から福利厚生を充実させている点も同社の特徴です。
出典:PR TIMES|オンラインピル診療サービス「エニピルforキャリア」、福利厚生としてゆめみへ提供開始 | 株式会社セレスのプレスリリース
sumarch:実質手取りアップにもなる食事補助
不動産・建設事業を手がけるsumarchでは、「毎年の給料アップは嬉しいものの、税金等差し引かれてしまい手元に残らない」という従業員の声をきっかけに、非課税枠を活用した食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」を導入しました。
導入後は「毎日の食事に利用できるので非常にありがたい」という声が従業員から多くあがりました。採用面でも「他社にはない食事補助」として若い世代への訴求力が高く、定着率向上の一助になったそうです。
導入事例:sumarch
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従業員が喜ぶ福利厚生ランキング
自社でも福利厚生を充実させていきたいと考えているなら、従業員が喜ぶ福利厚生を導入するのがポイントです。
ここでは従業員が喜ぶ福利厚生の導入につながるよう、ビズヒッツが働く男女501人を対象に実施した「あったら嬉しい福利厚生に関する意識調査」の、あったら嬉しい福利厚生ランキングを紹介します。
| ランキング | あったら嬉しい福利厚生 |
| 1位 | 家賃補助・住宅手当 |
| 2位 | 特別休暇 |
| 3位 | 旅行・レジャーの優待 |
| 4位 | 社員食堂・食事補助 |
| 5位 | スポーツクラブの利用補助 |
| 6位 | 資格取得・教育支援 |
| 7位 | 保養所 |
| 8位 | 生理休暇 |
| 9位 | 慶弔金の支給 |
| 10位 | 通勤手当 |
福利厚生の中でも、特に従業員から人気があるのは、家計のサポートにつながる「家賃補助・住宅手当」「社員食堂・食事補助」です。加えて休暇を充実させられる「特別休暇」「旅行・レジャーの優待」も人気があります。それぞれの福利厚生がどのような制度なのかを見ていきましょう。
関連記事:【2026年版】福利厚生の人気ランキング!おすすめの福利厚生サービスも
家賃補助・住宅手当
従業員が住んでいる家の住宅費をサポートするのが、家賃補助・住宅手当です。支給の対象となる範囲や支給金額に関するルールは、以下のように会社によって異なります。
- 従業員本人が世帯主として住んでいる賃貸物件の家賃を月1万円まで支給する
- 従業員本人が世帯主として住んでいる持ち家であり、住宅ローンを組んでいる場合に月1万円支給する
- 居住場所から勤務先までの距離が〇km以内の場合に支給する
- 居住場所から勤務先までの公共交通機関が〇駅以内の場合に支給する
- 入社から〇年目までの従業員を対象に支給する
生活に必要な住宅費をサポートすることで、従業員の負担を減らし、自由に使える給与を増やせる福利厚生です。
特別休暇
特別休暇は会社が独自に定める以下のような休暇です。
- 慶弔休暇:従業員の結婚や親族の不幸があったときの休暇
- 病気休暇:病気にかかったときの休暇
- リフレッシュ休暇:心身の疲労回復のための休暇
- ボランティア休暇:ボランティア活動に参加するための休暇
- バースデー休暇:誕生日にタイミングで取得できる休暇
- アニバーサリー休暇:結婚記念日といった日に取得できる休暇
単に制度を導入するだけでなく、実際に全従業員が特別休暇を取得できる社内風土の醸成も必要です。上司が率先して休暇を取得する、休暇の取得を呼びかけるといった取り組みで、休暇の取得を促します。
土日や有給休暇と組み合わせて、長期休暇を取れる制度にしても、従業員に喜ばれるでしょう。
関連記事:【社労士監修】特別休暇とは?制度の概要・有給無給・企業事例まで完全解説
旅行・レジャーの優待
特別休暇を活用した連休で、家族や友人と旅行を計画する従業員もいます。休暇を存分に楽しめるよう、アクティビティやレジャーを割引料金で利用できる福利厚生を導入するのもおすすめです。
普段とは違う場所に行き、今まで見たことのないものに触れ、新しい経験をすることは、心身のリフレッシュにつながります。休暇中の体験から新しい仕事のアイデアが生まれることもあるでしょう。
社員食堂・食事補助
社員食堂や食事補助があれば昼食代の節約になります。社員食堂は設備を整えなければならず導入費用が高額になりがちです。厨房で働く従業員を確保するために人件費もかかります。
小規模な会社で導入するなら食事補助の方が取り入れやすいでしょう。一定の要件を満たすと、かかった費用を福利厚生費として計上することが可能です。さらに法人税を計算するときには、損金として益金から差し引けます。
物価高の影響から昼食代を節約する従業員は、ボリュームのある炭水化物中心のメニューを選びがちです。食事のバランスが崩れ、体調に影響することも考えられます。
食事補助を提供することで昼食代の負担が減れば、従業員はその分バランスの良い食事を選びやすくなるでしょう。従業員の健康管理を経営上の課題ととらえる健康経営にもつながる福利厚生です。
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【税理士監修】食事補助を非課税にする条件は?給与にしないための非課税限度額
スポーツクラブの利用補助
「ジムに通って運動不足を解消したいけれど、費用負担が大きくてなかなか始められない」と考えている従業員向けに、スポーツクラブの利用補助を行うのもおすすめです。定期的に運動する習慣が従業員に広がれば、健康リスクの低減にもつながります。
近隣のスポーツクラブを利用できるよう法人契約する方法の他に、オフィス内にジムコーナーを設けてもよいでしょう。定期的に講師を招いてオフィスでヨガやストレッチの教室を開催したり、自宅でレッスンを受けられるフィットネスアプリを提供したりする方法もあります。
資格取得・教育支援
業務を遂行するために資格を取得する必要が出てくることがあります。このとき費用を従業員の自己負担としていると、資格取得への意欲が高まらず、必要な資格取得者が不足するかもしれません。
従業員の資格取得を促すには、資格取得・教育支援が役立ちます。試験にかかる費用の他に、テキスト代やセミナー代などもサポートすると、高度な知識やスキルを持つ人材を育成しやすくなるでしょう。
スキルを持つ従業員が増え、商品やサービスの質が向上することで、結果的に売上や利益アップにもつながることが期待できる福利厚生です。
保養所
安価に宿泊できる保養所があれば、取得した休暇を活用して旅行しやすくなります。家族で利用すれば、日常では体験できないことにチャレンジできるよい機会になるでしょう。
宿泊費用を抑えられる分、食事やレジャーを充実させることや、旅行の回数を増やすことも可能です。
生理休暇
生理休暇は労働基準法第68条に以下の通り定められています。
「使用者は、生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときは、その者を生理日に就業させてはならない。」
法律で定められている休暇のため、本来であれば希望に基づき従業員に取得させなければいけません。休暇について周知していない場合には、従業員が「自社には生理休暇がない」と考えていることもあります。
生理休暇の制度が法律で定められていることを知らせ、必要に応じて気兼ねなく取得できる体制の整備が必要です。
慶弔金の支給
慶弔金とは結婚・出産・誕生日などのお祝い金や、香典・見舞金などのことです。従業員本人はもちろん、その家族の慶事・弔事に特別な手当を支給することで、従業員はもちろんその家族のことも大切に思っているという姿勢を伝えられます。
ただし支給の対象になる人が限定的である点には注意が必要です。例えば結婚に対するお祝い金は結婚しなければ受け取れません。場合によっては従業員に不公平感を抱かせることもあるかもしれません。
通勤手当
通勤手当は電車代・バス代など通勤にかかる費用をサポートする福利厚生です。全額支給する会社もあれば「月3万円まで」と上限が決まっている会社もあります。
会社が駅から近い場所にあれば、公共交通機関の費用のみを支給する方法で問題ないかもしれません。一方、駅から離れている立地や、交代制で公共交通機関の動いていない時間帯に帰宅する必要がある場合には、マイカーの通勤に対するサポートも求められます。
関連記事:【税理士監修】通勤手当・交通費の非課税ルール完全ガイド|2025年改正対応版
福利厚生を充実させるメリット
福利厚生の充実度アップによって、以下のようなメリットを期待できます。
- 従業員満足度の向上
- 人材確保の強化
- 生産性の向上
- 健康経営の実現
- ダイバーシティの推進
- 社会的信用の向上
それぞれのメリットがどのようなものなのか、具体的に見ていきましょう。
従業員満足度の向上
福利厚生のいい会社は働きやすい職場環境が整い、従業員満足度が高まります。
必要に応じて休暇を取得できるためプライベートと両立しやすくなりますし、家計をサポートする住宅手当や食事補助で実質的な手取りが増えて経済的な余裕も生まれるためです。さらに資格所得に対するサポートが充実していれば、キャリアアップにもつながります。
精神的にも経済的にも満足した状態で仕事に臨む従業員が増えれば、業務がスムーズに進みやすくなることも期待できるでしょう。
参考資料:従業員満足度の基礎知識
人材確保の強化
生産年齢人口が減少し、人材の流動性も高まっている今、人材確保が難しくなってきています。今いる従業員の定着率を上げ、新たに人材を採用するには、企業の魅力アップが欠かせません。魅力アップの取り組みとして効果的なのが福利厚生です。
充実した福利厚生で働きやすい環境が整っている会社であれば、従業員はわざわざ転職する必要がないため、定着率を高められます。また同じ業界や職種で給与も同程度であれば、福利厚生の充実度で就職先を決める求職者は少なくありません。
今いる従業員の離職を防ぐ取り組みにも、採用を強化したいと考えているときにも、福利厚生が役立ちます。
生産性の向上
福利厚生が整っている会社であれば、従業員は企業のサポートを受けながら、居心地のよいオフィスで働き、バランスのよい食事をとり、仕事終わりにジムで適度な運動をし、必要に応じて休暇を取ってリフレッシュできます。
ストレスの少ない環境で健康的に働き、プライベートも充実させられる従業員が多いでしょう。従業員のコンディションは仕事にも影響します。心身ともに調子のよい従業員が増えることで、生産性の向上にもつながる取り組みです。
健康経営の実現
健康管理を経営の視点から戦略的に行うことを健康経営といいます。従業員の健康に配慮せず、体調を崩す人数が増えれば、人材不足で事業が立ち行かなくなることもあるでしょう。会社の継続的な発展には、健康経営の取り組みが欠かせません。
健康経営を実施するには、定期健診・食事補助・ジムの費用補助などが役立ちます。定期健診の受診率100%を目指し、食事補助でバランスのよい食事のサポートや、ジムの費用補助で定期的な運動を習慣づけるサポートを行うことで、健康を維持しやすくなるでしょう。
あわせて、万が一健康を損ねたときのために、治療しながら仕事を続けられるよう、通院のための休暇制度やフレックスタイム制などの制度も整備します。
関連記事:健康経営とは?いつから?定義や取り組み方・施策例もわかりやすく解説
ダイバーシティの推進
多様性を意味するダイバーシティとは、人種・性別・価値観などの異なる多種多様な人が、ひとつの会社組織の中で共存する状態です。ダイバーシティの推進にも福利厚生が役立ちます。
例えば育児中の人や高齢者の活躍を促すには、勤務時間を調整しやすいフレックスタイム制や、必要に応じて休める休暇制度の整備が有効です。また海外人材の採用を目指すなら、帰省を目的とした長期休暇制度を設けるといった配慮が求められます。
社会的信用の向上
福利厚生の充実度アップは社会的信用の向上にもつながる取り組みです。「従業員をしっかり支えている企業」というプラスの印象が従業員や顧客のイメージアップにつながることもあれば、ダイバーシティの推進が投資家からの信用向上につながることも期待できます。
「第3の賃上げ」による実質的な手取りアップ
福利厚生として手当を従業員に支給すると、原則として課税対象となります。ただし前述した食事補助や社宅など要件を満たすことで、非課税となる福利厚生もあります。
エデンレッドジャパンでは、実質手取りを増やすことができる福利厚生サービスを活用した“賃上げ”を「第3の賃上げ」と位置づけました。
出典:“福利厚生”で実質手取りアップと高いエンゲージメントの実現を「#第3の賃上げアクション」プロジェクト
定期昇給による「第1の賃上げ」、ベースアップによる「第2の賃上げ」では、所得税や社会保険料も増え実質的な手取り額が期待ほど上がらないこともあります。同額の賃上げを実施すると「第3の賃上げ」の方が手取り額が多くなる点が魅力です。
関連記事:第3の賃上げとは?企業が押さえるべき仕組みと、メリット・デメリットを解説
非課税なら食の福利厚生サービス「チケットレストラン」
福利厚生の充実をできるだけ効率的に進めるなら、非課税扱いとなる福利厚生がおすすめです。例えば食事補助は、一定の利用条件を満たすと非課税の恩恵を受けられます。
食事補助の非課税枠を活用できるサービスの一つとして、全国にある加盟店25万店舗以上で使える「チケットレストラン」が人気です。「第3の賃上げ」になることでも話題のサービスです。
「チケットレストラン」は、企業と従業員が半額ずつ負担する仕組みで、従業員は全国の大手コンビニ・飲食店・ファミレス等で食事を購入できます。従業員利用率98%、継続率99%と高い実績があります。
勤務地や働き方を問わず公平に利用できるのはもちろんのこと、非課税枠を活用することで、実質的な手取りが増えるため、従業員に活用されやすく、喜ばれやすい点が特長です。
福利厚生がいい企業にまつわるFAQ(よくある質問)
福利厚生を充実させる上で、よくある質問を紹介します。
Q1.そもそも福利厚生がいい会社とはどのような会社?
A.法定外福利厚生が充実している企業や、実際に利用されている福利厚生が充実しているのが「福利厚生がいい会社」と言えるでしょう。例えば、有給休暇取得率や福利厚生の利用率が高い企業は、制度が形骸化しておらず、従業員が活用できる環境が整っている目安になります。
Q2. 大手と中小企業で福利厚生に違いはある?
A.大手企業は資本力を活かした住宅補助・保養所・社員食堂・福利厚生パッケージプランなどが充実している傾向があります。中小企業は制度の数では劣る場合もありますが、従業員の声を反映した柔軟な制度や、ユニークで従業員に喜ばれる独自の制度を多く整えている企業もあります。
Q3. 給与より福利厚生の方が手取りが増えることはある?
A.非課税となる福利厚生を活用すれば、同額の給与支給より実質的な手取りが増えます。2026年の税制改正で食事補助の非課税枠が月額3,500円から7,500円(税別)に拡大される方針です。給与で支給するか、非課税の福利厚生で還元するかによって、手取りの差はますます広がります。
福利厚生の充実で会社の魅力アップを目指そう
福利厚生のいい会社は、従業員にとって魅力的です。働きやすい環境が整っており「ずっと働き続けたい」と感じるため定着率が高まります。企業に対して満足している従業員が増えれば、生産性の向上も期待できます。
業界や企業規模によっても従業員に喜ばれる制度は異なるため、自社で福利厚生を充実させる際は、従業員のニーズを把握し、実際に利用される制度を導入することが重要です。
2026年の税制改正により、食事補助の非課税枠が月額7,500円に拡大される見通しです。この機会に、「チケットレストラン」など非課税の恩恵が受けられる食の福利厚生サービスを導入してみてはいかがでしょうか。
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エデンレッドジャパンブログ編集部
福利厚生に関する情報を日々、ウォッチしながらお役に立ちそうなトピックで記事を制作しています。各メンバーの持ち寄ったトピックに対する思い入れが強く、編集会議が紛糾することも・・・今日も明日も書き続けます!
