チケットレストランの残高は、退職後の元従業員も使えます。ではその後、元従業員が持っている専用のICカードはどうすればよいのでしょうか?また従業員の退職時に必要な手続きはあるのでしょうか?
退職にまつわる手続きや、従業員へのアナウンスで迷うことがないよう、確認していきましょう。チケットレストランを導入するメリットについても、あわせて紹介します。
チケットレストランは退職後も使える
エデンレッドジャパンの提供している食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」は、チャージ残高が残っている場合、退職後も使えます。チャージ残高には従業員の負担分も入っており、所有権が従業員にあるためです。
退職する従業員には、チャージ残高は有効期限まで使えるという点と、使い終わったICカードの処理について伝えておくとよいでしょう。
参考:エデンレッドジャパン|退職後もチャージ残高は使えますか?
チャージ金額の有効期限
「チケットレストラン」のチャージ残高は、チャージした日から1年後の月末まで有効です。
退職した従業員の専用ICカードに最後にチャージしたのが2025年8月22日なら、2026年8月31日まで使えます。
使い切ったカードの扱い
「チケットレストラン」の専用ICカードは個人でチャージできないため、退職時のチャージ残高を使い切ると利用できません。
チャージ残高を全て使ったら、退職した元従業員には自身で破棄するようアナウンスしておきましょう。
参考:エデンレッドジャパン|退職後もチャージ残高は使えますか?
チケットレストランは退職時の手間も不要
契約後に届く専用のICカードを従業員に配布するだけで使い始められる「チケットレストラン」は、導入にかかる担当者の手間を抑えられるのが特徴です。継続するときに必要な操作も、1カ月に1度のチャージ作業のみとなっています。
加えて退職時には必須の手続きがありません。専用のICカードはチャージ残高があれば退職する従業員がそのまま利用できるため回収は不要ですし、事務手続きも不要です。
参考:エデンレッドジャパン|退職者が出た場合、何か手続きが必要ですか?
退職処理で誤チャージ防止が可能
従業員が退職したときには、退職処理をしておくと安心です。毎月のチャージ作業時に、退職した元従業員の利用者IDが含まれていると、アラートが出るようになり、誤ってチャージしてしまうのを避けられます。
チケットレストランは定着率アップに有効
「チケットレストラン」は従業員の定着率アップに向けた施策としても効果的です。ここでは従業員の定着につながる理由を見ていきましょう。
関連記事:【2025年版】若手社員の離職防止に効く5つの即効施策|自社のリスクもチェック!
実質的な手取りアップにつながるから
食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」を一定の利用条件下で導入すれば、所得税が非課税になるため、従業員の実質的な手取りを増やせます。
実質的な手取りアップや生活支援を実現する福利厚生を提供する仕組みを、エデンレッドジャパンでは「第1の賃上げ」である定期昇給、「第2の賃上げ」であるベースアップに対して、「第3の賃上げ」と定義しました。
現金で支給する賃金を上げにくい場合でも、「第3の賃上げ」であれば、コストを抑えつつ従業員の生活をサポートできます。物価高の中でも従業員が生活しやすい仕組みがあれば、定着率アップにつながりやすくなるでしょう。
加えて日ごろの感謝や健康への気遣いなど、現金支給の賃金では表現が難しいメッセージ性を伝えられるのも特徴です。
実質的な手取り額アップについてなどの詳しい内容は、こちらの「資料請求」からお問い合わせください。
関連記事:“福利厚生”で実質手取りアップと高いエンゲージメントの実現を「#第3の賃上げアクション」プロジェクト
従業員満足度の向上につながるから
従業員が自分の担当している仕事や、置かれている職場環境に満足している従業員満足度の高い状態では、定着率が上がりやすくなります。
福利厚生の拡充は従業員満足度の向上に役立つ施策のひとつです。ただしどの福利厚生を導入してもよいというわけではありません。必要なのは従業員が求めている福利厚生の導入です。
「従業員の福利厚生ニーズに関する実態調査」で、勤務先に制度が導入されていない場合に導入してほしいと思う人が30%以上の福利厚生は、食事補助・設置型社食・介護支援・治療と仕事の両立支援・リフレッシュ休暇・生活費支援でした。
この結果から、食事補助は人気が高い福利厚生であることが分かります。食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」の導入が従業員満足度向上につながることで、従業員の定着率アップが期待できます。
関連記事:福利厚生の実態調査から見る人気の福利厚生 従業員満足度アップに役立つ制度は?
チケットレストランが定着率アップにつながった事例
エデンレッドジャパンの提供している食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」は、全国にある25万店舗以上の加盟店で食事ができるため、勤務場所や休憩時間のタイミングによらず対象の従業員に公平に支給できるのが特徴です。
その利便性の高さから、導入した企業での利用率は98%となっており、継続率も99%です。さらに従業員満足度も93%と高い水準となっています。
「チケットレストラン」の導入が定着率アップにつながっている企業も複数あるため、ここでは具体的な事例を見ていきましょう。
株式会社sumarch
<企業概要>
事業内容:不動産・建設
従業員数:250人 ※2025年4月時点
URL:https://sumarch.co.jp/
従業員にできるだけ多く手取りが残るようにしたいという考えから、株式会社sumarchでは賃上げやその他の制度の拡充とあわせて「チケットレストラン」を導入しました。
「チケットレストラン」を含む待遇改善は、他社との差別化につながっているそうです。中には転職活動に取り組んだけれど、今以上に好待遇の企業がなかったという理由から、転職を考え直した従業員もいます。
詳細な導入事例はこちら:株式会社sumarch
M’sファーマ株式会社
<企業概要>
事業内容:調剤薬局の経営、介護領域の運営支援
従業員数:49人 ※2023年9月時点
URL:https://crayon-p.com/
M’sファーマ株式会社では、薬剤師の離職率が約50%と、業界平均の20%を大きく上回っていました。この状況を改善するために、従業員満足向上を目指して取り組んだ施策のうちのひとつが「チケットレストラン」です。
これにより他の調剤薬局との差別化につながり、導入後は薬剤師の離職率が約10%になりました。M’sファーマ株式会社では、この離職率低下に「チケットレストラン」が大きく影響したと考えているそうです。
詳細な導入事例はこちら:M’sファーマ株式会社
道路サービス株式会社
<企業概要>
事業内容:土木工事業
従業員数:17人 ※2023年10月時点
URL:https://douro-s.co.jp/
道路サービス株式会社では、物価高が続く中、従業員の暮らしをサポートするために「チケットレストラン」を導入しました。
これまでに行ってきた、休憩室へのテラスの設置や熱中症対策の製氷機などの労働環境の改善との相乗効果により、建築業界全体が厳しい環境に置かれている中でも、若く優秀な人材の定着につながっているそうです。
詳細な導入事例はこちら:道路サービス株式会社
チケットレストランは退職後も利用可能
エデンレッドジャパンの提供している食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」は、チャージ残高があれば退職後の従業員も利用可能です。チャージ作業から1年後の月末が有効期限となるため、退職する従業員にはその旨アナウンスしておきましょう。
また食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」は、実質的な手取りアップや従業員満足度の向上につながることから、従業員の定着率アップにつながります。
実際に株式会社sumarchやM’sファーマ株式会社・道路サービス株式会社では、その他の施策とあわせて「チケットレストラン」を導入したことで、従業員の定着率アップを実現しています。
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エデンレッドジャパンブログ編集部
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