チケットレストランはどんなサービス？
チケットレストランは、エデンレッドジャパンが提供する食事補助の福利厚生サービスです。
企業と従業員が半額ずつチャージした専用ICカードで支払いをすることにより、従業員はコンビニ・ファミレス・カフェ・三大牛丼チェーンなど、全国25万店舗以上の加盟店での食事代を実質半額にできる仕組みです※。
就業時間内にとる飲食物の購入であれば、使用するタイミングや場所も問いません。そのため、内勤・外勤はもちろん、リモートワークや出張中の従業員も公平に利用できます。
なお「チケットレストラン」」は、一定の条件を満たすことで所得税の非課税枠を活用できるサービスです。同額を給与として支給するよりも従業員の実質手取りが増えるほか、企業の法人税削減にも寄与します。
こうした自由度の高さや充実したサービス内容が評価され、導入企業は3,000社以上、利用率98％・継続率99％という高い評価を得ています。
※補助上限額は、従業員1人につき1カ月あたり3,500円（2025年8月現在）
参考：株式会社エデンレッドジャパン｜チケットレストランが選ばれる理由 | 食の福利厚生 - チケットレストラン
チケットレストランが使える主要コンビニチェーン一覧
「チケットレストラン」が人気を集める理由のひとつが、全国の主要コンビニチェーンで広く利用できる点です。詳しく見ていきましょう。
セブン‐イレブン
●店舗数：21,770店舗（2025年7月末）
24時間営業の店舗が多く早朝・深夜勤務にも対応できます。お弁当や惣菜の品質が高く評価されており、セブンカフェのコーヒーも人気です。
セブン‐イレブン
ファミリーマート
●店舗数：16,320店舗（2025年7月31日）
ファミチキをはじめ、幅広いファンを持つ商品ラインナップが人気です。
dポイント・楽天ポイント・Vポイントとの併用が可能なため、iD決済前にポイントカードを提示すればダブルでお得になります。
参考：ファミリーマート｜電子食事カード／チケットレストラン タッチ｜サービス
ファミリーマート公式ウェブサイト
ローソン、ナチュラルローソン
●店舗数：14,673店舗（2025年7月）
Pontaポイントやdポイントが貯まるほか、からあげクンや季節限定スイーツなどの人気商品も充実しています。
参考：ローソン公式サイト｜Ticket Restaurant® Touch（チケットレストラン タッチ）
LAWSON｜ローソン公式サイト
ミニストップ
●店舗数：1818店舗（2025年7月31日）
店内調理のソフトクリームや季節限定の「ハロハロ」など、コンビニでありながら本格的なデザートを楽しめる点が魅力です。
ミニストップ ～街角のあなたの憩いの場～
デイリーヤマザキ（直営店）
●店舗数：直営店394店（2023年1月）
店内製造のお弁当や焼き立てパンに加え、「不二家」や「ヤマザキビスケット」など、山崎製パングループの充実した商品ラインナップが魅力です。
参考：「デイリーヤマザキ」直営店394店舗加盟のお知らせ
トップページ | デイリーヤマザキ
NewDays、 NewDays KIOSK
●店舗数：NewDays/512店・NewDays KIOSK/153店（2025年3月）
JR東日本の駅構内に展開しているため、通勤途中での利用に便利です。改札内外に設置されており、電車の待ち時間や乗り換え時にも活用できます。地域とのコラボ商品や駅弁などの取扱いもあります。
NewDays エキナカポータル
コンビニでチケットレストランを使う方法【完全版】
コンビニでの「チケットレストラン」利用には、iD決済での支払い手順を理解しておく必要があります。ここでは、基本的流れを3つのステップで解説します。
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●STEP1. 店員に「iD（アイディー）で支払います」と伝える
●STEP2. ICカードを決済端末にタッチする
●STEP3. 「タントン♪」という確認音で決済完了
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商品を選んだら、レジで店員に「iD（アイディー）で支払います」と伝えます。このとき「チケットレストランを利用します」と言った場合、伝わらない可能性があるため注意が必要です。
店員がレジ操作をおこなったあと、ICカードを端末にタッチします。「タントン♪」という確認音が鳴れば決済完了で、端末とレシートに支払い合計額が表示されます。
万が一、音が鳴らない場合は決済未完了です。カードを再度タッチするか、残高不足や有効期限切れの可能性を確認する必要があります。
「チケットレストラン」で購入できるもの・できないもの
コンビニにはたくさんの商品がありますが、「チケットレストラン」で購入できる商品には一定の定めがあります。ここで分かりやすく解説します。
購入できる商品
- 食事類：お弁当・おにぎり・サンドイッチ・パン類など
- 飲み物：お茶・コーヒー・ジュース・ミネラルウォーターなど
- 間食類：お菓子・デザート・アイスクリーム・プリンなど
「チケットレストラン」で購入できるのは、「就業時間中にとる飲食物」です。購入した場所が勤務先から離れていたり、購入時間が就業時間外だったりしても、就業時間中にとる飲食物であれば基本的に問題はありません。
購入できない商品
- 食品以外：日用品、雑貨、雑誌、医薬品、化粧品など
- アルコール類：ビール、日本酒、ワイン、チューハイなど
- タバコ：全種類
アルコール類は「就業時間中にとる飲食物」という趣旨に反するため「チケットレストラン」を利用しての購入はできません。
同様に、タバコをはじめ、食品以外の商品全般も購入はNGです。「チケットレストラン」を導入する際は、従業員にこれらの購入制限を明確に伝え、適切な利用を促すことが求められます。
コンビニでチケットレストランが使えない場合の対処法
本来利用できるはずのコンビニで「チケットレストラン」が使えない場合、そこにはさまざまな原因があります。ここでは、主なトラブルと基本的な対処法を紹介します。
| トラブルの種類 |
主な対処法 |
| 残高不足 |
現金支払いか購入商品を調整 |
| 有効期限切れ |
MyEdenredアプリで確認、次回チャージまで待機 |
| ICカード破損 |
企業担当者に連絡してカード再発行を依頼 |
| 決済端末不具合 |
店員に確認、端末復旧を待つか現金支払い |
| レジで店員に通じない |
「電子マネーのiDです」と再度説明 |
残高不足や有効期限切れの場合は「タントン♪」音が鳴らず、端末に「残高不足」や「利用できません」と表示されます。一方、ICカードの破損や磁気不良の場合、カードをタッチしても反応しません。
また、店舗側の決済端末不具合の場合、他の電子マネーも使えない状態になることが多いため、店員に確認して対応を求める必要があります。
関連記事：チケットレストランは公式専用アプリ「MyEdenred」でさらに便利に！
企業担当者が知っておくべき運用のポイント
「チケットレストラン」をスムーズに活用するには、毎月のチャージ手続きや従業員のサポートに加え、利用ルールを社内に周知する取り組みが欠かせません。
月次チャージは管理者ポータルから実行でき、自動オーダーやリマインド機能を使えば、毎月の手間やチャージ忘れを防止できます。
トラブルへスムーズに対応するためには、残高や有効期限をすぐに確認できる体制を整えておくこと、また、カード再発行の手続き方法を事前に把握しておくことも大切です。
なお、導入の際は、社内説明会やイントラネットで「iD決済で支払うこと」「購入可能商品の範囲」などを明確に周知しましょう。これにより利用時の混乱を防げます。導入後も利用事例やアプリ活用法を定期的に共有することで利用率が高まり、福利厚生制度としての価値を最大限に引き出すことができます。
関連記事：チケットレストランのチャージ方法｜コンビニ利用から運用ポイントまで解説
チケットレストランでコンビニをもっと活用しよう
「チケットレストラン」は、コンビニでも利用できる福利厚生サービスです。全国各地に展開し、24時間営業のコンビニを加盟店とすることにより、多様な働き方へ対応しています。
福利厚生を充実させることは、従業員の生活のサポートはもちろんのこと、従業員のモチベーション向上や他社との差別化による人材の確保・定着など、多くのメリットを企業にもたらします。
これからの時代に選ばれる企業であり続けるための一歩として、「チケットレストラン」の導入を検討されてはいかがでしょうか。
「チケットレストラン」の詳細は「こちら」からお問い合わせください。
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