エデンレッドジャパンの「チケットレストラン」は、従業員が企業の魅力を語るときに頻繁に取り上げられる人気の食の福利厚生サービスです。ただし、サービスを利用するには専用のICカードが必要となり、人事担当者には導入にあたって運用面での不安も多いのではないでしょうか。
本記事では、「チケットレストラン」の基本的な仕組みから、チャージ方法、運用のポイントまで、押さえておきたい情報を紹介します。
チケットレストランとは
エデンレッドジャパンの「チケットレストラン」は、ICカード形式で提供する食事補助の福利厚生サービスです。あらかじめ企業(福利厚生費)と従業員(給与天引き)が半額ずつ負担し、ICカードへチャージをします。食事代の支払いの際に、そのカードを使用すると実質半額で食事ができる仕組みです。
チケットレストランが選ばれる5つの理由
チケットレストランの魅力は多様です。さっそく見ていきましょう。
1. 従業員が平等に利用
オフィスワーク、営業職、在宅勤務など、働き方が多様化する中でも、すべての従業員が等しく「チケットレストラン」を利用できます。勤務地や職種に関係なく、同じ条件で食事補助をを利用できるため、従業員間の公平性が保たれます。
2. 食事補助の非課税枠の活用
給与とは異なる非課税の福利厚生として活用できるため、企業は経費として組み込め、同時に従業員の手取り額を実質的に増やせます。
3. コンビニを含む豊富な加盟店
コンビニ、ファミレス、人気チェーン店など、全国25万店舗の加盟店で利用できます。さらに Uber Eats との連携により、雨の日や会議続きの事前予約など、活用の幅を広げました。
特に、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなど、全国展開する主要コンビニチェーンで利用できる点は高く評価されています。早朝や深夜の勤務時も、お弁当や惣菜、おにぎりなど、任意のタイミングで好きな食事を購入可能です。出張時や急な残業の心強い味方となります。
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4. 従業員への想いを形にするツール
昨今、従業員が満足して働ける環境づくりを重視する企業が増えています「チケットレストラン」は、「従業員の生活を支えたい」「働きやすい環境を作りたい」という企業の想いを、具体的な形にできる効果的なツールです。物価高騰が続く中、毎日の食事をサポートすることで、従業員を大切にする企業の姿勢を明確に示せます。
5. 導入時の手間は最小限
新しいシステムの導入は一般的に準備や調整に時間がかかりますが、「チケットレストラン」は導入実績3,000社以上で、運用開始までが体系的に整理されています。既存の給与システムなどにも影響はありません。
今利用しているパソコン上で管理できるため、スムーズな立ち上げが可能です。実際の導入手順は次の章で紹介します。
チケットレストラン導入から運用までの3ステップ
サービス導入から運用開始まで、3つのステップで紹介します。
Step1:導入準備
お問い合わせから始まる初回の打ち合わせでは、企業の課題や従業員のニーズを詳しくヒアリングしながら、最適なプランを選びます。ニーズによっては、食事補助の非課税枠を超えたサービスも選択可能です。
Step2:契約締結・ICカード発注
約定書類を締結し、加入申込書などを提出すると、契約締結となります。並行して、管理者向けポータルサイトにて、ICカードの発注を行います。従業員への導入案内も順次進めましょう。
Step3:ICカード納品・運用開始
発注から最短2週間でICカードが届きます。届いたカードを有効化するためには、カード受け取りの連絡が必要です。従業員によるユーザー登録、初回チャージの実施後に運用開始となります。以降、毎月1回のチャージ注文を行います。
運用開始までに必要な企業側の準備
企業側では、導入準備として労使協定の変更が必要となります。これは、給与から賃金を一部控除(月額最大3,500円)するための手続きです。労働基準監督署への届出は不要で、企業内での締結のみとなることから、手続きの負担は比較的かかりません。
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チケットレストランのチャージ方法
企業の担当者の方が管理者ポータルサイトへログインし、毎月1回のチャージ注文を実行することでチャージが完了します。
効率的なチャージ方法
忙しい担当者の方には、次のサポート機能がおすすめです。
自動チャージオーダー機能
自動チャージオーダー機能により、チャージ業務を効率化できます。設定は管理者ポータルサイトの「一般設定」で行います。
チャージオーダーリマインドメール
チャージ忘れを防ぐため、管理者ポータルサイトではリマインドメールの設定が可能です。
チャージに関する注意事項
チャージに関して、注意点も確認しておきましょう。
最短でのチャージ
チャージ日は、最短で注文後4営業日後を指定できます。
チャージのキャンセル
万が一、誤った従業員へチャージしてしまった場合でも、注文日を含めて3営業日以内であれば、キャンセルが可能です。
チャージや運用について従業員へ伝える4つのポイント
実際に利用開始するときに、チャージや運用に関して従業員へ伝えたいポイントを紹介します。
1. チャージは毎月、企業の担当者の方が実行
チャージは企業の管理者が一括で毎月1回行う仕組みとなっています。プリペイドカードのように従業員が「コンビニでICカードへチャージする」といった使い方はできません。
2. チャージ残高の確認と有効期限
利用可能なチャージ残高は、My Edenredのポータルサイト、専用アプリへログインで確認できます。有効期限は、チャージ日(入金日)から1年後の月末まで利用できます。
3. チャージ残高と現金の併用
現金併用について説明します。
コンビニの場合
コンビニでは現金併用ができません。これは設置されている支払い端末の都合によるものです。
コンビニ以外の加盟店(飲食店)
現金併用が可能な場合があります。利用前に店舗へ直接ご確認ください。
4. チャージ残高で購入できるのは食品のみ
勤務時間中の食事や飲み物の購入で利用できます。食事以外にも、お菓子、パン、デザート、コーヒーなどの購入も可能です。また、アルコール類の購入はできません。コンビニなどでは食品以外の商品も販売されていますが、食品以外の利用は避けてください。
3ステップで始める!選ばれる企業の福利厚生
「チケットレストラン」は、導入・運用がシンプルな食事補助の福利厚生サービスです。わずか3ステップで導入でき、運用は毎月1回のチャージ作業だけで負担感がありません。物価高の今、従業員がより元気に働ける環境づくりに踏み切る企業が増えています。すでに毎日20万人が朝食からおやつ、夜食まで活用する人気の「チケットレストラン」を、ぜひ始めてみませんか。
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