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エデンレッドブログ

-働く人と働きたい人のための福利厚生ブログ-

社食と弁当どっちがベター?それぞれのメリットや実態・比較ポイント

2023.07.05

社食とお弁当のどっちが世間では指示されているのでしょうか?今回は、多くの企業が取り入れる食事補助の福利厚生である社食とはなにか、どのような意図やメリットがあるのかを紹介します。また、最近の社食事情やコストや手間など、さまざまな項目でお弁当との比較を行います。

社食(社員食堂)とは

社食とは、社員食堂の略語です。社員食堂とは、以前は企業の施設内にある社員向けの安価な食堂のことを指しましたが、現在は「オフィスおかん」や「OFFICE DE YASAI」といった設置型社食やお弁当宅配サービスなども増えています。配達やデリバリーでオフィスまで食事を届けるサービスも便利です。

社食は、もともとは従業員への給食といった意味合いが強く、会社の周辺に飲食店が少なかったり、セキュリティ保護の観点から出社から退社まで外出できなかったりする会社で設置されることが多かったようです。

そのため「食を楽しむ」というより「お腹を満たす」ことが重要視されている側面がありました。時代の変化とともに、有名飲食店がメニューの開発や調理を手がけたり、健康食や低カロリー食に特化したメニューが選べたりといった特色あるサービスを行う社食が増えてきました。

先述した設置型の社食やお弁当宅配サービスを利用した社食なども従業員の多様性や要望を尊重するために生まれた社食といえます。エデンレッドジャパンが提供する電子カード型配布型食事補助「チケットレストラン」も社食の一つとして検討する企業が増えています。食堂というより、食事補助型の福利厚生という方が、現在の社食のイメージに近いです。

社食のメリット

福利厚生に社食を取り入れる企業が多いのは、社食にはメリットがあるからです。従業員と企業の立場から、社食のメリットを紹介します。

社食のメリット:従業員編

社食は、本来かかる費用の何割かを企業が負担しているため、通常の外食や中食より食費を抑えられます。基本的に栄養バランスを考えたメニュー作りをしているので、安く栄養バランスの良い食事が食べられるのは従業員にとって大きなメリットです。

また、会社内で食事がとれることで、昼食にかける時間が減ります。残りの時間はゆっくり午後の準備をしたり、おしゃべりを楽しんだり時間に余裕ができるでしょう。

社食のメリット:企業編

福利厚生というからには、社食は従業員にとってメリットが多いといったイメージが先行しがちですが、社食があることが企業にとっても大きなメリットになることがあります。

社食メニューの一部をヘルシー食にするなどの取り組みは多くの企業が実施しています。また、どんなに忙しい一日でも「社食があるから」と昼食を取ることを心掛ける従業員もいるでしょう。ヘルシーな食事や毎日ほぼ決まった時間帯に昼食をとれる環境を提供することで、従業員の午後のパフォーマンスが安定したり健康管理につながったりという効果が期待できます。

また、人材確保の観点でも社食が役にたちます。会社の福利厚生に社食をはじめ、何らかの食事補助があることは、既存の社員・求職者への大きなアピールポイントになるでしょう。

少し古いデータになりますが、2015年にマンパワーグループが行った福利厚生についての調査では「実際にあってよかった会社の福利厚生」の第一位が「家賃・住宅補助」を抑えて「食堂・昼食補助」という結果でした。「会社の福利厚生として良いと思うもの」では、「家賃・住宅補助」が首位「食堂・昼食補助」は2位でしたが、福利厚生として社食が従業員に支持されることは間違いないでしょう。

出典:マンパワーグループ|「会社の福利厚生として良いと思うもの」「実際にあった福利厚生でよかったと思うもの」についてのアンケート調査

社食の現状

コロナ禍以前の調査になりますが、株式会社リクルートライフスタイル内の外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が2018年に行った「社員食堂についてのアンケート」では、社食の普及や利用について調査を行っています。

まず、社食を利用している割合についての調査では、社食がある人は22.7%、社食がない人は47.8%という回答が出ました。社食が使える人でも利用率は、週平均2.1日利用にとどまっています。社食をほとんど利用しないと答えた人が45.8%でした。2022年現在は社食がある人、利用率ともにもっと低い結果が出ると推察できます。

また、社食を利用する人、使いたいと思っている人に理由を尋ねたところ「安い」がトップで47.2%、つづいて「外に出るのが面倒」(26.7%)、「短時間で済ませられる」(23.1%)と続き、前項で紹介した社食のメリットがそのまま活かされている結果となりました。

出典:ホットペッパーグルメ外食総研|社員食堂の利用実態や改善要望を調査

一方、社食を利用しない理由としては「おいしくない」(22.1%)、「高い」(16.6%)、「メニューの種類が少ない」(15.0%)がトップ3に上がっています。「社食に期待すること」の質問には「旬の食材や季節感のあるメニュー」(26.9%)、「栄養のバランスに配慮したメニュー」(20.2%)、「ビュッフェ形式の導入」(19.6%)、「サラダバーの導入」(17.4%)などの回答が上がっています。これらの結果からも、メニューや味の開発にどれだけ注力できるかが、社食の課題といえるでしょう。

社食を利用しない日の昼食として最も多いのは「コンビニエンスストアやスーパー等で購入」が47.1%、2位は「自分や家族が作った弁当などを持参」が38.9%でした。続く、3位は「外部の飲食店で外食」(31.1%)です。つまり、社食を使わない場合は、社外で手に入れた食品を昼食にする人が多いものの、お弁当派も一定数存在するといえます。

社食とお弁当にかかるコスト

外部で購入した食品や外食より、自炊したお弁当を持参する人がいるのはコスト面などを考えるとお弁当の方が安価に収まるからだと推察できます。では、社食とお弁当を比べた場合、どちらがお得なのでしょうか?

個人や家庭による考え方、地域などによって多少の差は出るものですが、社食とお弁当、それぞれのコストを試算してみましょう。

社食にかかるコスト

社食の値段は、企業や社食サービスの運営会社によって異なるものです。個人によっても食べる量や質にも幅があり、一人ひとり社食にかかるコストが異なるでしょう。一般的な社食の価格帯と考えられる金額をベースに週に5日、4週間(1ヵ月)、昼食時に社食を利用した場合のコストを紹介します。

  • 1食300円……6,000円
  • 1食500円……10,000円
  • 1食800円……16,000円

もちろん1日に複数回、社食で食べる場合や、コーヒーやお菓子などの間食を追加購入する場合は、その分さらにコストがかかります。

お弁当にかかるコスト

手作りのお弁当にかかるコストは、個人によって大きく異なります。しかし、2022年10月にJA全農が行った20代~60代の男女500名を対象にした「お弁当に関するアンケート調査」では、下記のような結果が出ました。

出典:全農|現代人のお弁当事情に関するアンケート 

1食のお弁当を作るのに理想とするコストが「~200円」「~300円」など、300円以内と答えた人は、全体の6割にも上ります。一方、実際に「300円未満のコストでお弁当を作れている」と回答した人は5割未満にとどまっていて、理想とはギャップがあることがわかります。

また、わずかな額ですが、調理には水道光熱費もかかります。ただし、これを踏まえても、手作りお弁当だと概ね350円以内が平均的なコストといえそうです。1食350円のお弁当を毎日手作りするなら、週5日・4週間勤務で1ヵ月の昼食にかかるコストは7,000円ほどとなるでしょう。

社食とお弁当どっちがいいの?

「社食とお弁当のどっちがいいのか」に対しての回答は、人それぞれ違うでしょう。それぞれの比較ポイントについて解説します。

コスト

社食とお弁当をコスト面に着目して比較すると、1食200~300円など安価な社食でない限りは、手作りお弁当に勝る昼食での節約方法は少ないかもしれません。

しかし、1人暮らしを始めたての新社会人の場合は、お弁当箱や調理器具などをそろえる費用も考慮する必要があります。

手間

現在は「クックパッド」「クラシル」など、さまざまな食材にあわせたレシピが簡単に検索できるサービスもありますが、それでも毎日の献立を考えるのは面倒くさく感じることがあるものです。

当然「調理が苦手」「お弁当を作るより少しでも寝ていたい」という人もいるでしょう。お弁当に入れる食品やお弁当用品・調理器具などの買い出しも時間と手間がかかります。

味覚

食事は、出来上がってから時間が経つと、どうしても風味が落ちるものです。作り置きや出勤前に調理したおかずを詰めたお弁当より、社食の方がおいしく感じる人もいます。

先にも触れましたが、社食自体の味も研究されています。さらに、設置型・宅配型・電子カード配布型など、自分の好みの食事メニューを選択できる社食もあるため「社食はおいしくない」という評価が当てはまらないケースもあるでしょう。

健康

健康面でも以前は、お弁当の方がアレルギー対応やカロリー計算ができ、健康的と考えられていました。しかし、現在はバイキング形式やヘルシー食など社食のバラエティが増え、自分の身体や健康状態に合わせた食事を社食でも選べる時代です。

反対に社食がないと、節約のために昼食を抜く人や昼食を取ること自体忘れる人もいるでしょう。午後の活動の栄養源となる昼食を抜くのは、健康管理の面では不安が残ります。社食があることで、手頃で手軽に昼食が取れるというのは健康面にもプラスだと考えられます。

また、お弁当のおかずを作り置きや夕飯の残りで済ませる人もいますが、同じメニューが続けば栄養バランスに偏りが出ます。社食を利用すれば、さまざまな栄養素をバランスよく摂取することが可能です。

デリバリーの食事補助も検討を

企業が従業員へ提供する福利厚生として、デリバリーの食事補助も検討してみませんか。社食のように提供時間や場所が決まっている食事補助では、ランチタイムにオフィスにいなければ利用できません。デリバリーであれば従業員の都合のよいタイミングに指定の場所へ食事が届きます。

テレワークで自宅で仕事をしている人や、営業でランチタイムは外にいることの多い人にも、デリバリーなら利用しやすいでしょう。「Uber Eats」と連携を始めたチケットレストラン」を導入すれば、コンビニや飲食店での利用はもちろんデリバリーの注文もできます。まずは資料で詳細を確認してみませんか。資料請求はこちらから

社食とお弁当のいいとこどりをするなら

お弁当派でも中には「作るのではなくて買う派」という人もいるでしょう。また「日によって社食とお弁当のどっちもあり」という人もいます。

また、社食の設置に初期費用がかかったり、コロナ禍以降、社食を利用する人が減ったりして、食堂型・設置型の社食を企業がバックアップし続けていくのが、むずかしい状況にあります。

多様な昼食の選択肢や働き方が広まる中、全国のレストランやコンビニエンスストアを社食として利用できればよいと思いませんか?コスト面・健康管理面・利便性など、企業・従業員のどちらにもメリットがあります。このアイデアを叶えたのが、エデンレッドジャパンの「チケットレストラン」です。

エデンレッドジャパンの「チケットレストラン」は、電子カード配布型の福利厚生食事補助サービスです。全国7万店以上の大手飲食店・コンビニエンスストアで利用できます。出社する従業員はもちろん、リモートワークやワーケーション、出張などさまざまなスタイルで働く全国の従業員が利用できるため、平等で使い勝手が良いサービスだと好評を得ています。

従業員が、昼食だけでなく朝食・夕食など、思い思いの時間に好きな店舗で利用できるため自由度が高く、経済的にも従業員を支援できる福利厚生です。

社食やお弁当にプラス1品したいときや店舗で購入したお弁当が食べたいとき、お弁当で同じメニューが続きたまに外食したいときなど、さまざまなシーンで「チケットレストラン」が役立つでしょう。

Uber Eatsとの連携でさらに便利に

2023年3月23日から「Uber Eats」がチケットレストラン」で使えるようになりました。連携によって対象店舗は全国25万店に拡大し、バラエティー豊富なメニューから食事を選択可能です。

オフィスにいながら食事を注文し届けてもらえるのも「Uber Eats」ならではのメリットといえます。待ち時間がなく休憩時間をゆっくり食事に充てられるため、時間に余裕を持ちやすいでしょう。

終わりに

社食は、もともと「安いけれどあまりおいしくない食事」といったイメージを持たれがちでしたが、現在はメニュー開発が進み、社食の提供スタイルが増え、あると嬉しい福利厚生として認知されています。

対して「手作りのお弁当は節約になる」「健康管理がしやすい」と考えられていましたが、手間や時間を考えたり、さまざまな社食サービスが増えてきたりしていることを踏まえると一概に「お弁当がお得」とはいえないかもしれません。

また、食堂型の社食導入には初期投資が負担になったり、コロナ禍以降リモートワークをする社員が増えたりしたことで積極的ではない企業が増えました。企業・従業員のどちらにもメリットが多く使いやすい社食や食事補助をお探しなら、エデンレッドジャパンの「チケットレストラン」を検討してみてはいかがでしょうか?資料請求はこちらから