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導入事例

TICKET RESTAURANT

名古屋商工会議所

名古屋商工会議所
従業員数
146名(2024年4月時点)
URL
事業内容
地域総合経済団体
導入開始時期
2024年7月

物価高対策に、賃上げの一環としてチケットレストランを導入。全職員が利用できる公平性が満足度を向上させ、健康経営にも寄与。

チケットレストランを導入する前の課題を教えてください

  • 健康経営の観点から、よりよい食生活を促進したかった

  • 物価高対策として、賃上げとは別に食事補助で職員の生活をサポートしたかった

  • 世代や家族構成に左右されない福利厚生導入の必要性を感じていた

課題に対してのチケットレストラン利用メリットは?

  • スマホ決済型サービスとは違い、事前の手続きが不要でICカードで簡単に支払いができるため、利便性が高い

  • 非課税枠運用ができるため、組織と職員双方にとってメリットがある

  • 食の福利厚生は、宿泊やレジャー施設の割引などに比べて皆が日常的に利用するものなので、公平性が高い

  • 採用活動で、他社との差別化がはかれる

  • 名古屋地域で利用できる店舗が多い

チケットレストランを導入した効果は?

  • 健康を意識した食品を手に取るようになった職員やランチをとる職員が多くなり、健康経営に寄与している

  • チケットレストランの利用に満足しているとの声が多くあがり、福利厚生に対する職員の満足度が向上した

  • 利用可能な店舗の情報交換を頻繁にするようになり、コミュニケーションがより活発になった

名古屋商工会議所では、近年の物価高のなか、賃上げの一環として食事補助の福利厚生サービスである「チケットレストラン」の導入を決めました。なぜ食事補助の導入だったのでしょうか。導入に至るまでの経緯や、導入後の効果についてご紹介します。

DSC_1273_加工済_resize今まで育ててくれた名古屋に恩返しがしたいという熱い想いから名古屋商工会議所へ入所した総務管理部 総務ユニット 総務・人事担当の柳原麗奈氏(写真左)と、大学で受講した中小企業論のゼミで、中小企業をサポートする仕事に興味を持ったことがきっかけで名古屋商工会議所へ入所したという総務管理部 総務ユニット 総務・人事担当 係長小林 昴太氏(写真右)。

物価高の影響で食事代を節約しがちな職員の健康をサポートしたいという想いから、賃上げの一環として食事補助導入の検討を開始。

「名古屋地域の経済をより活性化していきたい」という想いを軸に、全職員が一丸となって名古屋地域の企業を支援している名古屋商工会議所。近年の物価高の影響で食事代を節約する職員を見かけるようになり、健康経営の観点から、賃上げとは別の形で職員の健康をサポートしたいと考えていました。そこで賃上げの一環として検討したのが、食事補助の福利厚生だったそうです。なぜ食事補助を検討されたのでしょうか。名古屋商工会議所で働くことの魅力を「名古屋地域の街づくり、産業振興、企業支援などさまざまな分野に携わることができること」と語る総務管理部 総務ユニット 総務・人事担当の柳原氏は、次のように話されました。

柳原:物価高や人手不足対策で賃上げを実施しなくてはいけないという雰囲気のなか、どのように対応したらよいか考えました。賃上げの場合は現金支給のため税金が引かれますが、福利厚生費として賃上げと同じ金額を支給した場合は、非課税枠で運用できるため賃上げよりも手取りが多く残ります。また、弊所にとっても賃上げ分の予算を福利厚生費にまわした方が税制優遇されるため、組織と職員双方にとってメリットがあると判断しました。

「世代や家族構成、勤務体系に左右されず、全職員が利用できる公平性を保てるもの」を食事補助の導入検討条件に。

食事補助の導入を検討する際に重視した条件の一つが、「世代や家族構成、勤務体系に左右されず、全職員が利用できる公平性を保てるもの」でした。数ある食事補助のなかで、職員の健康をサポートし、公平性を保てるものとして候補にあがってきたのが、チケットレストランだったそうです。柳原氏は、候補の一つとしてチケットレストランをあげた理由を次のように語ります。

柳原:代表的な福利厚生のサービスには、宿泊施設やレジャー施設の割引などが挙げられます。ただ、それらは世代や家族構成によって使わない場合も少なくありません。その一方で、食事は、世代や家族構成問わず誰もが日常的にとるものなので、チケットレストランは公平性が高いと考えました。また、内・外勤務など勤務体系問わず、いつでもどこでも利用できる点も公平性が保てます。

ICカードで簡単に支払いができる利便性の高さと加盟店の多さが導入の決め手に。

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近年、スマホ決済が当たり前になってきていますが、名古屋商工会議所では、あえてICカード決済型のチケットレストランを選びました。その理由をお伺いしました。

柳原:ICカードは、公共交通機関などで日々利用するため従業員にとって理解しやすく、事前の手続きが不要で簡単に支払いができるという点が魅力的でした。当時、チケットレストランのほかに検討していた食事補助サービスは、スマホ決済型でした。スマホ決済のみとなると、職員の中にはスマホ操作が不慣れなものもおりますし、端末へのアプリダウンロードやアカウント登録、機種変更時などの対応は個人のリテラシーに左右されてしまいます。当部署としても、その都度フォローするのは難しいと思いましたので、ICカードでアプリ登録なしでもすぐにサービスを利用できる点は優れていると判断しました。

さらに、名古屋地域でチケットレストランを利用できる加盟店が多い点も導入の決め手だったそうです。

チケットレストランの導入で、健康を意識した食品を積極的に手に取るようになり、健康経営に貢献。

チケットレストランの導入後、どのような変化があったのかをお聞きしました。

中小企業をサポートするためのプロジェクトの企画から実行までを一気通貫で携われるのが名古屋商工会議所で働くことの魅力と語る総務部 総務ユニット 総務・人事担当 係長の小林氏。チケットレストランの導入が決定したときには、とても嬉しかったと言います。

小林:チケットレストランは、生活必需品である食に利用できるので、健康的な食事をしようという意識が高まる点が魅力ですね。以前は野菜をもっと摂りたいと思っていても財布の紐が固かったのですが、チケットレストランのおかげで積極的にサラダや野菜の総菜を買うようになりました。また、オフィスに近いコンビニでランチを出勤前に買うようになり、ランチの時間に余裕ができたことも大きな変化ですね。賃上げと比べて実質手取りが増えてお得だなと感じているので、とても感謝しています。

健康を意識してサラダや健康ドリンクなどを購入するようになった、以前はランチを欠食していたが食事をとるようになった、コーヒーやおやつなどを購入し小さな幸せを感じるようになったなど、職場でさまざまな変化がみられるようになり、チケットレストランが健康経営に貢献しているそうです。

独自に作成する「利用可能店舗リスト」の共有でコミュニケーションがより活発に。

名古屋商工会議所では、チケットレストランの利用促進のために、独自の「利用可能店舗リスト」をクラウドサービスに随時アップし、全職員に共有しています。このリストは職員も自由に利用可能な店舗情報を投稿できる、いわば掲示板のような機能を果たしています。その結果、職員同士で、「あのお店で使えるね!」といった声も多く聞くようになり、新たなコミュニケーションが生まれているとのことです。

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利便性や公平性の高さが職員の満足度を高める。採用活動にも寄与することを期待。

チケットレストラン導入後の職員へのアンケートでは、回答者全員が「今後も利用したい」と回答がありました。これは、利便性の高さや全職員がいつでもどこでも利用できる公平性の高さにより、職員の満足度が向上している表れだと柳原氏は言います。今後は、満足度の高いチケットレストランを魅力的な食事補助の福利厚生として、採用活動時に積極的にアピールしていきたいと語ってくれました。

最後に、柳原氏より、チケットレストランの導入を検討されている企業に向けて、メッセージをいただきました。

柳原:チケットレストランは、誰もがいつでもどこでも利用できる公平な食事補助の福利厚生であることが大きな魅力です。この公平性を市場にアピールすることで、従業員だけではなく、採用活動など対外的な面で企業の姿勢を示す一つの有益な手段とも言えると思います。また、従業員が毎日喜んで利用してくれるチケットレストランを導入することで、健康で長く働いてもらえる労働環境の改善にもつながります。企業と従業員双方にメリットがあると思いますので、ぜひ前向きに検討されてはいかがでしょうか。

物価高や賃上げ対策の一環としてチケットレストランを導入した名古屋商工会議所。その結果、全職員が勤務体系関係なく、いつでもどこでも利用できる公平性が職員の満足度を大きく向上させました。さらに、欠食しがちだった職員がランチを摂るようになった、健康を意識した食品を以前より手に取るようになったという声が多くあがり、健康経営に貢献しています。

チケットレストランは、企業や組織のさまざまな課題への解決をお手伝いします。

賃上げ以外で何か人事施策をお考えの場合には、ぜひエデンレッドジャパンまでお問合せください。

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