チケットレストラン導入前の課題
大規模システムから小規模システムまで、充実したシステムソリューションの提供で知られる日本ナレッジスペース株式会社(以下、日本ナレッジスペース)。そんな同社が「チケットレストラン」を導入したきっかけとはいったいどのようなものだったのでしょうか。
まずは「チケットレストラン」の導入以前に日本ナレッジスペースが抱えていた課題から整理していきましょう。
従業員へ平等な福利厚生を提供することが難しい
企業向けのシステムソリューションを担う日本ナレッジスペースでは、従業員の多くがパートナー企業へ常駐して業務に取り組んでいます。
社内外に広く従業員が分散しているために、社員食堂や設置型社食をはじめとする一般的な食事補助ではすべての従業員に対応できません。
福利厚生として食事補助を検討しつつも、利用できない従業員が出てしまうというのは、平等な福利厚生を目指す同社にとって大きな課題でした。
福利厚生を通じて従業員の健康をサポートしたい
エンジニアは多忙で、過重労働が問題になりやすい職業です。日本ナレッジスペースでは、そんなエンジニアの健康をサポートするため、従来より健康経営に取り組むとともに、50を超える福利厚生を導入していました。
こうした取り組みが高く評価され、同社は経済産業省が認定する「健康経営優良法人(ブライト500)」をはじめとする多数の認証を獲得しています。
さらなる従業員の健康サポートの手段として検討されたのが、食事補助の福利厚生として日本一の実績を持つエデンレッドジャパンの「チケットレストラン」だったのです。
物価上昇に伴う食費の負担増加
近年、パンデミックの収束に伴う需要の拡大や、ロシアのウクライナ侵攻による資源価格の高騰などを背景に、物価の上昇が続いています。
あらゆるモノやサービスの価格が高くなっている一方で、賃金が変わらない状況は、従業員にとって実質的な賃金の低下にほかなりません。食費を筆頭に、生活に割ける金額も少なくなってしまいます。
もし、従業員が食費を節約し、健康を意識した食事をやめてしまえば、日本ナレッジスペースが取り組む、従業員の健康サポートもかないません。福利厚生を通じた食費補助は、物価上昇によって削られがちな食費を補うという点で、同社において重要な役割を担う施策だったのです。
チケットレストランの導入によって得られた効果
「チケットレストラン」を導入した日本ナレッジスペースでは、具体的にどのような効果が得られたのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
勤務形態を問わず食事補助を利用できるようになった
エデンレッドジャパンの「チケットレストラン」は、専用の食事カードを利用して行う食事補助です。提携する飲食店の支払いを専用カードで行うと利用料金が半額になり、事実上の食事補助が受けられる仕組みです。
提携店舗はコンビニやカフェ、ファミレスなど全国に25万店を超え、2023年3月には「 Uber Eats 」との業務提携も行われました。
この「チケットレストラン」を利用することにより日本ナレッジスペースでは、内勤・客先常駐・リモートワークなど、勤務形態を問わず平等な福利厚生の提供が可能となりました。提携飲食店の中には人気のチェーン店やコンビニなど、従業員からの人気が高い店舗が多く含まれていることも、満足度を高める大きな要素となっているそうです。
健康経営の推進
日々忙しく働く社会人の中には、食生活がおろそかになってしまう人もいます。十分な栄養をとれていないがために体調を崩しやすくなってしまうなど、食生活の乱れが仕事におけるパフォーマンスの低下につながるケースも珍しくありません。
一方、「チケットレストラン」を導入した日本ナレッジスペースでは「補助分を利用してサラダを追加しよう」「カップ麺ではなく外食にしよう」など、無理のない形で食生活の改善が進められているそうです。これにより、同社が取り組む健康経営も自然と推進されています。
物価上昇への対応
前述のとおり、近年、あらゆるモノやサービスの価格が上昇することにより、実質的な賃金は低下傾向にあります。節約を心がける中で、まず食事にかけるお金を減らそうと考える人も少なくありません。
エデンレッドジャパンの「チケットレストラン」を通じた食事補助は、減少した賃金を補填する、いわゆる「インフレ手当」の役割を果たすものでもあります。
実際に、日本ナレッジスペースの従業員の中には、「食事補助があるから食費が助かる」「外食のきっかけになる」との声が上がっているそうです。
人材確保・離職防止
IT業界全体が人材不足を課題とする中で、日本ナレッジスペースは、新たな人材獲得や離職防止に成功しています。この理由について同社では「チケットレストランをはじめとする充実した福利厚生が担う役割が大きい」と感じているそうです。
実際のところ、就職活動において、福利厚生の充実度は重要なポイントとなっています。というのも、福利厚生が充実した企業は「従業員を大切にする企業」「働きやすい環境が整えられている」とのイメージが定着しているからです。
「チケットレストラン」は、今後ますます深刻化していくことが予想される人材不足への対策としても有効といえそうです。
「チケットレストラン」で数々の課題を克服
日本ナレッジスペースでは「平等な福利厚生の提供」「健康経営を通じた従業員の健康サポート」「物価上昇への対応」といった従来の課題をエデンレッドジャパンの「チケットレストラン」を導入することで克服しました。充実したサービスは従業員からの評価も高く、継続率は100%とのことです。
「チケットレストラン」は、カード決済を利用するサービスのため実用性が高く、企業側・従業員側ともにストレスなく利用できます。また、導入前後はもちろんのこと、管理上の負担も少ないことから、気軽に導入しやすいのも大きな魅力です。
新たな福利厚生の選択肢として、ぜひエデンレッドジャパンの「チケットレストラン」を検討されてはいかがでしょうか。
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