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「第3の賃上げ2025」とは?福利厚生で実現する新時代の賃上げ戦略

「第3の賃上げ2025」とは?福利厚生で実現する新時代の賃上げ戦略

2025.02.18

2025年1月「#第3の賃上げアクション2025」プロジェクトが始動しました。同プロジェクトは、福利厚生を活用して従業員の実質手取りを増やすことを目的とし、エデンレッドジャパン・ベアーズ・freeeの3社が共同で推進しています。本記事では「#第3の賃上げアクション2025」プレスリリースの概要とともに、物価高や人材確保の課題を背景とした福利厚生の活用法をわかりやすく解説します。

「#第3の賃上げアクション2025」始動 | 福利厚生で実質手取りアップへ

2025年1月「エデンレッドジャパン株式会社」「フリー株式会社」「株式会社ベアーズ」の3社によって「#第3の賃上げアクション2025」が発足しました。このプロジェクトは、福利厚生を活用して中小企業の賃上げ課題を解決する新たな取り組みです。まずは、同プロジェクトの詳細から解説します。

「第3の賃上げ」とは?

「第3の賃上げ」は、エデンレッドジャパンが提案する従来の賃上げとは異なる、福利厚生を活用した新しい賃上げの形です。

従来の賃上げは、定期昇給とベースアップの二本柱で行われるのが一般的でした。これらの賃上げでは、賃上げ分が課税対象となるため、従業員の実質的な手取り増加額は賃上げ額より小さくなります。

しかし、福利厚生を活用した賃上げの場合、一定の条件を満たすことで非課税枠を活用できます。つまり、同額を給与と福利厚生で支給した場合、従業員の実質的な手取りは福利厚生の方が多くなるのです。

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出典:「#第3の賃上げアクション2025」始動、ベアーズが新たに参画~中小企業にこそ“福利厚生”による賃上げを! “福利厚生”で、より働きやすく、暮らしやすい社会へ~

こうした従業員の実質手取りを増やし、企業の税負担も抑えられる福利厚生の仕組みを、「第3の賃上げ」と定義し、2024年2月に株式会社エデンレッドジャパンとフリー株式会社が発起人となって「#第3の賃上げアクション」が立ち上げられました。

このプロジェクトが拡大する中で、2025年1月、新たに発足したのが「#第3の賃上げアクション2025」です。

関連記事:“福利厚生”で実質手取りアップと高いエンゲージメントの実現を「#第3の賃上げアクション」プロジェクト

「#第3の賃上げアクション2025」とは

2024年、続く物価高への対策として、多くの企業が賃上げに踏み切りました。春闘で記録した平均賃上げ率5.10%は、1991年以来、実に33年ぶりの高水準です。

一方で、大企業・中小企業の賃上げ率の格差はいまだ大きいのが実情です。エデンレッドジャパンが2025年1月に公開した「賃上げ実態調査2025」によると、賃上げが家計負担の軽減につながったかどうかの問いに対し、一般従業員の7割以上(71.5%)が「あまりそう思わない/ほとんどそう思わない」と回答しました。

家計の負担軽減

 

出典:「賃上げ実態調査2025」を公開~歴史的賃上げだった2024年も“家計負担が軽減していない”は7割以上!~

そんな中、ニーズの高まりを見せたのが、家事代行・育児・介護など、生活支援にまつわる福利厚生です。働き方が多様化する中で、従来の「仕事の生産性向上」や「働きやすさの実現」だけでなく「従業員の家計の負担軽減や暮らし向上」を図る目的で福利厚生を活用する企業が増加しています。

#第3の賃上げアクション2025」は、こうした社会情勢を背景に、家計の負担軽減・暮らし向上を実現する福利厚生を「第3の賃上げ」の定義に追加して始動しました。

従業員の実質手取りを増やすことで、中小企業の働きやすさや稼ぐ力そのものを底上げし、実感できる賃上げの実現を目指しています。

「#第3の賃上げアクション2025」推進3社の取り組み

#第3の賃上げアクション2025」プロジェクトを推進する3社では、具体的にどのようなサービスを提供しているのでしょうか。「エデンレッドジャパン株式会社」「フリー株式会社」「株式会社ベアーズ」それぞれの取り組みを紹介します。

エデンレッドジャパン株式会社|食事補助による負担軽減(チケットレストラン)

エデンレッドジャパンが提供する「チケットレストラン」は、日本一の実績を持つ食事補助の福利厚生サービスです。

チケットレストラン」を導入する企業では、専用のICカードへ企業と従業員それぞれが毎月一定額をチャージします。従業員が食事代をそのICカードで支払うことにより、全国25万店舗以上の加盟店での食事代が実質半額になる仕組みです。

加盟店のジャンルも幅広く、ファミレスやコンビニ・カフェ・三大牛丼チェーン店のほか、Uber Eats を通じてスターバックスやマクドナルドなどの人気店も利用できます。

サービスの導入にあたり、特別なソフトウェアや機器は必要ありません。勤務時間内であれば、使用する場所や時間も自由です。こうした利便性の高さが評価され、導入企業数3,000社を超える人気サービスとなっています。

参考:https://edenred.jp/ticketrestaurant/
キャンペーンサイト:http://www.tkrt.jp/2025cp

フリー株式会社|多様な福利厚生で生活出費をサポート

フリーは、従業員の生活費負担を包括的に支援する「freee 福利厚生 ベネフィットサービス」を提供しています。

これは全国70,000店以上で使える割引クーポンで、食事補助・家賃補助・レジャー・習い事など、多岐にわたる福利厚生メニューを低コストで導入できます。サービスはスマートフォンから手軽に利用できるため、導入企業の事務負担も最小限に抑えられるのが特徴です。

加えてフリーでは、従業員が選んだ物件を企業が借り上げる「借上げ社宅サービス」も展開しています。

これらのサービスは「第3の賃上げ」として活用でき、中小企業が企業負担を抑えながら従業員の実質手取りアップを実現できる仕組みとして注目を集めています。

参考:https://corp.freee.co.jp/
キャンペーンサイト:http://go.freee.co.jp/benefit_cp/
freee福利厚生 ベネフィットサービスURL:https://www.freee.co.jp/benefit/outsourcing/

株式会社ベアーズ|家事支援による生活サポート

ベアーズは、2006年より企業の福利厚生として家事代行サービスを提供してきました。

「子育てとの両立・家事の負担・苦しい家計」という3つの課題を抱える共働き世帯の増加を背景に、企業における家事支援ニーズは高まっています。ベアーズが提供する家事代行サービスを「第3の賃上げ」として活用することで、従業員の生活の質向上と企業の人材確保を同時に実現することが可能です。

ベアーズでは「第3の賃上げ」導入応援キャンペーンと銘打ち、先着20社を対象に3回分の家事代行、もしくはシッターサービスを無料で体験できるキャンペーンも実施しています。

参考:https://www.happy-bears.com/
キャンペーンサイト:「#第3の賃上げアクション2025」参画&導入キャンペーン実施

福利厚生を活用した「第3の賃上げ」のメリット

福利厚生を活用した「第3の賃上げ」は、企業と従業員の双方にメリットをもたらします。以下、企業と従業員それぞれが得られる主なメリットを紹介します。

企業にとってのメリット

福利厚生費は、一定の条件を満たすことで全額を経費として計上できます。経費は法人税の課税対象から除外されるため、コストの削減が可能です。

また、福利厚生を通じ、日常的に利用できるサービスを提供することで、従業員の企業に対する信頼感や帰属意識が高まります。これは従業員のモチベーション向上や定着率向上、ひいては生産性の向上にもつながります。

さらに、福利厚生の充実は、採用市場での企業の魅力度を高めて人材確保にも効果を発揮する施策です。特に中小企業には、大手企業との福利厚生の格差を埋める手段として、また限られた予算で最大限の効果を得られる施策として有効です。

従業員にとってのメリット

給与による賃上げと異なり、一定の条件を満たした福利厚生の形で支給される報酬は、課税対象とはなりません。これにより、従業員の実質的な手取りが増加します。

特に、食事補助や家事支援など、日常的な生活コストの軽減は、物価高による家計負担の軽減に有効です。また、家事支援サービスなどの利用を通じて時間的なゆとりが生まれることで、仕事と生活の質の向上にもつながります。

共働き世帯の増加や物価上昇が続く中、「第3の賃上げ」による支援は、従業員の生活を金銭的にサポートするのはもちろんのこと、ワークライフバランスの改善にも効果的です。

「#第3の賃上げアクション2025」で企業と従業員の未来をつくる

#第3の賃上げアクション2025」は、福利厚生の活用によって、企業と従業員双方の課題を解決する新しい賃上げの形を提案するプロジェクトです。

同プロジェクトの推進を通じ、食事補助・生活費補助・家事支援などの多様な福利厚生サービスを通じ、企業の成長と従業員の満足度向上を同時に実現できます。特に、大企業に比べて資金力に劣りがちな中小企業にとって、限られた予算で効果的な人材戦略を展開できる魅力的な選択肢です。

ぜひ「第3の賃上げ」への理解を深め、企業と従業員がともに成長し続けられる未来を実現していきましょう。

資料請求はこちら

参考記事:「#第3の賃上げアクション2025」始動、ベアーズが新たに参画~中小企業にこそ“福利厚生”による賃上げを! “福利厚生”で、より働きやすく、暮らしやすい社会へ~
「賃上げ実態調査2025」を公開~歴史的賃上げだった2024年も“家計負担が軽減していない”は7割以上!
新キャンペーンのお知らせ:従業員の生活支援に!「第3の賃上げ」導入応援キャンペーン開始 ~食事補助サービス「チケットレストラン」で“手取りアップ”を実現~

 

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