オフィス向けのお菓子サービスが人気です。小腹を満たしたり、気分転換をしたりと、ちょっとした時間の区切りをつける際にお菓子が役立った経験を持つ方も多いでしょう。本記事ではオフィス向けお菓子サービスについて、導入する上での注意点や福利厚生費に計上するための条件を交えながら、最新サービスを一覧で紹介します。オフィスに導入したい置き菓子サービスを検討している企業の方は、ぜひ参考にしてください。
オフィス向け置き菓子サービスとは?
オフィス向けの置き菓子サービスとは、オフィスの中でお菓子・飲料などの商品を提供するサービスのことです。提供するための設備には、専用の棚・置き台・自動販売機などがあります。サービスごとに商品のラインナップが工夫されており、コンビニなどでよく見かける商品中心のものから、健康志向の商品に特化したもの、フルーツなどの生鮮食品を取り扱うものなどさまざまです。また、支払い方法についても、現金を入れる貯金箱・電子マネー対応など、各サービスで異なります。
オフィス向け置き菓子サービスを導入するメリット
オフィス向けの置き菓子サービスを導入することで得られるメリットは、以下のとおりです。
- 外出せずにオフィス内でお菓子を購入できる
- オフィス内でのリフレッシュ休憩に利用しやすい
- 残業中に小腹を満たせ、エネルギー源になる
- お菓子を話題とした社内のコミュニケーションを促進する
- 従業員満足度向上に貢献する
- 福利厚生費として経費計上できる
お菓子があると、思わず笑顔が溢れる方も多いでしょう。業務の間に休憩としてお菓子を食べることは、リフレッシュとしての役割に加えて、従業員同士のコミュニケーションのきっかけとしても役立ちます。オフィスの置き菓子サービスの導入が、働きやすい環境を作り出し、従業員満足度の向上につながる可能性があるということです。
オフィスの置き菓子サービスは経費になる?
オフィスの置き菓子サービスが経費になるかどうかは、企業の人事・経理担当者の気になる観点です。ここでは、置きお菓子サービスを経費として計上するためのポイントを解説していきます。
置きお菓子サービスが経費になるもの
企業がお菓子を購入して、休憩室などに置き、従業員の誰もが公平に食べられる場合、お菓子サービスにかかる費用は福利厚生費として経費に計上できます。ポイントは、企業が置き菓子の代金を負担すること、特定の人物のための費用ではないことです。
置きお菓子サービスが経費にならないもの
外部業者の置き菓子サービスを設置場所を提供する形で利用する場合、経費計上できません。ポイントは、企業の負担がないことです。ただし、導入費用がかかるといったケースでは、導入費用だけ経費として計上できる場合もあります。導入費用もランニングコストもかからない置き菓子サービスの場合、経費計上できる費用は発生しません。
オフィス向け置き菓子サービス導入・運営前に確認
これからオフィス向け置き菓子サービスを導入・運営するまえに押さえておきたいポイントは4つです。それぞれ見ていきましょう。
1.導入条件
対応エリア・利用人数・最低設置台数など、それぞれのサービスの導入条件に該当しているか確認しましょう。多くのサービスではホームページから無料の問い合わせができますので、活用してみてください。
2.商品の内容
お菓子の内容についても事前に確認するようにしましょう。同じラインナップのものが続くサービスもあれば、季節やイベントなどに対応して変化するサービスもあります。独自のカスタマイズが可能なサービスもあるようです。自社の従業員が喜ぶ商品ラインナップであるか、よく確認してください。
3.支払い方法
どのような支払い方法に対応しているのか、確認しておきましょう。現金を集金箱に入れるのか、キャッシュレス決済に対応しているのかなど、利便性が異なります。
4.設置場所
場合によって、お金に関するトラブルが発生することがあります。集金箱にお金を入れ忘れてしまったり、集金箱が消えてしまうこともあるようです。ひと目につく場所にお菓子棚を設置するなどの工夫が求められます。
【2024年版】オフィス向けお菓子サービス10選
1.オフィスグリコ
画像出典元:オフィスグリコ公式ホームページ
内容 | |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
導入実績 | 約10万台(2024年11月時点) |
公式サイト | https://www.glico.com/jp/shopservice/officeglico/ |
運用の負担もなく、設置費用やランニングコストもかからない「オフィスグリコ」は、知名度が高いオフィスのお菓子サービスです。可愛らしいカエルの貯金箱にお金を入れて商品を選べばいいというわかりやすさで、約10万台の拠点で利用されています。企業の規模により、設置スペースに適したサイズを選べたり、QR決済(PayPay・d払い・auPAY等)も利用できたりするなど、企業目線の使いやすさを備えています。
2.おふぃすdeおかし
画像出典元:おふぃすdeおかしbyたびスル公式ホームページ
内容 | |
初期費用 | 企業へお問い合わせください |
月額費用 | 5,000円〜 |
導入実績 | 9,000拠点(2024年11月時点) |
公式サイト | https://tabisul.jp/enterprize/ |
お菓子選びにおいて、高いカスタマイズ性を誇るのが「おふぃすdeおかし」の特徴です。予算5,000円〜で専任コンシェルジュがおやつ詰め合わせBoxを用意してくれます。人気の理由は、10万通り以上の組み合わせが選べる自由度の高さと福利厚生にも活用できる税額上のメリットです。
3.オフめし
画像出典元:オフめし公式ホームページ
|
内容 |
初期費用 | 20,000円 |
月額費用 | 6,000円〜+配送料 |
導入実績 | 企業へお問い合わせください |
公式サイト | https://www.shinko-jp.com/offmeshi/ |
企業専門の卸売業者であった心幸が運営する「オフめし」は、お菓子・食品・飲み物などの商品を卸価格で提供することで、他者との差別化を実現しています。サービス名のとおり、食事の提供を主力とする点が特徴です。従業員に食事もお菓子も提供したいといった企業ニーズを満たせるでしょう。
4.cubeshop
画像出典元:cubeshop公式ホームページ
内容 | |
初期費用 | 0円〜 |
月額費用 | 0円 |
導入実績 | 6,500件以上、3,500社以上の実績(2024年11月時点) |
公式サイト | https://cubeshop.shop/ |
「cubeshop」は、リピート率98%を超えるオフィスコンビニサービスです。利用対象地域は、1都3県を中心としており、お菓子や軽食を届けてくれます。定期的に商品を補充してくれるため、企業にとって運用負担がかからないのがメリットです。福利厚生として導入することもできます。その場合はキャッシュレス・請求書による掛売りなど臨機応変な対応が可能です。
5.snaq.me office
内容 | |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
導入実績 | 利用者数20万人〜(2024年11月時点) |
公式サイト | https://office.snaq.me/ |
人工甘味料・合成香料・合成保存料を使用しない、ナチュラル志向の置き菓子が楽しめるのが「snaq.me office」の特徴です。健康経営に取り組む企業などに向いています。毎月約20種類の新作が登場するという商品バリエーションの豊富さも従業員を飽きさせません。低カロリーで白砂糖・マーガリン・保存料不使用など、食への意識が高い企業に向いているでしょう。隔週のお届けができ、福利厚生としての経費計上も可能です。
6.おかしマート
画像出典元:おかしマート公式ホームページ
内容 | |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
導入実績 | 企業へお問い合わせください |
公式サイト | https://morichu.biz/okashimart/ |
昭和50年創業の「森忠商事株式会社」が運営する置き菓子サービスです。定番のお菓子から軽食まで、老舗総合食品卸会社ならではの豊富な品揃えが魅力です。2024年11月時点では東京23区と神奈川県東部のみが対象ですが、サービスエリアは順次拡大しています。現金のほかPayPayでの支払いも可能で、福利厚生として利用できるのもうれしいポイントです。
参照:おかしマートホームページ
7.Office Oasis
画像出典元:Office Oasis公式ホームページ
内容 | |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
導入実績 | 企業へお問い合わせください |
公式サイト | https://oasislink.co.jp/officeoasis/ |
「Office Oasis」は冷蔵庫を設置し、飲料・お菓子・軽食など100種類以上のラインナップを楽しめるサービスです。阪神酒販株式会社が運営しており、飲料に強いという特徴があります。野菜ジュースや豆乳など健康面に配慮した商品があり、缶コーヒーも50円〜など手頃な価格で利用できるのがメリットです。
8.Drink&Snack
画像出典元:Drink&Snack公式ホームページ
内容 | |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
導入実績 | 企業へお問い合わせください |
公式サイト | http://oc-tokyoeast.com/ |
「Drink&Snack」は、置きお菓子・ドリンクを冷蔵庫無料・設置費無料で導入できるサービスです。50円〜のお値打ちドリンクや各ドリンクメーカーの人気商品をセレクトできるなど、低価格商品を取り扱っている・カスタマイズ性が高いという特徴があります。
9.office de Bio
画像出典元:office de Bio公式ホームページ
内容 | |
初期費用 | 3,000円(2024年11月現在:無料キャンペーン中) |
月額費用 | 30,000円〜 |
導入実績 | 企業へお問い合わせください |
公式サイト | https://officedebio.com/ |
オーガニック食品・無添加食品の置き菓子を扱うなど、品質の高さを強みとしているのが「office de Bio」です。月1回、数量90個から置き菓子を配送してもらえます。健康経営への取り組みとしても注目されており、福利厚生費として企業が経費計上することが可能です。
10.ダスキン配置ドリンクサービス
画像出典元:株式会社ダスキンホームページ
内容 | |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
導入実績 | 企業へお問い合わせください |
公式サイト | https://biz.duskin.jp/other/drink/dr000005/ |
ドリンク・スープ・お菓子を省スペースに設置できるのが「ダスキン配置ドリンクサービス」です。オフィス内にダスキンが運営するコンビニを設置し、利用したぶんだけ代金箱へ料金を入れる形式なので、電気代以外の企業負担はありません。
参照:DUSKINホームページ
お菓子の購入も可能!多様な勤務環境に対応する福利厚生「チケットレストラン」
飲み物が豊富・商品ラインナップが選べる・健康経営に貢献など、オフィスの置き菓子サービスには個性豊かな特色があります。しかし、外勤・内勤・リモートワークなどの多様な勤務環境の従業員が多い企業では、全従業員にサービスを提供できないことが懸念点になるのではないでしょうか。
そのような企業の方に寄り添う食の福利厚生サービスが「チケットレストラン」です。一定の条件を満たすことで、従業員のランチ・お菓子・飲み物代の半額を企業が負担できます。全国約25万店舗以上の加盟店で利用でき、従業員同士のランチタイム・休憩時間のコミュニケーション促進にも効果的です。従業員利用率98%、導入実績3,000社以上、利用者15万人/日を誇ります。
食の福利厚生の充実で従業員が働きやすい企業へ
食の福利厚生を充実させることで、職場環境にプラスの効果をもたらせます。お菓子を食べることで休憩時間をさらに有効に利用でき、リフレッシュしやすくなるでしょう。
エデンレッドジャパンの「チケットレストラン」は、サービス導入費用を福利厚生費に計上できるだけでなく、従業員に対するインフレ手当や賃上げとしても活用できる点が評価されている食の福利厚生サービスです。24時間営業しているコンビニ・ファミレス・カフェなどで利用できるため、置き菓子サービスが提供されていない職場の従業員も利用できます。ぜひこの機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。