福利厚生のパッケージプランは、宿泊・レジャー・健康支援など多様なサービスを定額で利用できる制度です。導入の手軽さと低コストが魅力ですが、利用率の課題もあります。
本記事では、パッケージプランの仕組み、人気の理由、メリットデメリット、主要サービスの比較などを解説します。
福利厚生のパッケージプランとは
福利厚生のパッケージプランとは、福利厚生代行企業が用意した複数の割引サービスを、定額制でまとめて利用できる制度です。割引利用できるサービスが主流であり、クーポン型の福利厚生という呼び方を使う場合もあります。
企業が代行会社と契約することで、従業員は専用のウェブサイトやスマートフォンアプリを通じて、自分が必要とするサービスを自由に選んで使えます。
提供されるサービスは、従業員の生活全般をサポートするメニューが中心です。
- 宿泊施設の割引
- レジャー施設のチケット
- フィットネスクラブの優待
- 育児や介護の相談
- スキルアップ講座
料金体系は従業員1人あたり月額数百円から1,000円程度が一般的です。この金額で、数万件から数十万件のサービスメニューにアクセスできるため、コストパフォーマンスの高さが特徴と言えます。
パッケージプランタイプの福利厚生が注目される理由
近年、パッケージプランタイプの福利厚生が注目を集めています。理由を見ていきましょう。
働き方の多様化への対応
リモートワークやフレックスタイム制、時短勤務など、従業員の働き方が多様化しています。こうした環境では、通勤手当や社員食堂のように「出社しないと使えない」制度ではなく、どこにいても利用できる福利厚生が求められています。
予算内での福利厚生の充実
特に中小企業では、大企業並みの福利厚生制度を自社だけで構築するのは難しいのが現状です。パッケージプランを利用すれば、代行会社が一括管理してくれるスケールメリットにより、低コストで幅広いサービスを提供できるようになります。
福利厚生への関心の高まり
2026年の税制改正では、食事補助の非課税枠が引き上げられる見通し(税別3,500円→7,500円)となるなど、福利厚生を通じた従業員支援の重要性が再認識されています。
関連記事:【2026年版】食事補助の非課税枠上限が7,500円に引き上げへ!企業に求められる対応は?
人材獲得競争の激化
求職者が企業を選ぶ際、給与だけでなく福利厚生の充実度も重要な判断材料となっています。パッケージプランは企業の魅力を伝えるツールの一つとして、採用力を高めることにつながります。
関連記事:採用成功の鍵となる福利厚生|企業の47.6%が充実予定
パッケージプランと他の形態との違い
福利厚生のアウトソーシングには、「パッケージプラン」以外にもいくつかの形態があります。それぞれの特徴を理解しておきましょう。
| タイプ | メニューの自由度 | 費用形態 | 導入の手軽さ | カスタマイズ性 |
| パッケージプラン | 既製・幅広い | 定額(一人あたり300円〜1,000円程度) | 高い | 低い |
| カフェテリアプラン | カスタマイズ可能 | ポイント制(企業はポイント分を支払う) | 中程度 | 高い |
| サービス特化型 | 特定分野に集中 | サービスによる | サービスによる | - |
パッケージプラン
パッケージプランは、事前に用意された多岐にわたるサービス(割引や利用特典付き)の中から、好きなサービスを選んで利用できる仕組みです。多くの場合「従業員1名あたりの料金×人数分」という料金体系となっています。導入プロセスが簡単で、契約後すぐに福利厚生の利用を開始できる点が魅力です。
また、費用を低く抑えられることも特長です。初めて福利厚生を導入する企業や、コストパフォーマンスを重視する企業に向いています。
カフェテリアプラン
カフェテリアプランは、企業が従業員へサービスの利用に使えるポイントを付与し、従業員は企業が用意したさまざまな福利厚生メニューから自由に選んで利用できる形式です。
一般的なパッケージプランと比べると、企業の理念や課題に合わせて独自のメニューを柔軟に設計できる点が特徴です。従業員の自主性を尊重しながら、企業独自の福利厚生を充実させたい場合に適しています。
一方で、カスタマイズ性が高いため、制度の管理が複雑になりやすい傾向があります。サービスの一部に、税制上の扱い(非課税・課税)が混在するケースがある点にも注意が必要です。
サービス特化型
サービス特化型は、食事補助、健康促進、育児支援など、特定の分野に絞った福利厚生サービスです。
解決したい課題が明確な場合に効果的です。また、非課税メリットを最大限活用しやすい場合があります。
関連記事:社食サービス29種類を比較!2026年度版のおすすめと社食サービスのメリットを紹介します
福利厚生パッケージプランのメリット
多様なサービスが受けられるパッケージプランのメリットを紹介します。
導入・運営の負担が少ない
パッケージプランの最大の魅力は、導入と運営の手軽さにあります。パッケージプランの場合、サービスの利用は代行会社との契約のみで完結します。提携施設との交渉や、システムの管理、メニューの更新といった業務はすべて代行会社の担当です。
さらに、従業員からの利用方法や予約に関する問い合わせについても、多くの場合、代行会社が対応します。これにより、人事担当者が個別対応をする必要がなく、本来の業務に集中できるというメリットがあります。
低コストで幅広いサービスを提供できる
パッケージプランは、コストパフォーマンスの高さも強みです。大手福利厚生の代行企業は、数千社、数百万人規模の会員を抱えています。「スケールメリット」を活かして、個別の企業では交渉が難しいような好条件で施設やサービスと提携しています。だからこそ、企業は月額一人あたり数百円という低コストで、従業員に多様な福利厚生サービスを提供できるのです。
特に中小企業にとってスケールメリットは有用です。パッケージプランなら、大企業と遜色のない充実した福利厚生制度を、手軽に構築できます。
公平性が保ちやすい
パッケージプランは、全従業員が同じメニューにアクセスして利用できます。このため、勤務地や勤務形態による格差が生じにくいという利点があります。
例えば、食事補助の福利厚生として本社だけに社員食堂が設置されている場合、地方の営業所や在宅勤務の従業員は利用できません。こうした不公平感は、従業員の不満につながります。
ライフステージに応じて豊富な選択肢がある
パッケージプランを利用する従業員が喜ぶポイントは、豊富な選択肢があることです。
福利厚生のニーズは、人生のステージや個人の嗜好によって大きく異なります。例えば、若手従業員は旅行、グルメ、フィットネスなどに、子育て世代は育児支援や家事代行サービスに関心があるのではないでしょうか。
パッケージプランは、数万件から数十万件という膨大な数のメニューを用意しており、たとえ現在利用しないサービスでも、将来的にライフステージが変わった際に必要となる可能性があるため、長いスパンで活用できる制度と言えます。
家族が使える場合がある
パッケージタイプの福利厚生は、2親等までの家族が使える場合があります。会員本人・配偶者、それぞれの親等以内(父母、祖父母、子、孫、兄弟姉妹など)が対象となるなど、家族にもメリットがあります。
福利厚生パッケージプランのデメリット
パッケージプランのデメリットも見ていきましょう。
利用率が低くなる可能性がある
たしかにサービスの種類は豊富ですが、パッケージプランが使われないケース(形骸化)が目立ちます。
福利厚生サービスを提供しているHQの調査では、従来型のパッケージプランを導入している企業の正規従業員のうち、86.3%が「月に1度も利用しない」、30.7%が「過去に1度も利用経験なし」という結果が出ています。
利用率が低くなる主な理由は次のとおりです。
- 使いたいと思えるサービスが少ない(43.1%)
- 生活圏で使えるサービスが少ない(30.4%)
- 操作性が悪く、使いにくい(22.8%)
- 割引額が低く、使う気になれない(20.4%)
一人あたりの月額費用が発生している以上、利用率が低いとコストに見合いません。
出典:PR TIMES|【「クーポン型福利厚生」の利用実態調査】非常に低い利用率が明らかに。利用者の62%が不要と回答、その理由を調査(株式会社HQ)
利用する従業員としない従業員の差が出やすい
パッケージプランは、基本的に「使う・使わない」を従業員が自由に選択できます。このため、積極的に活用する人と全く使わない人の差が出やすくなります。
従業員への周知を工夫したり、誰でも使いやすいサービスが含まれているプランを選んだりすることで、利用の促進が可能です。
独自性・カスタマイズ性が低い
パッケージプランは、あらかじめ決められたメニューのため、企業独自の理念や課題に完全マッチが難しい可能性があります。
健康経営推進、コミュニケーション促進等の明確な目的があって福利厚生を導入する場合は、特化型サービスとの組み合わせがおすすめです。
エンゲージメント向上につながりにくい
パッケージプランの多くは、「無料で提供」ではなく「割引価格で利用できる」という形態です。通常価格よりも安く利用できますが、自分で費用を負担する必要があり、お得と感じるかどうかは個人差があります。
福利厚生を通じて「従業員を大切にする」姿勢をより感じて欲しい企業の場合、住宅補助や食事補助のように、企業の費用負担分が明確な特化型サービスを組み合わせるのも一つの方法です。
関連記事:【税理士監修】住宅手当は課税・非課税どちら?それぞれのケースや課税額を解説
代表的な福利厚生パッケージプラン一覧
福利厚生パッケージプランの検討で候補となる、主要なサービスを5種類紹介します。それそれ特徴があるため、自社のニーズに合ったものを選ぶことが大切です。
比較する際のポイントは以下です。
- 月額費用:予算に合うか
- 提携メニュー数・内容:自社従業員が使えるサービスが充実しているか
- 使える地域:全国対応か、都市部中心か
- 操作性:アプリやサイトが使いやすいか
- サポート体制:導入・運用時・トラブル時のサポートが充実しているか
- 独自の強み:他社にない特徴があるか
福利厚生パッケージプランの主要サービス一覧表
| サービス名 | 運営元 | 月額費用目安 | 主な特徴 |
| 福利厚生倶楽部 | リロクラブ | 月額制(要問い合わせ) |
|
| ベネフィット・ステーション | ベネフィット・ワン | 1,000円〜 |
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| WELBOX | イーウェル | 400円〜600円/人(企業規模による) |
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| ライフサポート倶楽部 | リソルライフサポート | 350円〜(100名以上) |
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| Perk(パーク) | Wantedly | 月額280円 |
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福利厚生倶楽部(リロクラブ)
リロクラブが提供する「福利厚生倶楽部」は、業界最大手の福利厚生パッケージプランです。
導入企業数は2万5,800団体以上、会員数は1,340万人で、業界シェアNo.1を誇ります。このスケールメリットを活かし、宿泊・レストラン・健康・資格など幅広いサービスを提供しています。
全国7か所の事業拠点を活用し、地域に根差したメニュー開発に注力しています。そのため、都市部だけでなく地方でも利用できるサービスが充実。全国に拠点を持つ企業でも、従業員が公平にサービスを利用しやすいのがメリットです。
また、AI搭載の専用アプリが個人のライフスタイルに合わせたサービスを提案してくれるため、使いたいサービスを見つけやすいです。
導入可能な企業規模:要問い合わせ。
料金:詳細は要問い合わせ。
出典:リロクラブ|福利厚生倶楽部|福利厚生のことならリロクラブにお任せ
ベネフィット・ステーション(ベネフィット・ワン)
ベネフィット・ワンが提供する「ベネフィット・ステーション」は、圧倒的なメニュー数が特徴です。
グルメ、レジャー、ショッピング、学習、育児・介護など、約140万件以上のメニューを取り揃えています。導入企業は1万8,100団体、会員数は1,220万人以上(2025年4月時点)。
動画配信サービス「Netflix」がついたプランがあり、在宅勤務やリモートワークをしている従業員の余暇充実にも対応しています。また、「給トク払い」という給与天引き決済サービスを採用しており、従業員がさらにお得にサービスを利用できる仕組みです。
導入可能な企業規模:要問い合わせ。(料金の最低金額設定あり)
料金:月額費用1,000円〜。(最低金額は人数に関わらず10名分より対応)
出典:benefit One|総合福利厚生サービス 「ベネフィット・ステーション」とは
WELBOX(イーウェル)
イーウェルが提供する「WELBOX」は、宿泊施設、健康、介護・育児、グルメ、美容、エンターテイメントなど、提携施設175万件のメニューを会員価格で利用できるパッケージプランです。日本を代表する1,000企業、全国で約500万人が利用しています。
週替わりで目玉商品やキャンペーンの案内があり、従業員の関心を引き続ける工夫が取り入れられています。2親等までの家族も利用可能。4か国語に対応しており、外国人従業員も使いやすいサービスです。
導入可能な企業規模:〜99名、100名〜、1,000名〜に対応(詳細は要問い合わせ)
料金:月額運用費は一人当たり400円〜600円(企業規模により変動)。
ライフサポート倶楽部(リソルライフサポート)
リソルライフサポートが提供する「ライフサポート倶楽部」は、少ない手間とコストで福利厚生制度を充実させられるパッケージプランです。導入企業は2,000社以上。宿泊施設1万7,000施設以上、生活メニュー2,000種類以上を優待価格・特典付きで利用できます。
料金は、従業員1人あたり月額350円(税別・従業員100名以上の場合)〜で、入会金は不要とリーズナブルな設定です。メールマガジンでサービスや制度の情報を配信し、利用率向上を促してくれます。
導入可能な企業規模:最低引き受け人数は100名以上。
料金:従業員1人あたり月額350円(税別・従業員100名以上の場合)、入会金なし。
「Perk(パーク)」(Wantedly)
Wantedly「Perk」は、日常生活で使える割引サービスが6万点以上揃った福利厚生パッケージプランです。
映画チケットの割引、ジムの入会費無料、フードデリバリーの割引など、毎日の生活で使いやすいサービスが充実しています。使い方はスマートフォンのアプリを見せるだけで簡単です。
導入可能な企業規模:要問い合わせ(導入事例では19名の企業での実績あり)
料金:月額280円、初期費用無料。
出典:Perk|企業向け福利厚生サービス|Perk(パーク)
福利厚生のパッケージプランを最大限活用するコツ
お得が詰まったパッケージプランを定期的に利用してもらうためには、コツがあります。
従業員への周知を工夫する
パッケージプランの利用率を高めるためは、従業員への周知を工夫しましょう。
導入時の説明会を開催する
導入時に説明会を開催し、制度の内容、メリット、使い方を丁寧に説明します。可能であれば、実際にスマートフォンでアプリを操作しながら、クーポンの探し方や使い方をデモンストレーションすると利用するイメージがわきやすいです。
定期的に情報を発信する
一度説明しただけでは忘れられてしまう可能性があります。月に1回程度、メールマガジンや社内ポータルで情報を発信しましょう。「お得な活用法がある」と周知することで、従業員の関心を集められます。提供側が利用促進の案内を提供してくれるサービスもあり、その場合は運用担当者の負担が軽減されます。
季節やイベントに合わせて提案する
ゴールデンウィークや夏休み前には旅行関連のメニューを、年末年始には帰省や忘年会向けのサービスを提案するなど、タイミングに合わせた情報発信が利用のきっかけになります。
わかりやすいマニュアルを配布する
ITに不慣れな従業員でも迷わず使えるよう、スマートフォンの画面キャプチャなど、図解を多用したわかりやすいマニュアルを用意して配布するのもおすすめです。
利用状況を定期的に分析する
導入後は、利用状況を定期的に分析し、改善につなげることが大切です。
どのメニューがよく使われているか
人気メニューから従業員のニーズが見えてきます。旅行関連が人気なら余暇充実、フィットネスが人気なら健康志向が高いといった傾向がわかります。
利用率の低い層はないか
全体だけでなく、部門別・年齢層別・勤務地別に分析しましょう。特定の層で利用率が低い場合、その層に合ったメニューが不足していたり、サービスの利用率そのものが低迷している可能性があります。
季節による傾向を把握する
季節やイベントによって利用されるメニューは変わります。傾向を把握しておけば、適切なタイミングで情報発信ができます。
分析結果を活用する
パッケージプランの利用に関する分析結果は、従業員への情報発信の内容を考える材料になります。トップ5の利用実績を社内で共有するような使い方も可能です。また、他サービスとの組み合わせを検討する際にも役立ちます。
他の福利厚生と組み合わせる
パッケージプランだけで全従業員のニーズを満たすのは難しい場合があります。他の福利厚生制度と組み合わせることで、より効果的なサポートが可能になります。
パッケージプランで幅広くカバー
パッケージプランは、レジャー、健康、育児、介護、スキルアップなど多様なニーズに対応できます。まずはこれで基本的な部分を押さえます。
特化型サービスでニーズ満たし満足感アップ
自社の課題や従業員の強いニーズがある分野については、特化型サービスを追加で導入するとよいかもしれません。
例えば、食事補助に力を入れたいなら、「チケットレストラン」のような食の福利厚生サービスを組み合わせる方法があります。食事補助の非課税メリットを活用しながら、毎日の食費負担を軽減できます。
- パッケージプラン:宿泊・レジャー・育児・自己啓発など総合的に仕事と生活の調和を支援
- チケットレストラン:食事補助特化で毎日の食費負担を軽減、非課税で実質手取りアップ
総合的なパッケージプランに「チケットレストラン」を組み合わせることで、生活(レジャー・育児など)と、毎日の食費負担という両側面から従業員を強力にサポートできます。特に非課税枠活用による手取り増加は従業員へのインパクトが非常に高く、「従業員の生活を大切にする」という企業の姿勢を明確に示す手段となります。
福利厚生やパッケージプランについてのFAQ
パッケージプランにまつわる質問を紹介します。
Q.パッケージプランは何人から導入できますか?
サービスによって異なりますが、少人数から導入可能なものもあります。ただし、従業員規模によって月額費用が変動するケースが多いため、事前に確認が必要です。小規模企業の場合、1人あたりの単価が高めに設定されていることがあり、複数のサービスとの比較がおすすめです。
Q.カフェテリアプランとパッケージプランの違いは何ですか?
パッケージプランは、代行業者が用意した割引メニュー(宿泊、飲食、レジャーなど)を、定額制でまとめて利用できるサービスです。従業員は用意されたメニューの中から自由に選んで使えます。
カフェテリアプランは、企業が従業員にポイントを付与し、従業員がそのポイントの範囲内で好きなメニューを選んで利用する仕組みです。企業が独自にメニューをカスタマイズできるため、自社の課題やニーズに合わせた制度設計が可能です。
関連記事:【社労士監修】カフェテリアプランとは?メリット・デメリットと費用をわかりやすく説明
Q.パッケージプランは家族も利用できますか?
多くのパッケージプランでは、従業員本人だけでなく、その家族(2親等以内など)も利用可能です。家族も利用できることで、従業員の満足度はさらに高まります。例えば、子どもと一緒に遊園地に行く際に割引が使える、配偶者と旅行する際に宿泊費が安くなるといった形で、家族全体にメリットがあります。
Q.福利厚生費として経費計上できますか?
パッケージプランの会費は、福利厚生費として経費計上できます。
ただし、税務上の福利厚生費として認められるには、一定の要件があります。全従業員が平等に利用できること、社会通念上妥当な範囲であることなどです。
詳しくは、顧問税理士や所轄の税務署に確認することをおすすめします。また、パッケージプランを提供している企業も税務上の取り扱いについて情報を持っている可能性があるため、サービスの導入を検討する際に相談してみるとよいでしょう。
Q.福利厚生の最低ラインとは何ですか?
福利厚生の「最低ライン」は、法律で義務付けられた法定福利厚生です。企業は以下の6種類を必ず整備する必要があります。
法定福利厚生の6種類:
- 健康保険
- 厚生年金保険
- 雇用保険
- 労災保険
- 介護保険
- 子ども・子育て拠出金
一方、福利厚生パッケージプランで提供するものは法定外福利厚生で、企業が任意で導入するサービスです。従業員の働きやすさや満足度を高めるために活用されます。
関連記事:【2025年版】法定福利費とは|計算方法・保険料率・福利厚生費との違いを徹底解説
自社に合った福利厚生で従業員の生活をサポート
福利厚生パッケージプランは、低コストで幅広いサービスを提供できるサービスです。導入や運営の手間が少なく、これから福利厚生を整備する企業や、限られた予算で充実した制度を構築したい企業に適しています。
ただし、利用率の課題もあります。従業員が実際に使えるサービスが含まれているか、アプリの操作性はよいか、生活圏で利用できるかといった点を重視して選びましょう。
パッケージプランだけでは対応しきれない部分は、特化型サービスとの組み合わせが解決策になります。例えば、食事補助に力を入れたいなら、「チケットレストラン」のような食の福利厚生サービスをプラスしてみてはいかがでしょうか。食事補助の非課税メリットを活用しながら従業員の実質手取りを増やせます。パッケージプランで幅広い生活支援を行いながら、食事という毎日の生活負担を和らげる対応で、手厚いサポートが可能になります。
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エデンレッドジャパンブログ編集部
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