福利厚生ランキングの中でも、特に女性が喜ぶ福利厚生について解説します。人手不足が進行する中、女性が活躍しやすい職場づくりが欠かせません。どのような福利厚生があると女性の働きやすさを確保できるのでしょうか?人気の福利厚生と併せて、女性が嬉しい福利厚生が充実している企業や、女性が働きやすい企業の特徴もチェックしましょう。
女性が嬉しい理想の福利厚生ランキング
HiClubが実施しているGRAVITYランキングでは、2023年3月6~7日に女性518人にアンケート調査を行いました。同調査の結果として発表された「理想の福利厚生TOP10」は以下の通りです。
- 家賃補助・住宅手当
- 生理休暇
- 特別休暇
- 子育て支援
- お昼寝スペース
- 託児所
- 社員食堂・食事補助
- テレワーク
- 資格取得・教育支援
- 貯蓄支援
経済的なサポートや、家族・体調を理由に休まなければいけないときに使える休暇制度、育児のサポートなどがランクインしています。これらの福利厚生がどのような制度なのか、それぞれ見ていきましょう。
参考:HiClub|【GRAVITYランキング】GRAVITYユーザー女性約500人に聞いた!「理想の福利厚生TOP10」
関連記事:福利厚生をまとめてチェック!導入メリットから課税についてまで網羅
家賃補助・住宅手当
家賃補助や住宅手当は、従業員が住んでいる賃貸住宅の家賃の一部や、住宅ローンの返済額の一部を、企業が補助する制度です。支給する対象者や支給要件は、企業が自由に決められます。
例えば「従業員が世帯主の場合に賃貸住宅の家賃を3万円補助する」「オフィスから2km圏内に住んでいる従業員に家賃補助2万円を支給する」というように、自社の状況に合わせて決定可能です。
住居費は生活する上で必ずかかります。物価高の進行により生活費の負担が増えている中、従業員へ経済的なサポートをしたいと考えているなら、家賃補助や住宅手当を検討するとよいでしょう。
ただし家賃補助や住宅手当を給与と合わせて支給すると、従業員が負担する税金の課税対象となります。従業員の税負担を増やさずに住居費をサポートするには、社宅の導入がおすすめです。
賃貸住宅を企業名義で契約し、一定の要件を満たした上で企業が従業員へ貸し出せば、企業が負担する家賃分は非課税になります。
生理休暇
生理休暇は労働基準法に以下のように定められている休暇の一種です。
第六十八条 使用者は、生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときは、その者を生理日に就業させてはならない。
引用:e-Gov法令検索|労働基準法
法律で定められている休暇のため、企業の就業規則に定めていない場合でも、女性従業員は申請し休暇を取得できます。女性従業員には必要に応じて取得が可能であることを伝えましょう。
実際に生理休暇を利用しやすいよう、生理前や生理中の体調不良で女性従業員が生理休暇を取得できることについて、女性従業員以外への説明も必要です。
特別休暇
特別休暇は企業が独自に設ける休暇制度です。仕事とプライベートのバランスを良好に保つために役立ちます。
例えば子どもの学校行事のときに取得できる休暇や、家族が病気になったときに取得できる休暇があれば、突然のことにも対応しやすくなるでしょう。万が一のことを考えると有給休暇を取得できない、といった事態も避けられます。
特別休暇を導入するときには、同時に制度を利用しやすい職場環境づくりにも取り組みましょう。制度があっても利用しにくい空気感があると、従業員が必要なときに利用できないかもしれません。
上司が率先して特別休暇で休む、必要なタイミングで特別休暇の使用を促す、といったことが役立ちます。
子育て支援
子育て支援には、子育てにかかる費用の補助や、子育てしやすい環境整備を行う制度などがあります。例えば出産祝や入学祝などの支給、オムツ代やオムツの支給、小学校入学時のランドセル贈呈などです。
不安や悩みが多く、金銭的にも負担が大きい子育て中の支援が充実していると、女性従業員が安心して長く働きやすくなります。
お昼寝スペース
午後の仕事を効率よく進めるには、休憩時間の仮眠が役立ちます。特に乳幼児といった小さな子どもを持つ従業員は、夜間に連続した睡眠を取れていないこともあるため、日中の眠気を解消するために仮眠を取りたいと思うこともあるでしょう。
お昼寝スペースが設けられていれば、周りの目を気にすることなく仮眠でき、すっきりした状態で午後の仕事に取り組めます。
託児所
仕事をするために子どもを保育園へ預けている従業員の中には、保育園が駅から遠く遠回りして送り迎えしている人や、兄弟姉妹で異なる保育園に通わざるを得ず通勤に時間がかかる人がいます。
企業内に託児所があれば、このような送り迎えにかかる時間がなくなるため、負担を軽減可能です。また保育園に入園できず復帰できないといった従業員を減らすことにもつながります。
社員食堂・食事補助
従業員の昼食代や健康のサポートに役立つのは、社員食堂や食事補助です。物価高が進む中、節約のためにパンやおにぎりのみで昼食を済ませる従業員もいます。
社員食堂や食事補助があれば、従業員は少ない負担でバランスのよい食事をとりやすくなり、節約と健康を両立させられるでしょう。
社員食堂の導入には厨房や食堂の設備を整え、そこで働く人材の雇用が必要です。多額の費用や広いスペースが必要になるため、中小企業では導入が難しいでしょう。
少ない費用と手間で従業員の食事をサポートするには、食事補助の支給がおすすめです。食事補助は一定の要件を満たして支給すれば、従業員の税額が増えないのもメリットといえます。
福利厚生の担当者の負担を増やさずに導入するなら、エデンレッドジャパンが提供する食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」を検討するとよいでしょう。
関連記事:チケットレストランの魅力を徹底解説!ランチ費用の負担軽減◎賃上げ支援も
テレワーク
コロナ禍をきっかけにテレワークを導入する企業が増えました。中にはオフィスを設けておらず、従業員が全員テレワークで仕事をしているという企業もあるほどです。
そこまで徹底していない場合でも「出社はミーティングのある月曜日と水曜日のみ」「事前の申請でいつでもテレワークが可能」といった企業もあるでしょう。
テレワークで勤務できれば、育児中でも仕事がしやすくなります。例えば急な発熱で保育園や学校を休まなければいけないときも、テレワークであれば自宅で子どもの様子を見ながら仕事ができます。
自宅から職場までの距離が遠い従業員も、テレワークで働ければ家族との時間を取りやすくなるでしょう。
テレワークと同時に、時短勤務制度やフレックスタイム制度を導入すると、さらに働き方の自由度を高められます。ライフステージの変化により、オフィスに出社して8時間働くというスタイルで仕事をするのが難しくなっても、従業員に合う方法で仕事を継続可能です。
資格取得・教育支援
「スキルアップしたい」「希望のキャリアをかなえるために資格を取りたい」と考えていても、勉強にかかる費用負担や、勉強時間の確保が難しいことから、諦める従業員もいます。このような従業員をサポートするために、資格取得や教育の支援を行うのもよいでしょう。
参考書や講座の受講にかかった費用を支給したり、試験前の勉強に利用できる休暇制度を設けたりすることで、高いスキルを持つ従業員の育成につながります。
貯蓄支援
従業員に対して行う経済的なサポートとして貯蓄支援も有効です。例えば財形貯蓄制度を導入すれば、従業員は給与から毎月一定額を貯蓄できます。天引きで貯蓄されるため、つい使ってしまうということがなく、確実な資産形成が可能です。
従業員の豊かな生活や、将来の暮らしをサポートできます。
女性が喜ぶ福利厚生を導入すべき理由
女性が嬉しい福利厚生のランキングには「家賃補助・住宅手当」「生理休暇」「特別休暇」などがありました。なぜこれらの福利厚生を導入・充実させるとよいのでしょうか。女性が喜ぶ福利厚生を導入すべき理由を紹介します。
スムーズな採用につなげるため
少子高齢化により15~64歳の生産年齢人口が減る中、以前にも増して女性の活躍が期待されています。そのような中、スムーズな採用につなげるには、待遇の充実度アップが欠かせません。
同じ業種や職種で給与の水準が同程度の他社と比べられたとき、福利厚生の充実度で差がつく可能性があります。
特に出産や育児など家庭のことと仕事の両立のために利用できる制度が充実していると、「働きやすそう」「長く続けられそう」などの印象につながりやすいでしょう。
離職率の低下につなげるため
採用がスムーズにできたとしても、女性従業員が「働きにくい」と感じるようでは、離職するのは時間の問題です。スキルや経験を得た女性従業員が長く働き続けるには、働きやすい環境の整備が欠かせません。
そのためにも女性が喜ぶ福利厚生である、特別休暇・託児所・テレワークなどの福利厚生を導入し、ライフステージを問わず働きやすい環境づくりに取り組む必要があります。
従業員エンゲージメントを向上させるため
従業員エンゲージメントとは企業の理念やビジョンを理解した従業員が、その達成に向けて自ら考え行動する姿勢のことです。従業員一人ひとりの働きを企業が適切に評価することで、よりよい働きにつながる好循環が生まれます。
その結果、人材定着率が上がり、長く働き続ける従業員が増えるでしょう。理念やビジョンの実現に近づくことで商品やサービスの質が高まり、顧客満足度の向上や業績アップも期待できます。
関連記事:【社労士監修】従業員満足度と従業員エンゲージメントの違いは?高めるメリットも解説
多様な人材の活用を進めるため
人手不足が進む中、1週間に5日間・1日8時間働ける人材のみを採用し続けるのは難しいでしょう。今後はこれまでの仕事の仕方を変え、福利厚生を充実させることで、多様な人材を活用していくことが求められます。
女性従業員が長く働きやすいよう、特別休暇を設け、柔軟な働き方ができる体制を作れれば、病気の治療をしながら働く人・家族の介護をしながら働く人・定年退職後に再雇用で働く人なども働きやすくなるでしょう。
さまざまな人材が働くようになると、これまでとは異なる商品やサービスのアイデアにつながる可能性もあります。新たな事業展開が生まれるきっかけづくりにもなるかもしれません。
企業のイメージアップを実現するため
福利厚生を充実させることは「従業員思いの企業」「育児を応援している企業」「ライフステージが変化しても働きやすい企業」というイメージにつながります。自社の価値観やビジョンを顧客や消費者に分かりやすく提示できる方法です。
イメージアップにつながれば、スムーズな採用や、業績アップにつながりやすくなるでしょう。
女性に嬉しい福利厚生が充実している企業
女性に嬉しい福利厚生が整っている企業では、どのような制度を導入しているのでしょうか。これから福利厚生の充実度アップを目指す企業の参考になるよう、既に充実した福利厚生を備えている企業の例を見ていきましょう。
サイボウズ株式会社
サイボウズ株式会社では、ライフステージが変化しても自分らしく働き続けられることを重視しています。以下にあげる制度の利用が「キャリアに不利に働くことはない」と宣言されているのもポイントです。
制度 |
内容 |
育児休暇制度 |
最長6年間の休暇制度。子どもが小学校に通えるようになるまでを限度に、複数回に分けて取得することも可能。男性従業員の取得も多い制度。 |
産前・産後休暇制度 |
妊娠が分かったときから産後56日目までに取得できる休暇制度。 |
ケア休暇 |
自分や家族の病気やけがで休暇が必要なときに年5日休暇を取得できる制度。 |
子連れ出勤制度 |
子どもの預け先がないときに、ルールを守った上で緊急時に利用できる制度。 |
株式会社サニーサイドアップ
株式会社サニーサイドアップの32 BENEFITSは従業員が考案した制度も多く含まれています。現場から生まれた福利厚生のため、利用しやすいのが特徴です。
制度 |
内容 |
ファミリーホリデー制度 |
家族旅行・運動会・結婚記念日などを家族と過ごすための休暇制度。 |
サニーベイビー支援制度 |
社内結婚で2人目以降の出産に都度100万円を支給する制度。 |
パートナーシップ制度 |
結婚休暇や、結婚・出産の祝い金を支給する制度。 |
Dear WOMAN制度 |
生理の日にゆっくり過ごすための制度。卵子凍結保存・AMH検査・精液検査などの費用補助も行っている。 |
株式会社メルカリ
株式会社メルカリにはmerci box(メルシー・ボックス)とよばれる制度が導入されています。従業員が思い切り働けるように設けられた制度で、以下の支援や補助を受けられる内容です。
制度 |
内容 |
産休・育休・介護休業の支援 |
復職するときに復職一時金を支給する他、出産・育児に専念できる環境を整備する制度。 |
育児・介護休暇の取得 |
子どもの看護もしくは家族の介護で休暇を取得するときは、1年あたり5日間を特別有給休暇として最大10日間取得できる制度。 |
妊活のサポート |
不妊治療の費用を一部サポートする制度。 |
卵子凍結費用の補助 |
卵巣刺激・採卵・麻酔・凍結保存・凍結卵子融解・凍結保存延長・延長含む保管費用などを補助する制度。従業員はもちろんその配偶者やパートナーも対象。 |
病児保育費の支援 |
子どもが病気で保育施設やベビーシッターを利用したときに費用を支給する制度。 |
0歳児保育費用の補助 |
復職し子どもが1歳になるまで、保育園やベビーシッターの費用を補助する制度。従業員はもちろんその配偶者やパートナーも対象。 |
認可外保育園の補助 |
認可保育園に入園できず認可外保育園へ入園する場合に、差額の保育料を補助する制度。 |
結婚休暇&お祝い金 |
結婚(入籍・事実婚・同性パートナーとの婚姻)したときに特別有給休暇とお祝い金を支給する制度。 |
出産休暇&お祝い金 |
出産したときに特別有給休暇とお祝い金を支給する制度。 |
忌引き休暇&弔慰金 |
家族に不幸があったときに特別有給休暇と弔慰金を支給する制度。 |
株式会社サイバーエージェント
株式会社サイバーエージェントは、女性活用促進制度として「macalon(マカロン)パッケージ」を提供しています。制度内容は社内で広く認知されており、従業員の活用が進んでいます。
制度 |
内容 |
エフ休 |
女性特有の体調不良時に月1回特別休暇を取得できる制度。 |
妊活休暇 |
不妊治療のために月1回特別休暇を取得できる制度。 |
妊活コンシェル |
専門家の個別カウンセリングを月1回30分利用できる制度。 |
卵子凍結補助 |
卵子凍結に関する費用の一部を1人40万円まで補助する制度。 |
キッズ在宅 |
子どもの看病や通院のときに利用できる在宅勤務制度。 |
キッズデイ休暇 |
学校行事や記念日に合わせて年2回特別休暇を取得できる制度。 |
認可外保育園補助 |
認可保育園と認可外保育園の保育料の差額分を補助する制度。 |
おちか区ランチ |
同じ市区町村内に住むママ社員同士のランチ代を1人あたり3,000円補助する制度。 |
パパママ報 |
パパママ社員の働き方を伝える社内報。 |
株式会社ホープ
株式会社ホープには子育てに関する福利厚生が複数用意されています。特に手当の充実度が高いのが特徴です。
制度 |
内容 |
オムツ手当 |
3歳以下の子ども持つ従業員に月5,000円分相当のオムツを現物支給する制度。 |
Family Birthday |
子どもの誕生日は1日休み、配偶者の誕生日は半日休みを取得できる制度。 |
出産祝金 |
子どもが産まれると祝い金が支給される制度(第一子10万円・第二子20万円・第三子30万円・第四子40万円・第五子50万円)。 |
クリスマスプレゼント手当 |
満5歳になる年度までの子ども1人につき5,000円を支給する制度。 |
子育てさぽーと |
妊娠期や育児期など各段階に応じて有給券を配布する制度。 |
学資保険手当 |
月々支払いの場合に限り学資保険料の20%を負担する制度。 |
参考:株式会社ホープ|制度
女性が働きやすい企業の特徴
女性が活躍しやすい企業を目指して、これから制度や職場の環境を整えていこうと考えている企業の参考になるよう、女性が働きやすい企業の特徴を見ていきましょう。どのような企業になれば女性の働きやすさがアップするか分かる内容です。
女性従業員が活躍している
女性従業員が多数在籍し活躍している職場は、女性が働きやすい環境が整っている企業です。既に多くの女性が働いているため、新しく入社する従業員もスムーズに職場に馴染みやすい環境といえます。
女性同士であれば特有の体調の変化について相談しやすいため、生理休暇や妊活に関する制度を活用しやすいでしょう。
併せて女性管理職が在籍していれば、新しく入社した従業員はキャリアビジョンを描きやすくなります。結婚・出産・育児などの家庭と仕事を両立しつつ、希望のキャリアもかなえられる職場であると分かるため、安心して仕事に取り組める環境です。
育児支援制度が充実している
産前・産後休暇や育児休暇、時短勤務制度、子育てにまつわる各種手当など、育児支援制度が充実していることも、女性が働きやすい企業の特徴といえます。
単に制度が充実しているだけでなく、制度を必要なタイミングで活用できる雰囲気が醸成されていることも重要です。育児支援制度は女性だけでなく、男性も利用しやすいよう整えられているとよいでしょう。
事業所内に保育施設がある
女性が働きやすい工夫として、事業所内に保育施設を設けていることもあげられます。託児所は女性が嬉しい理想の福利厚生ランキングでも6位にランクインしている制度です。
育児休暇後に復帰するときに子どもの預け先を心配する必要がなく、働き始めてからも送迎の手間が減り、子どもの体調不良にも対応しやすいため、育児と仕事の両立におけるストレスを軽減できます。
国の認定マークを受けている
女性が働きやすい環境づくりを推進している企業に対して、国は「くるみん認定」「えるぼし認定」などの認定マークを付与しています。このマークを取得しているのも、女性が働きやすい企業の特徴です。
参考:厚生労働省|くるみん認定、プラチナくるみん認定の認定基準等が改正新しい認定制度もスタートしています
参考:厚生労働省|女性活躍推進法に基づくえるぼし認定プラチナえるぼし認定のご案内
休暇制度が充実している
休暇制度が充実しており実際に利用されていることも、女性が働きやすい企業の特徴です。例えば有給消化率が高く、自社の休暇制度も利用しやすい職場であれば、ワークライフバランスが適切に保たれている働きやすい企業といえるでしょう。
必要に応じて休暇制度を利用できる体制が整っている企業であれば、家族の体調や学校行事などに合わせて休暇を取りやすいためです。
柔軟に働きやすい制度が整っている
テレワーク・時短勤務制度・フレックスタイム制度など、柔軟な働き方を実現しやすい制度を導入しているのも、女性が働きやすい企業の特徴といえます。状況に応じて働き方を変えられる制度があれば、ライフステージが変化しても働き続けやすいためです。
また柔軟な働き方の制度を導入し、実際に利用する従業員が増えれば、さまざまな人材の活用につながります。人手不足解消の糸口になるかもしれません。
福利厚生が充実している
福利厚生は従業員やその家族の生活の安定と向上を実現するための制度です。自社の従業員が必要としている制度を導入することで、働きやすい環境を整えられます。
女性従業員がどのような福利厚生を望んでいるかは、以下の「理想の福利厚生TOP10」を参考にするとよいでしょう。
- 家賃補助・住宅手当
- 生理休暇
- 特別休暇
- 子育て支援
- お昼寝スペース
- 託児所
- 社員食堂・食事補助
- テレワーク
- 資格取得・教育支援
- 貯蓄支援
自社の従業員にアンケートを取ったり、聞き取り調査をしたりして、導入する福利厚生を決めるのも効果的です。
参考:HiClub|【GRAVITYランキング】GRAVITYユーザー女性約500人に聞いた!「理想の福利厚生TOP10」
女性が喜ぶ福利厚生なら「チケットレストラン」がおすすめ
福利厚生を充実させて、働きやすい職場づくりを進めるなら、エデンレッドジャパンが提供している食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」がおすすめです。どのような特徴のあるサービスかをチェックしましょう。
公平に提供できる
エデンレッドジャパンが提供している食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」は、働く場所や属性に寄らず支給対象の従業員に公平に提供できます。
導入する福利厚生によっては、特定の従業員しか利用できず不公平感につながることもあるでしょう。例えば出産祝金の制度は、子どもを持たなければ受け取れません。
「チケットレストラン」は、支給対象の従業員が公平に利用できるため、98%という高い利用率となっています。利用すると99%が継続しており、従業員満足度も93%です。
全国25万店舗以上の加盟店で利用できる
「チケットレストラン」は、全国にある25万店舗以上の加盟店で食事を購入できる食事補助の福利厚生サービスです。
加盟店には「セブン-イレブン」「ファミリーマート」「ローソン」といった全国チェーンのコンビニや、「ジョナサン」「ガスト」などのファミレスの他、「ドトール」「上島珈琲店」などのカフェもあります。
昼食はもちろん、一息つきたいときのコーヒーブレイクや、ご褒美のスイーツを購入するのにも利用可能です。
「 Uber Eats 」での注文なら、スターバックスコーヒーやサンマルクカフェなども利用できます。
関連記事:Uber Eatsとの連携でチケットレストランがもっと便利に!魅力と使い方をチェック
実質的な手取り額アップにつながる
従業員に「チケットレストラン」を提供することで、実質的な手取り額アップにつなげられるのも特徴です。食事補助は一定の要件を満たすと、従業員の税負担を増やすことなく支給できます。
同額の賃上げを行うと税負担が増えるため、待遇改善を実感しにくいこともあるでしょう。食事補助の導入は税負担がない分、手取り額アップを実感しやすい方法です。
「チケットレストラン」であれば、支給したときに非課税となる要件を満たしているため、企業は導入するだけで従業員の待遇を改善できます。
関連記事:“福利厚生”で実質手取りアップと高いエンゲージメントの実現を「#第3の賃上げアクション」プロジェクト
「チケットレストラン」の導入事例|日免オートシステム株式会社
<会社概要>
事業内容:自動車販売・整備・板金塗装・レンタカー・損害保険代理店
従業員数:180人 ※2024年5月時点
URL:https://www.nichimen-g.co.jp/
実際に「チケットレストラン」を導入している事例として、日免オートシステム株式会社のケースを紹介します。日免オートシステム株式会社には「従業員こそが財産」という想いがあり、従業員が働きやすい環境を整えたいと考えていました。
そこで実施したのが「チケットレストラン」の導入です。従業員の健康サポートにつながることや、コンビニで利用できる利便性の高さ、運用に手間がかからないことが魅力でした。事前ヒアリングで従業員の反応がよかったことが導入の決め手です。
その結果、従業員に満足度の高い福利厚生を提供できるようになりました。同社で働く外国人従業員も含め、幅広い年齢層の従業員から好評を得ています。
「チケットレストラン」の導入により、多様な人材に喜ばれる福利厚生の制度を整備した事例です。
導入事例:日免オートシステム株式会社
働きやすい環境の整備には「チケットレストラン」がおすすめ
福利厚生のランキングで女性が喜ぶ福利厚生をチェックすると「家賃補助・住宅手当」「生理休暇」「特別休暇」「子育て支援」などがランクインしています。これらの福利厚生の充実度を高めることで、女性が働きやすい環境の整備が可能です。
これから働きやすい環境を整えるとき、導入する福利厚生を検討するなら、食事補助の福利厚生サービスである「チケットレストラン」が向いています。支給対象の従業員に公平に支給できる福利厚生のため、不公平感なく女性の働きやすい環境整備が可能です。
女性が働きやすい職場づくりを進めることで、さまざまな状況の人材が働きやすくなることも期待できます。