健康で豊かに生活を送る上で大切な「食事」。SDGs(持続可能な開発目標)が浸透し地球温暖化や食品ロスなどへの対応が求められるなか、これからも豊かに暮らし続けていくために、“サステナブル(持続可能)で健康的な食生活”がいま、求められています。
社会課題解決に向け近年主流となっている『Good for me , good for the planet(私にも、地球にも良い)』という考え方に基づき、日々の暮らしの中で「食のサステナビリティ」を意識した私たち一人ひとりの行動変容が、自分にとっても地球にとってもより良い未来へとつながります。
“サステナブルで健康的な食生活”のポイントは「食の地産地消/旬産旬消」「有機食品を取り入れる」「食品ロス削減への取り組み」などさまざま。持続可能な生産方法で作られた「サステナブルフード」を選択することや、食品ロス削減に取り組む飲食店の積極的な活用もそのひとつです。ちょっとしたアクションを通じて、自分も地球も大切にする「サステナブルで健康的な食生活」をスタートしてみませんか︖
食に対する節約意識や、健康的な食事に対する意識、世界と比べると大きな差が…
エデンレッドグループの調査(※1)で、日本は食料品の節約意識が最も高い国であることが明らかになりました。また、料理の質や健康面を重視する人が顕著に少ないという結果でした。
さらに、食品ロスに強い関心を持つ人は世界平均 72%に対し、日本は41%と顕著に低い結果も出ており、“サステナブルで健康的な食生活” を送る人は世界と比べると、まだまだ少ないのが現状です。
食に対する節約意識の高さは、ランチ選びにも影響が。日本は世界各国と比較し、料理の質や健康面を重視する人が顕著に少ない傾向に。
※1 エデンレッドグループが日本を含む世界 22 か国 49,990 人のビジネスパーソンを対象とした調査『FOOD Barometer 2024』
食品ロスへの意識は、世界と比べると低い。
一方で「サステナブルな食生活」の実践のために、飲食店の対応への期待値は高い︕
食品ロスへの意識は世界と比べるとまだまだ高いとはいえませんが、「食べきりサイズの提供」や「持ち帰り袋の配布」などを求める声も多数聞かれ(全回答者の約60%)、飲食店の対応への期待値は日本国内でも高まっています。実際に、食品ロス削減に注力する企業も増えてきています。
食品ロスに対し強い関心を持っている日本人はわずか 4 割。高い節約意識は栄養面だけでなく、食品ロスへの関心を削ぐ要因となっている可能性も。
食品ロス削減や健康的な食生活のサポートに注力する企業が増加中︕
規格外食材の活用やアウトレット販売で食品ロス削減へ
「株式会社スープストックトーキョー」
2024 年 10 月より、株式会社スープストックトーキョーが展開する食べるスープの専門店「Soup Stock Tokyo」が、全国 30 店舗で加盟店としてチケットレストランの導入を開始しました。
たくさんの具材や栄養が溶け込んだスープを提供する 同店は、食品ロスを減らす取り組みも実施。賞味期限が近づいてきた「冷凍スープ」をアウトレットセットとして公式オンラインショップにて販売したり、規格外の食材を活用してスープを作ったりしています。このような食品ロス削減に取り組む飲食店を選ぶことが、「サステナブルで健康的な食生活」の第一歩となります。
規格外の無花果を利用して作ったカレー
「無花果チャツネのキーマカレー」の詳細はこちらから
チケットレストラン導入で2023年より健康経営優良法人に認定︕
「株式会社鈴木商店」
DX支援ビジネスを展開する株式会社鈴木商店は、従業員に長く健康に働いてもらうための健康経営に取り組む過程で、健康経営優良法人の認定項目の達成にも寄与するチケットレストランを導入しました。その結果、2023年より「健康経営優良法人」に認定されています。さらには、朝食を毎日とる従業員の割合が40%から48%に上昇し、健康的な食生活への意識が高まったと言います。
持続的な事業を継続するには、従業員に健康に働いてもらうことがとても重要です。物価高の影響で食への意識が高まる中、賃上げやインフレ手当、チケットレストランなどの食事補助などで従業員の食生活をサポートしながら、健康経営の取り組みを行っていくことが今後より一層重要になっていくのではないでしょうか。
導入事例の詳細はこちらから
株式会社エデンレッドジャパン マーケティング&コミュニケーション部
本件に関するお問い合わせ先
エデンレッドジャパン広報事務局(KMCgroup内)担当:中村・佐藤
TEL:03-6261-7413 / Mail:info@kmcpr.co.jp