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【社労士監修】退職後にインスタなどSNS投稿する人は51.3%|ポジティブな投稿をしてもらうには?

退職後にインスタなどSNS投稿する人は51.3%|ポジティブな投稿をしてもらうには?

2025.09.30

退職後にインスタをはじめとするSNSに投稿する人は約半数です。SNSにどのような投稿をしているのでしょうか?調査をもとによくある投稿内容をチェックしましょう。あわせて、退職者が行うSNS投稿への対応方法についても解説します。自社に関するポジティブな投稿を増やす方法も見ていきましょう。

前職についてSNS投稿する人は2人に1人

マイナビ キャリアリサーチLabの「転職者のSNS発信と企業対応に関する実態調査」によると、2024年に転職した人の中で、前職についてSNSや口コミサイトで投稿した人の割合は51.3%でした。約2人に1人が前職について発信している計算です。

またSNSや口コミサイトで投稿した人の割合を年代別に見てみると、若い年代ほど投稿している人が多いことが分かります。

年代

前職についてSNSで投稿した割合

20代

61.4%

30代

54.2%

40代

45.1%

50代

30.4%

参考:マイナビ キャリアリサーチLab|転職者のSNS発信と企業対応に関する実態調査

インスタの利用率は60.9%

転職者の約半数がSNSや口コミサイトで前職について発信している背景には、SNSの利用者数の拡大があります。

総務省の「令和7年版情報通信白書」によると、SNSの中でもインスタとX(旧ツイッター)は特に利用者数の割合が多く、インスタは60.9%、Xは50.3%の人が利用しているそうです。

多くの人が気軽に発信できるようになったことを受けて、退職者のSNS投稿への対応が出てきています。

参考:総務省|令和7年版情報通信白書|社会基盤的機能を発揮するデジタル領域の拡大

リベンジ退職にあたる可能性

また退職時に報復的な行動を取る「リベンジ退職」にも注目が集まっています。株式会社スコラ・コンサルトが実施した調査では、11.8%がリベンジ退職を経験しているそうです。

同調査では、リベンジ退職の一例として「内部情報を暴露する」をあげています。退職者の行ったSNS投稿内容によっては、リベンジ退職にあたることもあるでしょう。
参考:PR TIMES|株式会社スコラ・コンサルト|全国の一般社員・管理職2,106名へのアンケート調査 転職経験者の61.8%が転職に満足、「前の会社の方が良い」は7.8%のみ

退職後のSNS投稿の内容

マイナビ キャリアリサーチLabの「転職者のSNS発信と企業対応に関する実態調査」によると、退職後のSNSや口コミサイトへの投稿の種類は以下の割合となっています。全体的にはポジティブな内容を投稿している人が多い傾向です。

SNS投稿の種類

回答した人の割合

ポジティブ・ネガティブな内容の両方を投稿した

47.8%

ポジティブな内容のみ投稿した

43.4%

ネガティブな内容のみ投稿した

8.8%

ただしSNSだけに投稿した人は、「ポジティブ・ネガティブな内容の両方を投稿した」が10.0%と最も低く、「ネガティブな内容のみ投稿した」が73.3%と最も高い割合となっています。

参考:マイナビ キャリアリサーチLab|転職者のSNS発信と企業対応に関する実態調査

ポジティブな投稿内容

退職後のSNS投稿のうちポジティブなものの内容をチェックしましょう。待遇の良さや働きやすさについて触れる投稿が多い傾向にあると分かります。

SNSのポジティブな投稿内容

回答した人の割合

成長機会が豊富

22.6%

休日や残業時間などの待遇が良い

21.5%

会社の将来性、安定性への安心

20.9%

テレワークや時差出勤などの制度が充実

18.8%

評価制度が公平

17.4%

給与待遇が良い

17.1%

経営者に信頼がある

13.8%

転勤の心配がない

12.6%

ネガティブな投稿内容

SNSへのネガティブな投稿内容は、以下のように上司・先輩・同僚などとの人間関係やコミュニケーションに関するものが多い傾向です。次いで、待遇面の不満があげられています。

SNSのネガティブな投稿内容

回答した人の割合

職場の人間関係の悪さ

9.3%

上司のハラスメント

9.1%

休日や残業時間などの待遇面での不満

8.2%

成長機会が少ない(ない)

6.8%

会社の将来性、安定性への不安

6.6%

経営者への不安

6.6%

転勤の不安

6.3%

評価制度の不平等さ

6.3%

SNS投稿への対応方法は?

マイナビ キャリアリサーチLabの「中途採用状況調査2025年版(2024年実績)」によると、2024年の1社あたりの中途採用人数は平均で20.8人となっており、2年連続で20人を超えています。

また2025年に中途採用を「積極的に行う」と回答した企業の割合は90.2%です。このことから人材流動性は高い状態で、転職する人は増えているといえるでしょう。

SNSを利用する人も転職する人も増えている中、企業は退職者のSNS投稿にどのような対応をしているのでしょうか。

参考:マイナビ キャリアリサーチLab|中途採用状況調査2025年版(2024年実績)

不適切なSNS投稿のチェックと訂正・削除依頼

転職者のSNS発信と企業対応に関する実態調査」によると、中途採用担当者の65.9%が、退職者によるネガティブな内容のSNSや口コミサイトへの投稿を見たことがあると回答しています。

このような中、日ごろからSNSを目視でチェックしている企業は41.7%、分析ツールを活用してチェックしている企業は40.7%です。

場合によっては、投稿の訂正や削除の依頼をしなければいけないこともあり、業務の負担が大きくなる懸念もあります。

参考:マイナビ キャリアリサーチLab|転職者のSNS発信と企業対応に関する実態調査

退職後のSNS投稿でポジティブな内容を増やすには

退職者による事実とは異なるネガティブな投稿に対応するとき、SNSや口コミサイトの投稿をチェックするのは手間のかかる作業です。すでに投稿されているため、誤りを訂正する頃には、大勢の目に触れている可能性もあります。

このような状況を回避するには、ネガティブな投稿内容にある状況を改善して、従業員が快適で働きやすい環境の整備に取り組むのがポイントです。

退職者の約半数が、ポジティブ・ネガティブな内容の両方、もしくはポジティブな内容を投稿していることから、ポジティブな内容の投稿が多い傾向があります。働きやすい環境の整備により、さらにポジティブな内容の投稿を増やしていけるでしょう。

ここでは退職者のSNS投稿でポジティブな内容を増やす方法を紹介します。

職場の良好な人間関係を構築する

ネガティブな投稿をしている人が取り上げている内容のうち、「職場の人間関係の悪さ」と「上司のハラスメント」は、職場の人間関係に関する内容です。

職場の人間関係を改善していくには、従業員一人ひとりが社内で不安なく発言したり能力を発揮したりできる状態である、心理的安全性を意識するとよいでしょう。

心理的安全性を高めるには、発言に対してポジティブに反応することや、共通のゴールを設定すること、議論への参加を促すことなどが有効です。

関連記事:心理的安全性の作り方は?6つの方法や企業のメリットを解説

待遇面を改善する

待遇面の改善に取り組むときには、賃上げの実施や福利厚生の整備が重要です。賃上げの必要性は理解しているけれど、継続的な賃上げが大きな負担になっている企業は少なくありません。

エデンレッドジャパンの実施した「賃上げ疲れ実態調査2025」によると、77%の企業が賃上げ疲れを感じているそうです。

このようなときには、実質的な手取りアップや家計負担の軽減につながる福利厚生を活用する「第3の賃上げ(株式会社エデンレッドジャパン定義)」が役立ちます。

例えばエデンレッドジャパンの提供する食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」は、一定の条件下で導入すると非課税枠を利用できるため、従業員の実質的な手取りアップが実現可能です。

チケットレストラン」のサービスや、非課税枠に関する詳しい内容は、こちらの「資料請求」からお問い合わせください。

関連記事:第3の給与・賃上げ|福利厚生やピアボーナスで手取りが増える仕組みを解説

働き方改革に取り組み労働環境を改善する

従業員が働きやすい環境の整備も実施しましょう。例えば時短勤務制度・フレックスタイム制度・リモートワークなどを導入すれば、育児や介護と仕事を両立している人も働き続けやすくなります。

ライフステージの変化に合わせた働き方で仕事を続ける先輩従業員がいれば、若手従業員が将来の働き方をイメージしやすくなります。無理なく働き続けられる環境があれば「ずっと働きたい」と考える従業員が増えるでしょう。

スムーズな人材採用にもつながる取り組みです。

関連記事:働き方改革とは?取り組みが必要な理由や罰則をわかりやすく解説

「チケットレストラン」が働きやすい環境づくりやコミュニケーションの改善につながった事例

エデンレッドジャパンの提供する食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」は、全国にある25万店舗以上の加盟店で食事を購入できるのが特徴です。勤務場所や休憩時間のタイミングによらず利用できるため、対象となる従業員に公平に支給できます。

利便性の高さから、利用率98%・継続率99%・従業員満足度93%の福利厚生サービスです。

職場環境整備の一環として「チケットレストラン」を導入し、長年利用し続けている企業の中から、株式会社ポニーキャニオンの事例を紹介します。

約30年前に導入を検討し、社員食堂代わりに導入した同社では、「チケットレストラン」が企業理念の「想像力を越える創造力」を生み出す原動力になっていると感じているそうです。

値段を気にせずランチを購入できる制度によって、休憩時間も含めて働きやすい職場環境を実現できていると考えています。

加えて、上司が部下にごちそうする、誘い合ってランチに行く、といった様子も見られて、コミュニケーションの潤滑油としても役立っているそうです。

詳細な導入事例はこちら:株式会社ポニーキャニオン

退職者のSNS投稿は働きやすさ改善で対策を

退職者の約半数は、SNSや口コミサイトで前職に関する投稿を行っていることが分かりました。投稿はポジティブな内容が多い傾向にありますが、ネガティブな内容も見られます。

このようなネガティブな投稿への対策には、職場の人間関係・待遇面・労働環境の改善が重要です。人間関係が良好で、十分な待遇があり、働きやすい環境であれば、不満が原因で退職する従業員を減らせます。退職後のSNS投稿もポジティブなものになりやすいでしょう。

働きやすい環境の整備に向けては、エデンレッドジャパンの提供する食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」の導入がおすすめです。コミュニケーションの改善や、実質的な賃上げにもつながる福利厚生サービスを検討してみませんか。

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エデンレッドジャパンブログ編集部

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