「賃上げしたいけど、原資がないため厳しい」そんなジレンマを抱える中小企業経営者の方々への朗報として、2月27日(木)名古屋テレビ「ドデスカ+」で「チケットレストラン」が紹介されました。本記事では、テレビで取り上げられた様子をダイジェストで紹介します。
2025年中小企業の賃上げにチケットレストランが有効
「チケットレストラン」は、従業員の実質収入アップと企業負担軽減を同時に実現する福利厚生として大注目を集めています。
東京商工リサーチによる東海3県の企業に実施したアンケートによれば、2025年は約86%の企業が賃上げを予定している一方で、2025年春闘で連合が中小企業に求める「6%以上の賃上げ」を実現予定と回答した企業はわずか4.9%です。原材料高騰や価格転嫁の難しさから、多くの中小企業が賃上げ原資の確保に苦心しています。
そんな中で注目を集めているのが「実質手取りが増える」という食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」です。
チケットレストランで「松屋で690円のランチが345円に!」
愛知県で住まいに関する支援を提供する株式会社sumarch(以後、sumarch)が「チケットレストラン」導入企業としてクローズアップされました。従業員がサービスを実際に利用しながら、その魅力を伝えます。放送では、牛丼チェーン店松屋での昼食時、従業員が専用ICカードをかざして会計する様子が映し出されました。
男性従業員:「690円ぐらいするんですけど、会社が半分負担してくれているので実質345円です。ほぼ半額で食べられている形です。」
美味しそうな牛丼と、それを嬉しそうに頬張る姿が印象的です。何気ないランチタイム風景が、ICカード一つで特別なものへと変わります。話題の新商品を味わいながら、「チケットレストラン」の効果を実感できるからです。
シンプルさが魅力!チケットレストランの仕組み
「チケットレストラン」とは、コンビニや飲食店などの加盟店を社員食堂のように利用できる食事補助の福利厚生サービスです。その仕組みはシンプルです。
企業が従業員に専用ICカードを配布し、毎月7,000円分(税抜)をチャージします。従業員負担分となる半額の3,500円(税抜)が給与天引きされ、残りの3,500円(税抜)は企業負担分です。企業にもメリットがあり、企業負担分は福利厚生費として経費計上が可能となります。
サービス導入企業の経営者が実感するメリット
「チケットレストラン」を導入したsumarchの鳥居社長は、導入理由やその効果を具体的に紹介します。
全従業員が恩恵を受けられる公平性
sumarchでは、正規雇用の従業員だけでなく、パート・アルバイト従業員にも一律で「チケットレストラン」を利用してもらっているそうです。給与を上げると働けなくなる従業員にもサービスを提供できることが、大きなメリットになっています。
sumarch 鳥居社長:「パートさんのいわゆる年収の壁は、扶養内で働きたい人がいると、賃金を上げれば上げるだけ、その分働いてもらいにくくなる。そういう人たちに賃金以外の魅力をつけるという部分では、ありがたいという声があります。」
年収の壁を気にするパート従業員にとって、給与額を上げずに実質的な収入増を実現できる点が大きな魅力となっています。
企業の魅力アップでリクルートにも好影響
sumarchの鳥居社長は、リクルートや採用でのPRとしても期待できるとコメントします。
sumarch 鳥居社長:「募集要項の福利厚生欄の厚みは、企業が従業員のことを見ているというひとつのメッセージになっているので、広報としても使えるようになった印象がある」
採用活動における企業イメージ向上にも「チケットレストラン」が貢献します。導入すると、福利厚生欄は企業のアピールポイント欄へと変わり、従業員を大事にする企業として魅力を発信することも可能です。
サービス導入企業の従業員が実感するメリット
導入企業sumarchの従業員が、実際にサービスを使った感想も紹介します。
男性従業員:「今までより値段が上がってきているので、なかなか贅沢なことはしづらいんですけど、こういう補助があると自分が食べたいものも食べられるようになるので、そこも結構モチベーションにつながっています。」
女性従業員:「ランチ代として会社からもらっているというところで、従業員同士が一緒にランチに行くきっかけにもなるかなと思います。」
このように「チケットレストラン」が従業員のモチベーションやコミュニケーションにプラスの影響を与えている様子が伝えられています。
サービス提供企業が伝える多彩なメリット
すでに全国3,000社以上、20万人を超える利用者がいるという「チケットレストラン」。サービスを提供するエデンレッドジャパンの担当者からは、企業側にも多くのメリットがあることがサービスの魅力であると紹介します。
- 福利厚生費として経費計上可能
- 賃上げよりトライしやすい(少額からトライ可能)
- パート・アルバイト従業員も対象
- 採用競争力の向上
- 従業員満足度の向上
チケットレストランが再注目される理由
昨今、注目を集める「チケットレストラン」ですが、実はその歴史は古く、30年以上前に食事補助として誕生しています。
少子高齢化と物価高の進行により、企業は採用競争で優位に立つための対策が必要となる中、食事補助という形で実質的な手取りアップを実現できる「チケットレストラン」の価値が再認識され、注目を集めています。
ここ数年、賃上げ機運は高まる一方です。一方、賃上げ後に下げることは難しい、という賃上げが抱える本質的な課題もあります。エデンレッドジャパンの担当者は、物価高と人材難、そして賃上げ原資が乏しいという今の企業環境こそ、トライしやすい食の福利厚生「チケットレストラン」が注目される理由だと伝えています。
エデンレッドジャパンの担当者:「一度賃上げをすると下げることができないため、賃上げの代替策や強化策として福利厚生の拡充を考えたい。特に実質手取りが増えるような福利厚生を探していらっしゃる企業は、他社と自社の差別化になる武器の一つとして、福利厚生の拡充を積極的に考えて動き始めている企業が多い印象です。」
福利厚生の一環として、少額からトライできる「チケットレストラン」が、経営状況に配慮しながら従業員満足度を高めたい企業から選ばれています。
福利厚生の拡充にチケットレストラン
物価高騰と人手不足が続く今、従業員の満足度向上と企業の持続可能な経営の両立が求められています。中小企業が多い愛知県では、特に切実な課題です。「チケットレストラン」はその絶妙なバランスを実現する福利厚生として、今後さらに導入企業が増えていくことでしょう。
「賃上げ」か「現状維持」かの二択から、「実質手取りを増やす」という新しい選択肢が実現する「チケットレストラン」を、ぜひ導入してみませんか。
Nagoya TV News:
物価高が続く中、企業が注目する「福利厚生の充実」手取りが実質増えるサービスとは?
取材協力:
株式会社sumarch(チケットレストラン導入企業・導入事例)
松屋 納屋橋店(チケットレストラン加盟企業)
参考:
【プレスリリース】「#第3の賃上げ 愛知アクション」始動!福利厚生を活用した賃上げの新しい提案「第3の賃上げ」を全国へ
【愛知県限定】物価高対策・従業員の生活支援に!「第3の賃上げ」導入応援3ヶ月無料キャンペーンを実施
【大阪府限定】中小企業の賃上げを応援!「#第3の賃上げ 大阪アクション」始動!~3社横断 大阪府限定キャンペーンも発表~
【キャンペーン】従業員の生活支援に!「第3の賃上げ」導入応援キャンペーン開始 ~食事補助サービス「チケットレストラン」で“手取りアップ”を実現~
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