導入事例

TICKET RESTAURANT

功和警備保障株式会社

功和警備保障株式会社
従業員数
53名(アルバイト48名を含む/2023年5月現在)
URL
事業内容
京王線沿線を中心に、建設現場や道路工事などの交通誘導警備を行う。
導入開始時期
2022年12月〜

異なる現場でも平等に利用できる食事補助 従業員同士のコミュニケーションツールや人材採用のインパクトにも

チケットレストランを導入する前の課題を教えてください

  • 従業員から、物価上昇によって食費を抑えなくてはいけないという声があった

  • 警備する現場での就労が多いため、置き型の社食サービスや宅配弁当では全従業員がカバーできない

  • 季節によって現場数が異なるため、必要な時に利用できる食事補助が必要だった

課題に対してのチケットレストラン利用メリットは?

  • 現場への直行直帰の従業員が多い中、平等に福利厚生が実施できる

  • 大幅な賃金のベースアップが難しい中で、食費に直結する補助として取り入れやすい

  • 顧問税理士に相談したときに、食事補助の福利厚生としておすすめされた

チケットレストランを導入した効果は?

  • 現場の近くのコンビニや対応機種の自動販売機で飲料を購入できるため、熱中症対策にも

  • チケットレストランの残高が表示されるため、計画的に使うことができる

  • 月1回来社する 現場の隊員と、内勤者との コミュニケーションツールの一つ に

  • 若い世代の定着率が低い現状… チケットレストランが 人材採用・人材定着のインパクトに!

功和警備保障株式会社が「チケットレストラン」を導入した理由

功和警備保障株式会社(以下、功和警備保障)は、京王線沿線を中心に、建設現場や道路工事などの交通誘導警備を担う企業です。拠点は国内1カ所ですが、アルバイト48名を含む53名の従業員のほとんどは、本社から離れた現場に勤務する警備隊員です。

功和警備保障は、現在代表を務める松永沙織社長のお父様が創業され、当時から従業員を大切にすることを第一に掲げて運営されていました。その後、お母様が前社長として経営を引き継ぎ、松永現社長が営業部署を経て代表に就任しました。松永社長が従業員の待遇改善に、食の福利厚生として導入したのが「チケットレストラン」です。功和警備保障がチケットレストランを導入した理由について詳しく見ていきましょう。

従業員への物価高騰支援

交通誘導警備は健康が資本ともいえる職業です。ところが昨今の急激な物価上昇を受け、警備隊員から健康のかなめである「食事にかかる費用を抑えている」という声があがるようになりました。特に、外食になりがちな勤務中の食事や飲料の購入を我慢する警備隊員も見つかるなど、従業員の健康状態が気にかかる状況が続いていました。

社会全体が大幅な値上げをしている中、通常の賃金アップだけでは「これまで昼食として食べていたメニューや勤務中の飲料の購入をためらってしまう」という声もあり、物価高騰を受けた従業員の生活支援ができる福利厚生を探していたそうです。

現場直行直帰の従業員が多い

功和警備保障では、警備現場に直行直帰する警備隊員が多く在籍するため、置き型の社食サービスや宅配弁当では全従業員の食事をカバーできません。また、従業員間で内勤か、警備隊員かによって待遇に差が付いてしまうのも置き型や宅配型の食事補助が導入しづらい理由のひとつでした。

季節によって現場数が異なる

交通誘導警備の業務依頼数は、季節によって波があるそうです。比較的屋外でも過ごしやすい、4~6月は現場が少なく、夏から仕事が増えていくのが通例です。そのため、食事補助サービスを導入するにしても、柔軟に利用できるサービスを探していました。

また、毎年夏に向けて新たな人材を募集するので、他社と差別化できてインパクトのある福利厚生サービスを求めていました。

功和警備保障株式会社が「チケットレストラン」の導入によって得られた効果

功和警備保障の課題は「チケットレストラン」の導入により解決に向かい、さらに期待以上の効果があったそうです。チケットレストランの導入にどのような効果があったのか、見ていきましょう。

従業員の生活支援や体調管理の一助に

松永社長の狙い通り、チケットレストラン導入により従業員からは「勤務中の食事がとりやすくなった」「得をした気分」といった声が上がっています。コンビニやファミリーレストラン、ファストフードなどだけでなく、一部の自動販売機でもチケットレストランが利用できるため、「自販機の飲料も値上げ後買いづらくなった」と話していた警備隊員も気軽に飲み物を手にする機会が増えました。

同社では例年、夏場は警備隊員に携帯扇風機や汗拭きシート、ネッククーラーなどを支給していますが、お弁当と同様に、冷たい飲料を各現場に支給するのは難しいため、夏場の水分補給や熱中症対策には懸念を抱えていました。チケットレストランに対応する自動販売機やチケットレストランによりコンビニのアイスが半額で購入できることが、役立っているそうです。ちなみに、チケットレストランが使用できる店舗、自動販売機は、利用者専用のアプリで確認できます。

従業員間のコミュニケーションのきっかけ

功和警備保障には勤務歴30年以上のベテラン警備隊員から最近アルバイトを始めた若い世代まで、さまざまな年代の従業員がいます。はじめはICカード式の食事補助サービスであるチケットレストランの使用をためらう中高年世代の警備隊員もいたそうです。しかし、若い世代が「チケットレストランマスター」となり、計画的な使い方や使えるお店を先輩に教えるといった光景がみられるようになりました。

また、功和警備保障は閑散期の社内教育や社内イベント、サークル活動など、従業員のコミュニケーションを活性化させる施策を行ってましたが、チケットレストラン導入前は警備隊員が本社に顔を出す機会は少なかったそうです。チケットレストラン導入後は、警備隊員もICカードチャージのために毎月本社に訪れる機会ができました。内勤と警備隊員が定期的に顔を合わせ、会話を交わすきっかけになり、従業員間の距離が縮まったと感じているそうです。

チケットレストランはコミュニケーションツールや人材確保の一手におすすめ

松永社長が数ある食事補助の福利厚生サービスからチケットレストランを選択したのには「チケットレストランには企業、従業員ともに税制上のメリットがある」という税理士のアドバイスがあったからだそうです。現在では従業員のコミュニケーションツールや現金支給より計画的かつ気軽な食生活支援につながったと感じていらっしゃいます。晴れやかな表情で「テレワークや直行直帰などの多様な勤務スタイルの従業員がいる企業におすすめです」とおっしゃっていました。

ご両親が創業し、大切にしてきた同社と従業員を守るためにも、今後もチケットレストランを活用し、人材確保や定着率アップに役立てていきたいと力強く未来を見据える姿が印象的でした。功和警備保障のように税制優遇を活用しながら従業員の健康や満足度を高められる「チケットレストラン」導入を検討してみてはいかがでしょうか?