資料請求
English

エデンレッドブログ

-働く人と働きたい人のための福利厚生ブログ-

【2024年度最新】人事施策のポイント。中途採用のアンケート調査から見る効果的な施策

【2024年度最新】人事施策のポイント。中途採用のアンケート調査から見る効果的な施策

2025.03.06

人事施策とは、従業員の採用や育成などの人事に関する施策のことです。アンケート調査をチェックして、今注目されている人事施策である中途採用について確認しましょう。併せて採用した人材の定着率アップにつながる施策も紹介します。

人事施策とは

人事部門や人事の担当者が担う、人事に関する施策を人事施策といいます。企業が目指すビジョンに合う人材を採用・育成するために必要な取り組みです。

例えば、人材採用に向けた求人広告の掲載や、採用した人材を育成するための研修の実施、人材定着を促すために行う制度の整備などがあげられます。

人事施策で注目されている中途採用

株式会社コーナーの実施した「2024年人事の施策振り返り調査」によると、人事施策の中でも特に注目されているのは中途採用です。アンケート調査に回答した企業が「最も注力したテーマ」として回答した割合を見ていきましょう。

最も注力したテーマ

回答の割合

中途採用

66.6%

人材育成・スキルアップ

39.0%

制度・ルールの見直し

37.3%

新卒採用

26.9%

組織文化・働き方改革

25.0%

従業員エンゲージメント

22.4%

労務関連

17.5%

人材配置・外部人材活用

15.3%

テクノロジー導入

8.1%

ESG・社会貢献

4.2%

また中途採用は企業規模を問わず優先順位の高い人事施策として注目されています。

参考:CORNER|【2024年の人事施策の総括】中途採用の強化と人材育成が2大注力テーマ。2025年の人材戦略のポイントとは

中途採用が注目されているのは即戦力を求めているため

人口動態統計速報(令和6年12月分)」によると、2024年の出生数は72万988人となっており、9年連続で過去最少を記録しています。

その一方「令和5年簡易生命表の概況」によると、2023年の平均寿命は男性80.09歳・女性87.14歳です。10年前と比べても男女ともに平均寿命は延びていることが分かります。

このように少子高齢化が進行している中で、現役世代として働く生産年齢人口は今後も減少し続ける見通しとなっており、業種を問わず人手不足が進行しています。

このような中で中途採用に注目が集まっているのは、即戦力となり得る人材を採用できるためです。

マイナビ キャリアリサーチLabの実施した「中途採用実態調査2024年版」で、2024年1~6月に中途採用を実施した理由の回答割合を見ても、最も多いのは「即戦力の補充」となっています。

中途採用活動を行った理由

回答の割合

即戦力の補充

48.1%

退職者の増加

32.8%

既存事業の拡大

32.3%

年代別人員構成の適正化

29.0%

労働時間短縮への対応

27.3%

定年退職者の増加

26.9%

IT化・DXのため

24.6%

また今後の中途採用への取り組みについては「今後は積極的になる」「今後はやや積極的になる」が合わせて53.9%であることから、中途採用への注目度の高さは今後も続くと考えられます。

参考:
厚生労働省|人口動態統計速報(令和6年12月分)
厚生労働省|令和5年簡易生命表の概況|参考資料2 主な年齢の平均余命の年次推移
マイナビ キャリアリサーチLab|中途採用実態調査2024年版

「2024年人事の施策振り返り調査」から見る中途採用に効果的な施策

人事施策の中でも中途採用に注目が集まっていると分かりました。ここでは株式会社コーナーの実施した「2024年人事の施策振り返り調査」から、中途採用に向けた具体的な取り組みの中で実施割合が高いものを紹介します。

参考:CORNER|【2024年の人事施策の総括】中途採用の強化と人材育成が2大注力テーマ。2025年の人材戦略のポイントとは

ターゲットの見直し

例えば「フルタイムで働く経験者」をターゲットに中途採用に取り組んでいても、なかなか応募者が集まらないこともあります。中途採用を成功させるには、ターゲットを見直す必要があるでしょう。

例えば業務を見直して短時間勤務でも担当できるように分類し直せば、パートでの勤務を希望している人をターゲットにできる可能性があります。

中途採用のターゲットが競合の企業と重ならなければ、中途採用が成功する可能性を高められるでしょう。

応募から内定期間のプロセス効率化

応募から内定までの期間が長いと、中途採用の応募者は他の企業への就職を決めてしまうかもしれません。自社に魅力を感じている応募者を採用するには、採用プロセスをスピーディーに進められるよう効率化することが重要です。

採用プロセスの効率化を実現するには、中途採用に取り組む理由やターゲットを明確にした上で、求める人材の採用に向けてどのような施策を実施するかあらかじめ定めます。 加えて採用スケジュールを細かく設定して、具体的な施策を実行しましょう。

応募者とのスムーズなやりとりもポイントです。面接のときに選考通過の連絡方法や連絡のタイミングを伝えておけば、応募者が待っている間の不安やあせりを軽減できます。

内定期間にも、応募者の現職に負担とならない範囲で課題を出したり、面談の機会を設けたりするとよいでしょう。

採用マーケティング施策

採用マーケティングとは、自社の目的や現状を把握した上で、採用のターゲットに設定した人材の興味関心を促す取り組みのことです。

従来の採用活動では応募者を集めて選ぶことが重視されていましたが、採用マーケティングでは自社のビジョンや経営戦略の実現に向けて、課題を解消できるよう採用戦略を立てていきます。

「転職したい」と考えて活動している層はもちろん、現時点では「転職を考えていない」という層に対してもアプローチしていくことで、よりスピード感のある採用活動が可能になるのも特徴です。

中途採用の人事施策一覧

中途採用に取り組むときには、具体的にどのような人事施策を実施するとよいのでしょうか。代表的な施策をチェックしましょう。

関連記事:中途採用のトレンドは?採用手法の特徴やメリット・デメリットも解説

求人サイト

求人サイトへ求人広告を掲載する採用手法は、多くの企業が利用しています。認知度の高い求人サイトは利用者が多く応募者が集まりやすい一方、効果的に活用できなければ思うように応募者が集まらないこともあるでしょう。

求人サイトによっては、スカウトやメッセ―ジの送信機能などを利用できるケースもあるため、転職者へ直接アプローチすることも可能です。

求人検索エンジン

求人検索エンジンとは、インターネット上にある求人情報をまとめて検索できるサービスです。求人ページが一定の条件を満たしていると掲載される仕組みとなっており、企業はコストをかけずに求人情報の露出を増やせます。

ただし多くの転職者に見られるようにするには、求人検索エンジンに関する知識と、求人ページ作りの工夫が必要です。

人材紹介

人材紹介会社へ採用したい人材像を伝えることで、条件に合う人材の紹介を受けられるのが人材紹介です。応募者から条件に合う人材を選ぶまでを任せられるため、採用にかかる手間を削減したい場合に向いています。ただし採用に関するノウハウを社内で蓄積できない点には注意が必要です。

また成果報酬のケースが多いため、かけたコストが無駄になりません。

採用イベント

複数の企業が集まり、各ブースで自社をアピールするのが採用イベントです。転職者と直接会ってアプローチできる点が魅力です。知名度があまり高くない企業でも、採用イベントをきっかけに応募者を集められる可能性があります。

業種や職種を限定した採用イベントへ参加すれば、自社で求めている人材を見つけられるかもしれません。

ダイレクトリクルーティング

企業から求職者へアプローチする採用手法をダイレクトリクルーティングといいます。「自社に合いそうだ」と感じた人材に働きかけられるのが特徴です。今はまだ自社に興味を持っていない人材に、自社を知ってもらうきっかけにすることもできます。

ただし人材を探して連絡を取るため、採用にかかる手間は増える方法です。

カジュアル面談

カジュアル面談は選考とは異なる気軽な場です。求職者にとっては企業の担当者に直接質問できる機会となりますし、企業にとっては求職者に自社をアピールする機会となります。

はじめは入社を希望していない求職者でも、カジュアル面談をきっかけに応募につながるケースもあるでしょう。

採用広報

自社の魅力を発信して人材を募集することを採用広報といいます。どのようなビジョンを掲げて事業を展開しているのか、といった点を求職者が十分理解した上で応募に進むため、入社後のミスマッチが起こりにくいのが特徴です。

採用広報を成功させるには、バランスがポイントとなります。採用を重視しすぎると発信に興味を持たれにくくなりますし、広報を重視しすぎると採用に成果が表れにくいためです。

SNS採用(ソーシャルリクルーティング)

SNSを利用する採用手法がソーシャルリクルーティングです。無料や低コストで多くのユーザーへアプローチできる可能性がある半面、アカウントの運用に手間がかかります。

自社に合うスキルや経験を持つ人材を採用するためには、アカウントを育てなければいけませんし、さまざまなユーザーとの交流も必要です。投稿が炎上するリスクもあるでしょう。

リファラル採用

自社の従業員などから知人・友人・親類などの紹介を受けて選考を行う採用手法をリファラル採用といいます。実際の業務と、求職者のスキル・経験・性格などを両方知っている従業員の紹介のため、自社に合う人材を採用できる可能性が高まります。

社内でリファラル採用の実施について周知するだけで始められるため、コストを低く抑えやすい方法です。ただし従業員の協力がなければ採用活動に結びつかない点には注意しましょう。

アルムナイ採用

自社を1度退職している人を再び採用するのがアルムナイ採用です。自社の事業や実際に取り組む業務についての経験があるため、即戦力としての活躍を期待できます。

アルムナイ採用を実施するときには、今働いている従業員の退職へのハードルを下げてしまわないよう対策が必要です。またアルムナイ採用の待遇によって不公平感を生まないことにも注意しましょう。

定着率アップには入社後の人事施策も重要

中途採用の施策に注力して採用に成功したあとは、人材が定着し長く働き続けやすくなるよう取り組むことが重要です。定着率アップにつながる人事施策を見ていきましょう。

関連記事:人材定着は何に取り組むべき?定着しないときの課題と施策を確認

研修制度の整備

入社後の研修は転職者の人材定着に役立ちます。即戦力となる経験者を採用したとしても、入社直後はまだ自社の仕事の進め方を知りません。まずは自社の事業について全体像を把握する機会を設けましょう。

担当する仕事についての研修も必要です。専門分野に関する知識を持っている転職者であっても、すぐに自社のやり方が分かるわけではありません。現場に教育担当者を設けて説明したり、慣れるまで一緒に仕事をしたりするとよいでしょう。

現場に任せきりにするのではなく、社内の制度として研修を実施します。

転職者のフォロー

面談の実施といった方法で定期的にフォローすることも、採用した人材の定着につながります。

中には自社での仕事のやり方や職場の雰囲気などに馴染めないまま、離職を決めてしまう転職者もいるでしょう。定期的に面談を行い、悩みや不安を聞き取る機会を設けていれば、転職者が離職を選ぶ前に何らかの対策を取れる可能性が高まります。

キャリアのサポート

希望のキャリアを実現するために転職した人は、入社した企業で望むキャリアを実現できそうにないと判断すると、再び転職する可能性があります。

人材定着につなげるには、転職者がどのようなキャリアを希望しており、それを自社でかなえるには何が必要となるかを提示することです。

将来的に必要となるポジションのために採用したのであれば、どのくらいの時期にそのポジションへ就くことになるかを明確にします。

また転職者が希望するキャリアを実現するには、現状ではスキルや経験が不足しているようなら、今携わっている仕事が希望のキャリアにどのようにつながっていくのかを説明するとよいでしょう。

マネジメント層のスキルアップ

転職者の離職防止には、マネジメント層のスキルアップも欠かせません。リーダーが十分な能力を持っていなければ、転職者の育成がスムーズに進まず、モチベーションやパフォーマンスの低下につながる可能性があるためです。

リーダー向けの研修を実施したり、部下によるリーダーの評価制度を導入したりすることで、マネジメント層のスキルアップにつながります。

中途採用に役立つ「チケットレストラン」

中途採用やその後の定着率アップには、エデンレッドジャパンの提供している食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」が役立ちます。

セブン‐イレブン・ファミリーマート・ローソンといった大手コンビニチェーンや、𠮷野家・松屋・すき家といった牛丼チェーン、ドトール・上島珈琲店といったカフェなど、全国にある25万店舗以上の加盟店で食事を購入できる「チケットレストラン」を導入するメリットを見ていきましょう。

充実した福利厚生による魅力アップ

食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」を導入すると、福利厚生の充実度アップにつながります。

求職者は入社する企業を選ぶときに福利厚生をチェックしています。その他の待遇が同程度であれば、福利厚生の充実度が入社の決め手になるケースもあるようです。

チケットレストラン」を導入した企業からは「採用がスムーズに進むようになった」という声もあがっています。

詳細な導入事例はこちら:関西エアポートオペレーションサービス株式会社

実質的な手取りアップで定着率向上

一定の利用条件下で導入すると所得税の非課税枠を活用できる食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」は、従業員の実質的な手取りアップにもつながる福利厚生です。入社後の良好な待遇により、中途採用の定着率アップが期待できます。

福利厚生の仕組みを利用した手取り額アップを、エデンレッドジャパンでは「第3の賃上げ」と定義しました。詳しくはこちらの「資料請求」からお問い合わせください。

関連記事:“福利厚生”で実質手取りアップと高いエンゲージメントの実現を「#第3の賃上げアクション」プロジェクト

人事施策を知り中途採用を成功させよう

人材確保のために中途採用に注目する企業の割合が高まっています。このような状況で中途採用を成功させるには、自社に合う施策に取り組むとよいでしょう。

併せて採用した人材が定着して長く働き続けられるよう、入社後の人事施策の見直しも欠かせません。

エデンレッドジャパンの提供している食事補助の福利厚生サービス「チケットレストラン」の導入は、人材の採用にも定着にも役立つ取り組みです。自社の人材確保に向けて、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

参考記事:「#第3の賃上げアクション2025」始動、ベアーズが新たに参画~中小企業にこそ“福利厚生”による賃上げを! “福利厚生”で、より働きやすく、暮らしやすい社会へ~

「賃上げ実態調査2025」を公開~歴史的賃上げだった2024年も“家計負担が軽減していない”は7割以上!~

新しいキャンペーン①:従業員の生活支援に!「第3の賃上げ」導入応援キャンペーン開始 ~食事補助サービス「チケットレストラン」で“手取りアップ”を実現~

新キャンペーンのお知らせ② :【愛知県限定】物価高対策・従業員の生活支援に!「第3の賃上げ」導入応援3月無料キャンペーンを実施

資料請求はこちら

当サイトにおけるニュース、データ及びその他の情報などのコンテンツは一般的な情報提供を目的にしており、特定のお客様のニーズへの対応もしくは特定のサービスの優遇的な措置を保証するものではありません。当コンテンツは信頼できると思われる情報に基づいて作成されておりますが、当社はその正確性、適時性、適切性または完全性を表明または保証するものではなく、お客様による当サイトのコンテンツの利用等に関して生じうるいかなる損害についても責任を負いません。