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【社労士監修】定着率向上ツールおすすめ8選!選ぶポイントも解説

【社労士監修】定着率向上ツールおすすめ8選!選ぶポイントも解説

2024.06.07

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監修者:吉川明日香(社会保険労務士・ 吉川社会保険労務士事務所)

従業員の定着率向上は企業にとって重要な課題です。定着率向上ツールを活用すれば、従業員の状況を効率的に把握し、適切な施策を講じられます。本記事では、おすすめの定着率向上ツール8選と選ぶポイントを解説します。

定着率向上ツールとは?

従業員の定着率向上は、企業にとって重要な課題です。定着率改善ツールを活用すれば、従業員の満足度やストレス状況を把握でき、要因分析に基づいた適切な施策を実施できます。

定着率向上ツールには、離職リスクの高い従業員を事前に発見してアラートを出す機能や、組織と従業員の相性を診断する機能などが備わっています。テレワーク・リモートワークが増える中で、従業員の状況を直接観察することが難しくなっているため、定着率改善ツールの役割はますます重要になりつつあるのです。

定着率向上ツール導入4つのメリット

定着率向上ツールを使うことで、企業にはどのようなメリットがあるのでしょうか。4つに分けてそれぞれ解説します。

エンゲージメントの可視化とモチベーション向上

従業員と企業の絆を表す「エンゲージメント」は、定着率の指標となります。定着率向上ツールを活用すれば、エンゲージメントの低下した従業員を特定し、迅速な対応が可能です。モチベーションの変化もタイムリーに把握できるため、突然低下している従業員がいるケースでも、上司が積極的に対話の機会を設けられます。本音を傾聴することで、モチベーション向上のタイミングを逃しません。

コミュニケーション活性化と組織の健全性維持

従業員の悩みや本音をツールで可視化することで、日常的なコミュニケーションによる問題解消につなげやすいです。上司・同僚間での相談や意見交換が活発になれば、個人やチームのパフォーマンス向上と組織の健全性維持にもよい影響が期待できます。風通しの良い組織作りは、定着率向上につながるでしょう。

人事業務の効率化と人材育成

離職リスクの早期発見は、いわゆる「びっくり退職」を減らすことにつながります。「びっくり退職」とは、優秀な従業員が、突然退職してしまうという事象のことです。急な退職への対応は、人事担当者の業務負荷を大きく増やします。ツールを活用して離職の兆候を察知できれば、急な負荷の予防になるでしょう。さらに、コストをかけて育成した人材の定着も図れるため、人材育成の観点でもメリットがあります。

従業員コンディションと把握とフォロー

リモートワーク環境でも、業務負荷やメンタルヘルスの状況を的確に把握できます。コンディションをツール上で可視化し、フォローが必要な従業員に早期対応できるようになります。

定着率向上ツール導入4つのポイント

離職防止ツールには、自社の状況に合うツール導入により離職リスクの低減を目指すことが求められます。自社に合うツールを選ぶポイントを確認しましょう。

1.現場の従業員にとっての使いやすさ

シンプルでわかりやすい操作性、楽しいデザイン性など、従業員が実際に使いたくなるツールを選ぶことが重要です。業務時間中に答えることを考えると、アンケートなどの手間が少なく、長期運用が可能なツールが望ましいでしょう。

2.適正な予算設定

具備されている機能とコストのバランスを検討し、予算内で最大のパフォーマンスが得られるツールを選びましょう。オプション追加にも注意が必要です。予め見積もりをとることはもちろんですが、無料トライアルも活用できます。

3.サポート体制の充実度

導入前の目標設定からデータ分析、改善策の提案まで、手厚いサポートが期待できるかどうかをチェックしましょう。サポート内容は各ツールで異なるため、企業の状況に合ったものを選ぶ必要があります。

4.同業他社の活用事例の参考

公式サイトなどで公開されている導入事例を参考にすると、企業の課題に適しているかどうかの判断がしやすくなります。同業種の企業の成功事例は、スムーズな導入と運用の目安になり、導入後のイメージがしやすいです。

定着率向上ツールおすすめ8選

定着率向上ツールには多様な種類があり、企業の規模やニーズに合わせて適切なものを選ぶ必要があります。ここでは、おすすめの離職防止ツール8選を紹介します。なお、本記事で紹介する定着率向上ツールの情報は、2024年5月時点のものです。

1.SOMPOヘルスサポート株式会社「LLax forest(リラクフォーレ)」

LLax forest」は、次のような特徴で、従業員の定着率向上をサポートします。

  • サーベイ:「メンタルヘルス」「フィジカルヘルス」「エンゲージメント」の3要素、計108問で構成されており、従業員の課題をもれなく把握できます。
  • データ分析/フィードバック: 人事管理画面で組織全体や各カテゴリ、項目別の結果を詳細に確認できます。
  • ソリューション: サーベイ結果に基づき、ヘルスケア専門家による100種類以上の動画やコラムが従業員に表示され、セルフケアを支援します。
  • 福利厚生(オプション): 豊富な福利厚生メニュー(宿泊、フィットネス、マネーなど)を提供し、サーベイ結果からリンクして各従業員に合ったメニューを紹介できます。

多角的な視点から従業員の状況を把握し、動画やコンテンツ、福利厚生メニューを通じて適切なケアを提供することで、従業員の定着率向上を支援できます。企業は従業員の課題に合わせた施策を打ち出し、結果的に定着率の向上を目指せます。具体的には、サーベイの「職場の人事評価」「職場や部署の一体感」「仕事の成長機会」「労働時間」などに注目することで、どの項目が定着率向上の課題であるか見つけ出すことが可能です。

  • Webサイト:LLax forest
  • 無料トライアル:オンラインZoomにて実施

2.株式会社テガラミル「テガラみる」

テガラみる」は、従業員の心のコンディションを可視化し、適切なフォローを行うことで定着率向上を実現するアプリタイプの定着率向上ツールです。テレワーク中心の働き方であったり、新人のフォローが手厚くできないなどの企業の悩みをサポートできます。4つの主な機能は以下のとおりです。

  • お天気だより:従業員が入力した"心のお天気"を一目で確認できます。気になる従業員をスムーズに特定可能です。
  • タイムライン:従業員と1対1でプライベートな交流ができます。40種類のわかりやすいスタンプで気軽にコミュニケーションが取れます。
  • アンケート&掲示板:食事会など簡単なアンケートの実施や、全従業員へのお知らせの配信ができて便利です。
  • アラート機能:独自のロジックで心のコンディション悪化や未入力者を検知します。漏れのないフォローが可能です。

オプション機能もあり、定着率アップにおすすめの機能として、専任コンサルタントによる「離職分析」、注意が必要な従業員へのフォロー代行でフォローをバックアップもできます。心のお天気の雲行きが怪しい場合、適切な返信を専任コンサルタントがサポートしてくれるので、人事担当者の心の負担も少ないです。

  • Webサイト:テガラみる
  • 無料トライアル:要問い合わせ

3.株式会社フォロアス「いっと」

いっと」は、退職者に第三者のインタビュアーがホンネを聞き出し、その内容を分析して企業ごとに最適な離職対策を立案するサービスです。主な機能を紹介します。

  • 退職者のホンネから本当の課題を掴む:人事担当者では聞き出せないホンネを退職者から引き出し、隠れた本質的な課題を明らかにできます。
  • 適切な対策を立案:ホンネの分析から企業の実情に合った対策を導き出すため、確実に定着率が改善できます。
  • 退職者とのパイプ役になれる:退職者との橋渡しをして、出戻り採用のサポートや風評被害対策が可能です。

「いっと」では、ホンネに基づく確実な離職対策により、未来の貴重な人材の定着を実現できます。

  • Webサイト:いっと
  • 無料トライアル:あり

4.株式会社HRBrain「組織診断サーベイ」

組織診断サーベイ」は、従業員エンゲージメントの向上や人的資本の情報開示に役立つクラウド型の定着率向上ツールです。機能の充実度が高く、大企業に幅広く導入されているなど、組織改善を効果的に推進することが可能です。主な機能を紹介します。

  • 柔軟な設問設計でカスタマイズ性が高い
  • 活用方法に合う配信スケジュール
  • クロス分析など豊富な分析
  • 離職予兆分析
  • アクションレポート

人材データとの紐付けで精度の高い分析での課題発見もできます。必要な機能だけを自由に組み合わせて最適化できるカスタマイズ性の高さにより、企業規模によらず導入効果が得やすいでしょう。簡単な操作であったり、既存システムと連携も可能であったりと、企業の個別ニーズを満たしながら、定着率向上が目指せます。

5.Sharin株式会社「シナジーHRサンクスツール」

シナジーHRサンクスツール」は、日常業務での感謝の気持ち・褒める気持ちを可視化し、認め合う風土を育むクラウド型のコミュニケーションツールです。感謝を形にしてシェアすることで、一体感や働くことへのモチベーションが自然と強まり、組織力向上、定着率向上に繋がります。

仕組みはシンプルでだれでも使いこなせるのも魅力です。プロジェクトなどで、企業内の人材をどのように配置するか考えたり、中途従業員とのコミュニケーションをしたりする際にも役立ちます。主な機能は以下のとおりです。

  • 感謝メッセージ(サンクスカード)を企業内で共有できる
  • 個人の活躍ぶりが一目でわかる個人ページ機能
  • 企業理念に沿ったメッセージカードが作れる
  • サンクスカード数でのランキング機能で表彰制度に活用可能
  • プロフィール機能と連携し、企業内コミュニケーションが活性化

人事担当者は、簡易集計で利用状況をグラフで確認できるため、次に必要なアクションの検討が可能です。顔写真付きのプロフィールは、「名前がわからなくて困る」ことがなくなり、新しく入った仲間と打ち解ける際にも役立ちます。総じて、人間関係のトラブルのない職場作りに効果的です。

6.株式会社アトラエ「Wevox」

Wevox」は、従業員の心理状態や組織文化などの「見えにくい部分」を可視化することで、エンゲージメントの高い組織作りをサポートするクラウド型のサービスです。属性や過去データとの比較など、多角的な分析でエンゲージメント向上における阻害要因を分析し、特定できます。結果の解釈により、次のアクションを促せるため、なぜ定着率が上がらないかという経営課題に対しての改善サイクルを作り出せるのです。主な機能をみてみましょう。

  • 従業員サーベイで心の状態を可視化:3分で回答できるエンゲージメントサーベイや、企業ごとのオリジナルのカスタムサーベイなどを実施できます。
  • AIが分析結果から施策をアドバイス:個人やチームの課題をAIが分析し、具体的な改善策を示唆してくれます。
  • 個人フォローや現場主体の改善サイクルをサポート:個別フォローが必要な従業員を特定し、現場主体の改善活動を促進します。
  • さまざまな切り口でデータ分析が可能:属性や過去データとの比較など、多角的な分析でエンゲージメントの阻害要因を特定できます。

導入企業3,140社超で実績があるサービスです。多数の回答データから、精度の高い分析を実施し、エンゲージメントを向上できます。

  • Webサイト:Wevox
  • 無料トライアル:1か月あり

7.日鉄ソリューションズ株式会社「なやさぽ」

なやさぽ」は、従業員の仕事の悩みを整理し、解決への一歩を後押しすることで、離職を防止し、定着率アップにつなげるサポートツールです。悩みを抱えた状態が長く続くと、離職につながります。そこで、従業員一人ひとりの悩みに着目し、整理と言語化をサポートすることで、上司とのコミュニケーション改善や本音把握を実現し、定着率の向上が期待されるのです。主な特徴を解説します。

  • 悩みが整理され、解決へ向けて自発的に動ける:専門的な質問に答えることで、従業員一人ひとりの悩みが整理され、解決に向けた行動を促します。
  • 悩みを言語化でき、面談の質が上がる:面談前に悩みを言語化しておくことで、上司との面談がスムーズになり、本音が引き出しやすくなります。
  • 匿名で本音が見える:匿名で悩みを打ち明けられるため、サーベイでは見えなかった従業員の本音が把握できます。

PCでもスマホでも気軽に利用でき、利便性が高いのもメリットです。部署別や業界平均と比較したレポートで施策検討にも役立つ情報が得られます。なお、動物をモチーフとしたデザインは、どことなく優しく温かみがあり、悩みを抱える人の気持ちに寄り添った印象です。

  • Webサイト:なやさぽ
  • 無料トライアル:あり

8.株式会社エデンレッドジャパン「チケットレストラン」

定着率向上ツールとして、福利厚生サービスを導入することもおすすめです。定着率向上が期待できる食事時補助の福利厚生について紹介します。

エデンレッドジャパンの「チケットレストラン」は、従業員のランチ代を企業が半額負担することで、従業員のランチの満足度をアップし、その結果エンゲージメントや定着率アップが期待できる福利厚生サービスです。内勤、外勤、出張先、深夜勤務など、どのような勤務環境であっても、直接雇用のある従業員であればサービスを利用できます。全国25万店舗以上の加盟店にはコンビニやカフェチェーン、 Uber Eats などがあり、従業員の好きな時間に好みの食事を選べます。

定着率向上ツール_01

出典:HR総研|人材定着の取り組みに関するアンケート 調査報告

ここで、定着率向上の鍵を握る項目として、待遇面の改善が重要であることを物語るデータがありますので確認しましょう。2021年4月23日〜30日にHR総研が実施した「人材定着の取り組みに関するアンケート 調査報告」によると、離職理由の1位は上司との人間関係、2位は業務内容のミスマッチ、そして3位は待遇(給与・福利厚生)です。定着率アップツールに加えて、従業員が喜ぶ「チケットレストラン」などの福利厚生サービスを導入することが、従業員の離職率ダウンと定着率アップにつながることが示唆されています。

食事は毎日必ずとるものです。「チケットレストラン」の場合、カード1枚配布するだけで福利厚生による食事補助が提供できるため、従業員が気軽に利用できるのが喜ばれる理由です。定着率アップのための具体的な施策として活用できます。

適切な定着率向上ツールの活用が重要

適切な定着率向上ツールの活用が、企業の成長と人材定着の両立に欠かせません。企業の課題や状況に合わせて、最適なツールを選び、活用することが肝心です。

定着率向上のためには「チケットレストラン」のような食の福利厚生サービスなどの選択肢もあります。導入企業の利用率98%、継続率99%、従業員満足度93%という数値のとおり、モチベーション向上にも効果的なサービスです。紹介したほかのサービスと比較しつつ、「チケットレストラン」の導入を検討してみませんか?

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