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リスキリングに資格取得を取り入れる方法!リスキリングに活かせる資格も紹介

リスキリングに資格取得を取り入れる方法!リスキリングに活かせる資格も紹介

2024.01.03

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変化の多いこの時代で企業が生き残るには、既存スキルのアップデートするなど、変化に対応するための前向きな取り組みが重要になります。多くの企業では、業務や職場環境において、時代に適応するための施策を考えることになるでしょう。そのためのプロセスで注目されているのがリスキリングによる学び直しです。

この記事では、リスキリングとして資格取得を推進する方法、およびリスキリングに活かせる資格について解説します。従業員満足度向上など、リスキリング成功の鍵を握るモチベーションアップの方法にも触れますので、企業の人事担当者の方はぜひ参考にしてください。

リスキリングとは?

リスキリング(reskilling)とは、既存のスキルをアップデートし、新しいスキルを習得するためのプロセスのことです。リスキリングでは、従業員が新しい技術・業務に適応してもらうことを目標に、スキルの獲得を目指します。なお、リスキリングはデジタルスキルのみを対象とはしていません。デジタルスキルに注目されることが多いですが、それはデジタルスキルを前提とした業務が増えたことによるものです。

リスキリングが注目されている3つの理由

ここからはリスキリングが注目されている理由について、3つのポイントで解説します。

理由1.DX推進におけるデジタル人材の不足

経済産業省の「IT人材需給に関する調査」によると、2030年までに最大約79万人のデジタル人材が不足する可能性があるとのことです。IT技術の進展は目覚ましく、今後IT関連市場規模は拡大すると予測されています。そのため、IT化に取り組む企業も増加しています。いまや、まったくシステムを導入していない企業はほとんどありません。新規導入だけでなく、保守・管理などでも、移行の際に新しいIT技術の導入を余儀なくされるため、新しい技術に柔軟に対応できるデジタル人材の育成が不可欠です。

参考:経済産業省「IT人材需給に関する調査

理由2.「リスキリング」の必要性を重視する宣伝が増加

リスキリングの必要性を強調したイベントがあったことも、リスキリングが注目されるようになった理由のひとつです。2020年開催の世界経済(ダボス)会議では「2030年までに10億人により良い教育、スキル、仕事を提供するというイニシアチブ」を掲げています。また、2021年、岸田文雄内閣総理大臣が掲げたデジタル田園都市国家構想もリスキリングの宣伝になりました。「デジタル実装を通じて地方が抱える課題を解決し、誰一人取り残されずすべての人がデジタル化のメリットを享受できる心豊かな暮らしを実現する」というもので、デジタル化を重視する内容です。

参考:内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局公式ホームページ

資格取得はリスキリングに役立つ

デジタル化などを推進したい企業は、どのような方法でリスキリングを推進していくか検討することになります。リスキリングのプロセスとして新たに教育制度を整える方法もありますが、既存の仕組みを生かしたいと考える企業もあるでしょう。そういった企業には、資格取得によるリスキリングが向いています。資格取得では、これまでの業務とは異なる分野の知識・技術を身につけられることから、リスキリングとして従業員に推進することが可能です。

企業がリスキリングで資格取得を推進する3つのメリット

リスキリングで資格取得を推進することで得られるメリットについて紹介していきます。

メリット1.従業員の市場価値が高まる

従業員の市場価値を高めるのが資格取得で得られるメリットです。資格があると、誰がみても明らかにスキルの保持を証明できます。企業が従業員を評価する際にも利用しやすいです。企業では、資格取得を昇格の条件にしたり、賞与などの従業員の評価を下すときにプラスの価値を付与することが可能です。企業の資産である従業員の市場価値が高まれば、企業の価値も高まります。

メリット2.生産性向上

資格取得は、業務の生産性向上にもつながります。資格取得に取り組むことで、従業員が新たな視点で業務を見つめられ、これまで見えていなかった課題に気づけるようになるからです。また、資格取得で専用のスクールなどに通う場合、職場以外での人材ネットワークが作れるという点もメリットになります。共に資格取得を目指す仲間ができ、成長を見つめ合うことで刺激を得られます。

メリット3.従業員のモチベーションアップ

資格取得という目標を定め、企業が目標の達成を支援することは、従業員のモチベーションアップを促せます。成果が見える目標を設定することで、モチベーションが上がり、やりがいを感じやすいためです。離職率の低下にもよい影響が期待できるでしょう。

企業がリスキリングで資格取得を推進するときの3つの注意点

企業がリスキリングで資格取得を推進するときの注意点について、3つのポイントで解説します。

注意点1.資格取得が評価に直結しないこと伝える

リスキリングで資格を取得すれば、評価が必ず上がるわけではないことを、あらかじめ明確に伝えることが大切です。資格は、知識や技術を保持していることを証明できます。しかし、実務において成果を出してこそ、資格が活かせます。評価に資格取得が直結しないことはしっかり伝えてください。

注意点2.従業員にあった資格を推進する

リスキリングでの資格取得では、それぞれの従業員に適した資格を推奨することも大事です。いままでの経験やスキルとは無関係の資格を習得しても、業務に活かすことは困難です。リスキリングでは、多くの資格取得を推進するのではなく、実務経験にプラスして組み合わせて業務の知見が広がるような資格を推進する必要があります。

注意点3.従業員が満足しやすい職場環境を用意する

リスキリングで資格取得を推進する際に、あらかじめ整えておきたいのが働きやすい職場環境やメリットが実感しやすい福利厚生です。従業員は資格取得に向けて、エネルギーを注ぎます。従業員満足度が高い企業であれば、資格取得を推進されたときに前向きに取り組む気持ちが起こりやすいです。逆に、従業員満足度が低い企業の場合、資格取得へのモチベーションを保つことが難しく、最終的に資格取得を諦めてしまうかもしれません。

全従業員が公平に利用できたり、昨今のインフレ手当などにも該当するなど、目玉となる福利厚生があると、従業員満足度が高まりやすいでしょう。

たとえば、エデンレッドジャパンが提供する「チケットレストラン」は、全国どこでも24時間、提携店舗(コンビニやファミレスを含む)などで使用できるICカード型の福利厚生です。「従業員の食事代を半額支給する」という、具体的でわかりやすいメリットがあります。リスキリングで資格取得を推奨する場合など、あわせて導入し従業員のモチベーションアップを促進することも可能です。

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40代50代のセカンドキャリアにも活かせる資格もある

リスキリングは、若い世代の従業員だけでなく、全世代の従業員を対象にしていくことが推奨されます。40代や50代など、これまである程度経験を積んだ人材も、リスキリングで資格取得し、学び直すことで市場価値を高めることが可能です。

働き方改革やDX化など技術の進歩に対応できる

既存のITスキルや業務スタイルに固執していては、DX化や新しい働き方(リモートワークなど)に対応できません。年齢を問わず、新しい技術や自社のルールに適応していくためのスキルが必要です。

培った経験を活かした市場価値が生み出せる

時代が求めるスキルを習得できない従業員は、職場内で活躍できる業務が減ってしまいます。企業としては、時代に応じたスキルを習得してもらうことを目標に、IT関係の資格取得を推進することもあるようです。資格の種類によっては、職場内でも活躍の場を広げることにもつながります。40代50代になるまでに培った経験と取得したスキルをもとに、新しい業務にチャレンジすることも可能です。

マネジメント経験を活かしたキャリアを開拓できる

50代などこれまでマネジメント経験がある場合は、コーチングスキルなどの資格取得で知識を増やし、キャリアマネジメント分野で活躍する道もあります。介護などの理由で、働き方を見直すこともありえるのが50代です。リスキリングで身につけた資格と豊富な経験を生かし、セカンドキャリアを開拓する道もあります。

資格試験の取得によるリスキリング導入ステップ

ここからは、資格取得によるリスキリング導入のステップを紹介していきます。

▼ステップ1.リスキリングの目的・目標となる資格を設定

まず、自社の事業内容を踏まえ、リスキリングにおいて従業員に身につけさせたいスキルを整理しましょう。これまでの業績や事業内容についてのデータも参考にしながら、リスキリングで身につけさせたい目標の資格を設定します。もし、今後ステップ2で可視化した資格が、ステップ1で設定した目標の資格とのギャップがある場合、ギャップを埋めるためのステップとなる資格も整理していきましょう。

▼ステップ2.従業員の現スキル・資格の可視化

自社の従業員が現在保有しているスキルや資格を確認します。従業員アンケートなどで、スキルや資格を可視化する方法で、詳しく確認していきましょう。

▼ステップ3.スキルの習得プログラムとして資格試験を活用

スキルの習得につながる資格、または目標とする資格を取得するための資格を選定します。自社でテキストを準備する、あるいは資格試験用の学習コンテンツを準備しましょう。

▼ステップ4.習得したスキルを実務で活用

資格取得後は、習得したスキルを従業員に実務で活かしてもらいます。資格試験に合格しただけでは、知識が定着しているかわかりません。学習したテキストやコンテンツは、繰り返し見直すよう推奨し、知識の定着化をはかります。

資格試験を活用したリスキリングに向いている資格

資格試験を活用したリスキリングには、どのような資格が向いているのでしょうか。以下の6つのタイプの資格について、それぞれ詳しく紹介します。

資格の系統 内容
IT系 ITパスポート

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

情報セキュリティマネジメント試験

マーケティング系 マーケティング検定

ネットマーケティング検定

AI・機械学習系 G検定

AI実装検定

データサイエンス・統計系 統計検定

ビジネス統計スペシャリスト

プログラミング系 VBAエキスパート

Pythonエンジニア認定試験

人事系・マネジメント系

キャリアコンサルタント試験

メンタルヘルス・マネジメント検定試験

ビジネスマネジャー検定試験

PMP資格

◯IT系

IT関連の資格は、知識が業務に即役立てられる資格が人気です。基礎的な知識を強化できる資格、日々の業務を効率化するのに役立つ資格、情報セキュリティに関する資格などがあります。ここでは「ITパスポート」「MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)」「情報セキュリティマネジメント試験」という3つの資格を紹介します。

IT パスポート

ITに関して基礎知識やスキルがあることの裏付けになるのが「ITパスポート」です。ITパスポートの保持は情報共有や業務効率化が円滑に行える証明となるため、職種を問わず求められる資格といえます。就職でも有利な資格といわれ、企業全体のデジタルリテラシーの底上げにも活用できることから、リスキリングとして推奨するのに適した資格です。

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

ITパスポート」は、国際資格の1種であり、マイクロソフト社製のソフト「Word」「Excel」に関する知識とスキルが身につけられる資格です。世界中の企業が使うソフトを使いこなせると、さまざまなオフィスシーンで活躍できます。日常業務の効率化にも役立つ資格です。

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験」は、「情報セキュリティをいかに確保するか」という課題に対する取り組み方を学べる資格です。ITによる技術的な対策と、管理面で人がすべき対策とを学べます。機密情報や個人情報など、企業には流出が許されない情報資産があり、サイバー攻撃などで情報漏洩すると企業価値が下落してしまうため、情報セキュリティ対策は欠かせません。経営課題に直結する知識を習得でき、マネジメント層の方などに推奨できる資格です。

◯マーケティング系

マーケティング系の資格は、従業員の専門性を高められ、即実務に活かせる知識が身につけられます。ここでは「マーケティング検定」「ネットマーケティング検定」という2つの資格を紹介します。

マーケティング検定

マーケティング検定」は、公益社団法人日本マーケティング協会が主催している内閣府認定の民間試験です。1級〜3級まであり、3級であればマーケティングに関する基礎知識を幅広く習得できます。市場分析・消費者行動を理解した上での製品・価格戦略なども学べるため、現場で即活かせるスキルを身につけることが可能です。リスキリングの資格にふさわしいでしょう。

ネットマーケティング検定

ネットマーケティング検定」は、インターネットによるマーケティングの知識を身につけられる資格です。広告・SEO(検索エンジン最適化)・SEM(検索エンジンマーケティング)など、Webマーケティングの特性を基本的なことから網羅的に学べます。企業のWeb担当者などが身につけると活かせる内容が多く、リスキリングとしても活用できます。

◯AI・機械学習系

今後増えることが予想されるAI搭載のサービスには、前向きに取り組む姿勢の企業も多いでしょう。ここでは「G検定」と「AI実装検定」という2つの資格を紹介します。

G検定

G検定」は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)の主催する民間の検定試験です。ディープラーニングといい、人間が自然に行う作業をコンピューターに学習させる手法について学べます。AIを扱えるDX人材の育成ができるため、AIをビジネスに活用したい企業の従業員に適した資格です。

AI実装検定

AI実装検定」は、名称どおり、AIの実装に関わる知識を網羅的に学べる資格で、基礎〜実装まで幅広くカバーできます。レベル上位からS級・A級・B級とあり、前述したG検定を意識したのがA級レベルです。ビジネスでいかにAI実装するのかを学べます。G検定とセット取得すると相乗効果で知識の定着率が高められるでしょう。

◯データサイエンス・統計系

データサイエンス・統計系の資格は、ビジネスで即戦力となる情報管理や分析力を身につけられるのがメリットです。ここでは「統計検定」「ビジネス統計スペシャリスト」という2つの資格を紹介します。

統計検定

統計学について学ぶ過程で、統計的な考え方を習得できるのが「統計検定」です。データ分析へのアプローチ法やデータ分析の結果を解釈する思考を身につけられます。データサイエンティストとしての人材を育成したい企業の従業員に、取得推奨される資格です。

ビジネス統計スペシャリスト

ビジネス統計スペシャリスト」は、データ分析に関する実践力が身につく資格です。統計検定との違いについても押さえておきましょう。統計理論活用法や数学的知識が身に着くのが統計検定であるのに対し、Excelで関数を使いこなし統計的知識を活かす実践的なスキルが身につくのがビジネス統計スペシャリスト検定です。実技で実践的なスキルが習得できるため、データ分析が業務で欠かせない企業のリスキリングに向いています。

◯プログラミング系

プログラミング系の資格は、ITに関する知識が身につくだけでなく、論理的思考力も養えることでリスキリングにおいて注目されています。ここでは「VBAエキスパート」「Pythonエンジニア認定試験」という2つのプログラミング系資格をみていきましょう。

VBAエキスパート

VBAエキスパート」は「Visual Basic for Applications」略称で、マイクロソフト製のMicrosoftOfficeシリーズ搭載のプログラミング言語に関する知識とスキルが身につく資格です。大量のデータ処理、手作業の自動化など、実務に幅広く活用でき、デジタル人材の育成に注力している企業の従業員に取得推奨される資格です。

Pythonエンジニア認定試験

Pythonエンジニア認定試験」は、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施する民間資格です。プログラム言語「Python」についての専門スキルを身につけられます。「Python3エンジニア認定基礎試験」「Python3エンジニア認定データ分析試験」「Python3エンジニア認定実践試験」という3つの試験があります。Pythonは、シンプルでわかりやすいプログラミング言語といわれており、少ない行数でコードを記述できるのが特徴です。Pythonは、AI開発で実績が多いことも特徴で、AI開発を視野に入れている企業のリスキリングに向いています。

◯人事系・マネジメント系

健康経営や職場環境の整備に力を入れている企業は、人事系・マネジメント系の資格をリスキリングに取り入れましょう。ここでは「キャリアコンサルタント試験」「メンタルヘルス・マネジメント検定試験」「ビジネスマネジャー検定試験」「PMP資格」という4つの資格を紹介します。

キャリアコンサルタント試験

2016年に国家資格となったのが「キャリアコンサルタント試験」で取得できる資格です。労働者が最適な環境で自分らしく働くためのサポートを行うためのスキル「キャリアコンサルティング」が身につきます。企業の人事担当者が人事スキルを向上させるだけでなく、40代50代のセカンドキャリアとしても活用できる資格です。多様な働き方を推進する企業には、リスキリングとして活用度の高い資格となります。

メンタルヘルス・マネジメント検定試験

メンタルヘルス・マネジメント検定試験」は、厚生労働省「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に基づき、メンタルヘルスを維持向上させるために必要な対処方法を学びます。労働者の心の不調を未然予防するための知識が身につく資格です。職場環境を整備する立場である管理職や人事担当者に取得が推進される資格となっています。3つのコースがあり、合格率20%のⅠ種の場合、論述問題もあるなど総合的にメンタルヘルスを実務に活かせるスキルが身につく資格です。

ビジネスマネジャー検定試験

ビジネスマネジャー検定試験」は、マネージャーが身につけておくべき重要な基礎知識を身につけられます。企業内で今後マネジメントを担う管理職層に対し、推奨される資格です。

PMP資格

PMP資格」とは、「Project Management Professional」の頭文字をとったもので、プロジェクトのマネジメント能力が身につけられる国家資格です。単純にプロジェクトマネジメントの経験があるだけでは不十分で、マネジメントに対する実際的な姿勢も問われます。順序立てて仕事を取りまとめて進行するスキルがある人材は、業種や職種を問わず価値が高いです。リスキリングで資格を習得してもらうことで、さまざまなプロジェクトにおいて、資格を保有する従業員が長期的に活躍できるでしょう。

働きやすい職場環境を整え資格取得を応援しませんか

デジタル人材の育成のため、業務の生産性向上のため、セカンドキャリアに活かすため、といった理由でリスキリングに取り組む企業が増えています。AI搭載の技術は増加し、今後の拡大市場としても予測されています。これまで採用してきた従業員のうち、誰もが保持していないスキルが必要な局面が増えるでしょう。資格取得を通してリスキリングに取り組むことは、企業の将来性を確保することにつながります。

一方、難易度の高い資格の取得は、従業員の負荷になります。自社の従業員が前向きな気持ちで資格取得に励んでもらうためには、職場環境を整える取り組みも欠かせません。「長く働きたい企業」として従業員に選ばれるためにも、魅力的な福利厚生を導入し、リスキリング成功につなげませんか。

エデンレッドジャパンの「チケットレストラン」は、ランチ代を半額支給できる食の福利厚生です。昨今の物価高を意識したインフレ対策としても活用いただける福利厚生となっています。ぜひ「チケットレストラン」に代表される従業員が喜ぶ福利厚生で、資格取得を応援し、リスキリングを成功させましょう。

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