日々のバランスのよい食事が、健康で長く過ごすために重要というのは、よく知られている事実です。そしてバランスが重要なのは、私たちが暮らすこの星、地球にとっても同じこと。さまざまな物質が絶えず循環している地球のシステムを長く健全に維持するために、私たち一人ひとりにも、配慮が求められる時代になっています。この分野で近年主流になっている考え方『Good for me, good for the planet(私にも、地球にも良い)』を知っていますか?
人間にとって快適な暮らしをただ我慢するのではなくて、幸せな暮らしと環境への負荷低減を同時に満たそうという発想です。チケットレストランのサービスを提供するエデンレッドも1962年の創業以来、全ての働く人たちにより良い環境をもたらすことを使命として活動を続けてきました。エデンレッドが掲げる企業の社会的責任方針(CSR)には3つの柱があり、Ideal people(人々)、Ideal planet(地球)、Ideal progress(進歩)という、まさに『Good for me, good for the planet(私にも、地球にも良い)』とおなじ考え方なのです。
生活を豊かにしながら、地球の循環システムへの負荷を減らす。そう考える人々が、そして飲食店が、もっと増えたら素敵だと思いませんか?
日本でも意識が高まっています
エデンレッドグループの調査結果から、日本でも「Good for me, good for the planet(私にも地球にもいい)」の意識が高まっていることが、明らかになりました。
チケットレストランにかかわる人々を対象にした調査※2 によると、飲食店に健康的な食事の提供を期待する人は7割以上にのぼります。同時に、フードロスに関心がある人は9割以上という結果が出ています。味や価格だけで飲食店が選ばれているわけではない、そんな事実が浮かび上がります。
フードロスとは?
Food loss(=フードロス、食品ロス)とは、まだ食べられるのに廃棄される食品のこと。
日本だけでフードロスは年523 万トンに上るとされており※1、
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量の1.2 倍もの量に相当します。
※1 消費者庁「令和3(2021)年度食品ロス量推計値の公表について」(https://www.caa.go.jp/notice/entry/033549/)
※2 エデンレッドグループが日本を含む世界19か国47,327人のビジネスパーソンを対象とした調査「FOOD Barometer 2023」
Q.飲食店に健康的な食事の提供を期待しますか?
飲食店に「美味しさ」が求められることは当然のこととして、今の時代、7割以上もの人が「健康的な食事」を求めているという結果が出ています。
Q.なぜ健康的な食事を選びたいと思いますか?
日本人の平均寿命が伸長していて、世界でも高い水準にある背景には、バランスのとれた食事がある※3とされていますが、なるほど多くの日本人が、きわめて意識的に食事を選んでいるようです。
※3 厚生労働省「日本人の長寿を支える「健康な食事」のあり方に関する検討会 報告書」(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000059931.html)
Q.フードロスに関心がありますか?
実に9割もの人が、地球環境の問題に関心があり、他人事ではなく自分事として捉えているのがわかります。
Q.飲食店に導入されると嬉しいフードロス対応はどれですか?
上記では具体的なアイディアが提示されています。損得のためではなく、環境のために「食べきりサイズ」や「持ち帰り」が求められています。
ヘルシーな食事とフードロス削減にチャレンジする飲食店も増加中!
飲食店を利用する人々の声に応えて、バランスの良い食事の提供と、環境へ配慮した取り組みの両立にチャレンジしている飲食店も増えています。
飲食店が『Good for me, good for the planet(私にも、地球にも良い)』を実践するポイントは主に3つ。
- 店舗や製造段階での食品ロスを削減すること
- お客様の食べ残しを削減すること
- 食品や機器などをリサイクルすること
チケットレストランをご利用頂ける加盟店企業様の中での代表的な事例としては、すかいらーくグループの取り組みが挙げられます。すかいらーくグループは「野菜を残さず使用する」「使用した分の食材を毎日補充する食材の自動発注システムを導入する」「お客様が食べきれるようにご飯の量を選択可能にする」「持ち帰り用の“もったいないパック”を用意する」など、上記ポイントを踏まえた様々な取り組みを行っています。
すかいらーくグループはフードロスの削減目標をホームページで公開しており、2018年の廃棄量を基準として2030年に50%削減し、2050年には75%削減すると宣言していますが、この高い目標も着実に達成へと向かっているそうです。
飲食店のオーナーと、お店を利用するユーザーとで、理想的な社会を実現する。チケットレストランがその橋渡しになれたら良いなと、そう考えています。
引用:すかいらーく(すかいらーくグループ)https://corp.skylark.co.jp/sustainability/environment/food_loss/
株式会社エデンレッドジャパン CSR室
本件に関するお問い合わせ先
エデンレッドジャパン広報事務局(KMCgroup内)担当:中村・佐藤
TEL:03-6261-7413 / Mail:info@kmcpr.co.jp